12月 29日: ミレナリオ

 何となく行ってみた。

 17:30点灯だったので、17:00に東京駅に着いていたのはいいけど、「本日の点灯は17:01からです!」との場内アナウンスにがっかり。とりあえず、道順に従って進んでいくのだけどすっげー人混み。それにくわえて延々と歩いてゆく。どうやらちゃんとみる順番があるらしい。いい加減歩いて曲がった先がミレナリオ真っ正面!

 

 あちらこちらから嘆息の声が聞こえてくる。

 いやはや、これは立派だ。なんとも言えない感動が起こってくる。そして、これが病気かもしれないけど、性分なんだから仕方ない。「これの電力はどのくらいだろう?」、「点灯時のラッシュカレントはどう制御してるんだろう?」などもう自分で作る気になっている。(笑)

 が、しかし

 これを前にして延々1時間進んでは止まり進んでは止まりを繰り返していた。しかも、身動きの取れない混雑、子供のわめき声、寒風。「仏の顔も三度まで」というけど、まさに同じモノを延々1時間も見ているとだんだん飽きてくるのだ。「寒いし、疲れたし、もうこれでいいかな。」と萎える気持ちを叱咤してやっとのことでゲートイン。

 思った通り、木枠に電球がくっつけてあるだけだった。遠くから見ると輝く光の回廊が美しく見えていたけどやはり近くで見るとこんなもんだった。

 なんだかちょっとさみしいですね。

 なんとなく、ゲート前で帰っても良かった気がするのでした。最後、出口を抜けてゆくともう有楽町だった・・・・・・存分に疲れました。

 

 

  ミレナリオ 遠くにありて 想うもの 

  

 12月 24日: 来た喜多

 時報カレンダー届く。

 ちょうどイブに間に合ったようです♪

 画質が前回から大幅に向上しており、プリンターを変えたのかと思ったら元絵の画質を上げたそうな。満足満足。

 もういくつ寝ると仕事納め。そのもういくつが長いんだよなぁ。

 12月 21日: 花咲く巴里(増補版)

 3連休、予定はあったはずだが不意なことでふいに。(−。−)

 そぼ降る雨に出かける気も起こらずHPをいじる夜。これが雪ならばそれは味があるってもんで、雪見酒と称して街へ繰り出そうものの、しょぼしょぼ降る雨じゃあ興がのらねぇってもんだい。

 さてさて、先日のネタに巴里疑惑が浮上してきたらしいので、思い出アルバムから写真を引っ張り出してきました。

無く子も黙る凱旋門。

空港からバスに乗り、いきなりここへおろされた。実を言うと、凱旋門が巴里のどこにあるのか全く知らなかった。(笑)

  フランス語、知っているのは「ポンジュー」「メルシー」「パードン」のみ!

 

 

 なんとか、地下鉄駅を見つけ出しリヨン駅へ向かう。とりあえず、夜の待ちをぶらぶらとうろついていて、ふと目についたのがこの店。

おっちゃんたちが一生懸命カキを剥いています。

 

 

 

  

 

 なんとなくおいしそうだったので、この店でご飯を食べることにした。その前に、カキを食べるにはフランス語でなんて言うか知らねばならない。

じょ:(カキを指さして)これなに?

おっちゃん:¢£%#&*@!

じょ:もう一回

おっちゃん:¢£%#&*@!

じょ:メルシィ!

 さて、覚えたところで店へ入ると「ぽんっ!」すっかり忘れました。(^。^)

 そんでもって、店の中へ入るとカウンター席へと通される。そこへちょっちかっこいいあんちゃんが出てきたのだが、「カキ食いたい、カキカキ!」と言うと、10数個の貝殻を抱えてきて「どれがいい?」という顔をする。すかさず、カキとホタテらしきモノを指さして、「10個ずつ」と指を10本立てた。程なくすると、大きな盆の上に山盛りの氷が盛られその上に貝がいっぱいちらばっていた。「すばらしい!」レモン汁と謎の酢が出てきてそれぞれ交互に食べたけど、やはりレモン汁ですな。一緒に、白のハウスワインをデキャンタで頼んだんだけど、みょーに酸味の強い堅い味でいまいちおいしくなかった。もうちょっと飲みつければ結構いけるのかもしれないなぁ。満足満足♪

 いや、日本語でも何とかなるモノですね。

 巴里〜花咲くぅ〜〜〜

 

   

※おまけ・・・外国人旅行者が持てるユーレイルパス。期間は1ヶ月と6ヶ月。

 これは1ヶ月パス、ヨーロッパ中の電車やバスなど乗り放題。しかも1ヶ月パスは一等車にも乗れる。その他、観光地各所での優待割引もある。ただし、現地の人たちは、この存在を知る人はほとんどいない。それが巴里を後にしてから起こったマルセイユ事件に関わるのであった。

 

 12月 18日: カキを食す

 やっと冬らしくなってきました。

 このところ、ずっと野菜鍋ばかり食べているので、ちょっと外食してこようと町田駅前のレストラン「ビッグシェフ」へ行ってきました。理由は何となくおいしそうだったから。(笑)

 洋食屋さん系のメニュー体系で、こざっぱりとした店内はいい感じです。内容も、いろいろ凝っていて、「これはしばらく通わねばなるまい!」と心に誓うのであった。その中で、ちょっと目を引いたのが、冬の味覚の大御所「カキ」。実は、私、あんまり好きじゃないのです。一度パリで生牡蠣を食べたけど、あれはおいしかった。しかし、巷であふれている牡蠣フライやらと加熱されたカキはどうも苦みみたいな風味が苦手で好きになれなかった。父がカキ大好物で冬はカキ料理がよく出るのだけど、どうにも私には困ったことだった。いや、食べられないことは無いけども積極的に食べたくは無い代物ってところです。

 「オレも大人だ、カキの一つくらい食ってやろう。」

 一大決心をして、「牡蠣フライとオムライス」をオーダー

 もちろん、生ビールも忘れずにね。(笑)

 出てきた牡蠣フライは、8cmくらいの大降りのこんがり揚がっている。タルタルソースをポテッとのせてパクッと食べてみると「・・・・・・・・・!」

 「こりゃうめぇ!」

 苦手だったあの風味も、まろやかに感じて口の中でとろりとカキの肉が広がる。なんとも言えないおいしさだった。これで私も、一つ新たな大人の階段を上ったっていうことしょう。(笑)

 そうそう、オムライスは半熟卵載せタイプ、デミソースがけ。「ブラームス」よりもかなり小振りだけど、この方が、いろいろサイドディッシュを楽しめていいね。とてもおいしゅうございました。

 12月 16日: ぬるいっ!

 いきなり気温が上がりました。

 22時で14.5℃だって・・・・・・・・・ついこの間はこんなだったのに。

 つい数日前までは、寒くて震え上がっていたのに、今日はいきなり春先の雰囲気な陽気ではないですか。

 は咲いたかはまだかいなっ!!

 

 えっ、いやまだスキーしていないしっ!

 もうちょっとまってて

 12月 14日: たこ焼きできました。

 焼きました。

 おいしく頂きました。

 実は、この向こう側ではしし鍋が準備されてました。(笑)

 るーしー、あき、swa、じょぜでたこ焼きをヤリながら鍋をつつく。

 うーむ冬だねぇ・・・しかし、何故かこの後Pになってしまいました。たこ焼き、生焼けだった?!でも、他の人は大丈夫だったから、繊細な私だけがやられてしまったのだろう。(涙)みんな、頑丈でいいなぁ。

 

 12月 6日: たこ焼きできます。

 たこ焼き器を買ってきました。

 鉄板を取り外して、お好み焼きもできる優れもの。(特価1500円)

 ついでにお好み焼きに必至な、竹串、油引き、たこ焼きソース、そして『たこ焼き粉』

 これでいつでもたこ焼きが作れますが、一回で15個もできるから一人でたべきれません。

 たこ焼きパーティやりませう。

 12月 4日: 健康診断に勝て!

 先日行った成人病検診の結果が来た。

 最近では、検査結果をCD-ROMに焼いて適宜追記していく、CDカードカルテなるものがあるようだ。凄い。

 

 中身を見て愕然とした

 予想外に不健康であったことを知った

 今夜も禁酒しよう。

 

 11月 25日: かわいい顔して〜〜〜

 

 NHKのBS全集「海猿」良かったよぉ。
 越前守じゃなかった、加藤剛もかっこよかったねぇ
 巡視船の雄姿も、男心を揺さぶります。
 放送料金払っているんだから、これくらい楽しませてくれなきゃ怒るっての。(笑)

 さて、今日のお題は

 「かわいい顔してあの子〜 わりとやるもんだねと〜」
 「かわいい顔して心は鬼よ」

 等々、見た目と中身のギャップに翻弄されたのは古今東西どこにでもあります。

 先日、北極海にいる白イルカの「ベルーガ」のあどけない無垢な顔を見て、
「かわいい顔しているけど、きっと邪悪な事を考えている。」と根性の曲がった意見を持つ方もおりました。心が寒いです。(T.T)
 http://www.nhk.or.jp/daishizen/fbangumi2/shiroiruka.html <ご参考

 
 そういえば、「悪女」と形容されるヒトも定義として「美人」であることだ。
 不細工な「悪女」というのも聞いたことがないし、それ以前に「悪女」にしてもらえないのだろう。(涙)

 ヒトは、かわいいモノやきれいなモノを目にすると、自然と「善い」ものと認識
したがる生き物かもしれない。
 本当にそうならそれはそれでいいが、世の中期待を裏切ることはしばしば。

 うさぎ・・・これから連想するのはなんでしょう?
 かわいい、弱い、小さい・・・etcといったところだろうか。

 
 しかし!

 ウサギほど邪悪なヤツはいないのだ。

 かわいい顔して、ホントは性格がねじ曲がったやつなのだ。

 ある日、公園を散歩していると激しくイヌが吠える声が聞こえる。
 何だろうと思って、見に行ってみると広場の真ん中のテーブルに夫婦らしきヒト達がいて、その横にワンコがつながれて吠えている。イヌの吠える先を見ると、白いウサギが駆け回っている。もちろん繋がれていないが、この夫婦の飼いウサギらしい。
ウサギはテーブルの周りをぐるぐる回るのだが、イヌの動ける範囲をしっかり認識しており、イヌが届くぎりぎりのところを駆け抜けていく。「こりゃワンコも怒るわい。」しかし、見ていると、時々不意をついてイヌの横っ腹に体当たりしたりして煽っている。「あくどいやっちゃなぁ。」
 そういえば、古事記にもある「因幡の白兎」。
 アレも、モトはフカををだましたウサギがフカに仕返しされた話だ。とすれば、神話の時代からウサギは邪悪なヤツだったのだ。
 怖いですね。

 

 11月 24日: 魚の如く

 

 運動不足を痛感するこの頃、スキーシーズンも間近に迫ってきたので健康増進、筋力増強・・・etc、で水泳でもしよかとプールに行って来ました。

 始めようと思ったきっかけは、家の近所に市営の温水プールがあることに気がついたのでした。料金は200円。やすいで。もうかれこれ3年以上もプールなんぞに行ったことがないため、キャップにゴーグルが老朽化してラバーがボロボロ。仕方ないので、全部新調しました。そうナイキで決めましたとも。パンツははやりの長いヤツ、履いてみて気がついたけどこれはトイレ難しいかも?!(>。<)ぴっちりしていて、あまりのびない。まぁ、それはいい。
 自転車でちょこっと行って、券売機で利用券を買って受け付けに・・・なんか、お風呂みたいだ。(笑)更衣室のロッカーはお金が戻ってくるタイプのやつ。やはり市営だ、お金取っちゃいかんよね。着替えていざプールへ・・・・・・途中鏡をみて愕然とする! 旭ヶ丘のブルーマーリンと言われた私だが、どう見ても北海のブリだ。ますます水泳に意欲が湧いてくるっ!
 懐かしい、消毒漕。腰まで浸かって進むと自動的に上から水が!びっくり自動でシャワーが動くよ。大したものだ。

 プールは25mで、泳いでいるのは10人いない。しかも、ジジイばかりだ。萎え萎え〜。軽ーく100m泳いでみると結構疲れる。これは運動不足もいいところだ。とりあえずの目標は600m。クロールと平泳ぎを50mずつ交互に200泳いでは一休み。ムリは禁物。休み休みやるとなんとかなるもので、勢い800m泳いでしまった。まだ泳げそうだったけど、なんせ久しぶりなので余力を残したところでやめておこう。ここでやめるのが大人ですな。(笑)
 それに、だんだん人が増えてきて泳ぎにくくなってきたし。
 なんか、ジジイ泳ぎは派手で水しぶきがものすごいのだ。その割に進まない。(ー。−)
 スタッフの動きもきびきびとしっかり教育されており、安心して及びます。

 いやー、いい運動でした。
 しかし、これを書いている時にはもう疲れてかなーり眠い。
 800mでやめておいて良かった。(^^;)
 また来週も泳ごう♪

 11月 13日: お酉さま

 今日は二の酉です。

 物心ついてから、毎年のように欠かさず行っていたのがお酉さま。
 両親に連れられてまたは、じいちゃんと一緒にとよく通いました。
 元々、じいちゃんが長野の山奥から一旗揚げようと東京に出てきて、八王子で商売を始めた時から延々続いている行事なので、もう完全に当家の習慣になっています。商売が終わってから詣でるため、お酉様は夜になってから本番。街中の人たちが押し合いへし合い参道に詰めかけ、鳥居をはみ出して外まで延々人が並びます。その凄さと来たら、足を上げていても宙に浮いて進んでいくのです。

 やっと、鳥居を抜けて参道に入ると、両側にはぎっしりと熊手を売る店がならび、お買いあげが決まると景気よく三本締めのかけ声が響いて、お酉様の雰囲気を盛り上げます。真っ暗な夜空の下、電灯で照らされた絢爛たる熊手が浮き立つように輝いてとてもきれいだ。
 だいたい社まで10mくらいになると、待ちきれなくなった人たちは賽銭をそこから投げつけて拝んで帰ります。なので、帽子を被っていないと拝んでいる最中にガンガンお賽銭が当たって痛い思いをする。社の中は、そんなお賽銭をちゃんと拾うようにお賽銭箱の回りに大きな白い布を広げており、神主さんがその真ん中に座って祓い棒を振っている。
 拝んでしまえば、後は夜店見物が待っている。
 参拝者が並んでいる横をすり抜けて、夜の街へ繰り出そう。
 そうそう、ここで忘れてはならないのが七味を買うこと。いつも、鳥居に近い参道内のの同じ場所に店を出している杉本商店で、「山椒をきかせたやつ」を作ってもらう。これも我が家の習わし。
 八王子は横山町にある大鳥神社を起点に、甲州街道の両脇ぎっしりと八日町の先まで夜店が並んでいる。お酉様で名物なのは、棒状のふ菓子とべったら漬けだけど、どっちもそんなに好きじゃないから紹介は無し。

 夜店の出ている通りも人混みでいっぱいだ。
 ざわざわとする人混みの音、発電機の排気音が響く。黒い夜空にこれでもかと明るく浮き立つ夜店の列。店先には、普段見てもどうでも良いだろう品々が、まるで宝モノのようにきらめいて見える。とても心が躍る時だ。そしていつも決まって買ってもらうのは、青い大きな風船♪
 なぜかお酉様にくるとこれを買ってもらっていた。

 小四の時。風船を買ってもらって上機嫌になった帰り道。
 近所に住む美穂子ちゃんとばったり出くわした。彼女も両親に連れられてこれからお酉様に向かうところだった。美穂子ちゃんは小一から同じクラスでずっと一緒だった。とてもかわいい子で、そばかすいっぱいの顔に、私は密かに胸をときめかせていた。
 そこへ風船を持って上機嫌に歩いていた私だったが、どうにも自分がガキに感じて、それ以後二度と風船を買ってもらうことは無かった。
 10年ほど前に一度逢ったが、見事なそばかすは健在だったな。

 今年は三の酉まである。
 三の酉がある年は、寒くて火事が多いそうだ。
 風邪と火の元には気を付けよう。

 

 11月 7日: 電話deアンケート

 

電話:映画のアンケートを行っていますので、ご協力お願いします。
   ほんの数分、お答えいただくだけで結構です。
   よろしいでしょうか?

じょ:はぁ

電話:過去2ヶ月で、米国映画を映画館で見たことがありますか?

じょ:・・・・・・ない

電話:もう結構です。

じょ:へ?

電話:ありがとうございました。

 なんだかねぇ・・・(−。−)

 映画と言うから、張り切って沢山あれやこれやと答えようとしたのに、とりつく島もない。(涙)

 電話アンケートで最も悲しかったおもいで

 10月 31日: 思い出ムカムカ

 

 何となく、昔を思い出して腹立ったのでつらつら綴ってみる。

 私は天文屋が嫌いです。
 職業上、天文を趣味とする人が周りに沢山いるので、いい天文屋と悪い天文屋がいること位はわかっています。
 良い天文屋は、自分の趣味をあくまでも自分で楽しむ事が出来る人。
 悪い天文屋は、自分の趣味が高尚なものであると信じ切り、他の趣味を見下す。
 世の中、いろんな趣味を持った人がいるけれども、悪い天文屋というのは本当にたちが悪い。世の中、天文というものは日常から離れており科学・物理わんさかの世界でもあるので、何となくすごいモノだと錯覚している。さらに、星の名前や星座の名前なんか諳んじて夜のデートにでかければ・・・まぁそれは置いておこう。そんなわけで、天文とはとても高尚なモノであると錯覚する輩が多い。

 私が本格的に天文屋を嫌うようになったエピソードを話そう。

 今を去ること*年前。
 木星に彗星が衝突するという天体イベントが世間を騒がし始めた頃、私も副業でちょっと天文関係の仕事に携わっていた。
 神奈川の某研究所にて彗星関係の学会があり、業務命令で私も拝聴しに行った。この時の上司が自称天文マニアであり、更に鉄道マニアなのが運の尽き。(−。−)
 この学会、そこそこ大きいモノのようで、全国の有名な天文台の所長や天文家がごっそり集っていた。私にはどうでもいいことだけれども、一般の天文屋は浮き足だって大騒ぎしている。もちろん、上司もこの中の一人だ。
 

 学会が終了後、あちこちで輪が出来て歓談が始まる。
 私は技術屋なので、某研究所の理学系の先生とはあまり面識がなくもちろん天文屋とは無縁だった。なので、さっさと帰ろうと支度していると、上司がやって来て、上気した顔で「じょぜ君、これからみんなで宴会をするから店を教えてくれっ」。その後ろでは、10数人のおっちゃんやら若いのがそろっていた。(私も20代前半)
 この辺を詳しく、更に飲み屋まで把握しているのは私だけだった。
 仕方なく、案内するだけと言うことで帰り道がてらつれてゆくことにした。
 ぞろぞろと10数名を従えて歩いてゆくと、R16にぶつかる。ここは横断歩道が無く歩道橋を渡るのだが、一般的にこの歩道橋を渡る人はほとんどいない。なので、信号を待ってさくさくと渡ろうとしたらば・・・


無名の若造:ちょっとまてっ! ここを渡るのか?
        偉大な日本の頭脳をこんな危険な目に遭わせるのかっ!


じょぜ:はぁ? なに寝ぼけてるんだ
    そんじゃ、わしが全滅させたろか・・・

 別に、こだわっているわけじゃないので歩道橋を渡ることに。
 その時、私の頭の中では「偉大な日本の頭脳」というさっきの言葉がぐるぐる回っている。その方々の事を悪く言うつもりは無いけれども、私にとってはただのじいさん達だ。偉大な〜なんて言われてもピンと来ない。ただ、歩道橋を渡らなかったのは私の落ち度ではあるけれども、とっさにあのセリフをさらりと言い放す人物が気味悪かった

 しかし、大人な私はそんなことはじっと腹の中に押さえ、とりあえず手近なつな八へ入った。(ここはしょぼいところなの、大人数を入れるにはこういうのしかない。)
 「さぁ帰ろう」と、気持ちが浮きだったところで、「せっかくだからお前もこいっ」と他の人たちに引きずりこまれた。元来、宴会は好きなのでたいした抵抗をしなかったのは致し方ない事であろう。しかし、この後、凄くイヤな事が待っているとは知る由もなかった。

 あんまり機嫌は良くなかったが、その中でも一番かわいい女の子の横を陣取ったのは当然の権利だ。元々天文には興味ないが、仕事柄関わる事が多いので適当に話を合わせることは出来る。何とか穏便に時が過ぎて行ったのだけど、最後に事は起こった。
 「じょぜっ、精算しろっ!」
 上司は下戸なので一口も飲まない。
 ワシは話がつまらんので、飲んでばかりいた。
 なのにどう見ても上司の方が酔っぱらいに見える。
 「舞い上がっておる・・・・・・」
 仕方ない、あんなんに任せてもいかんのでやるか・・・

 清算中、おつりの関係上、私の持ち出し分が4000円ほど出ていた。
 でもって、向こうの方で何故か上司がお金が集めていた。
 「じょぜくん、全部でいくらだっけ?」
 「*****円です」
 その金を受け取って、精算しに行くと後ろから
 「4000円余った、よしそれではこれを女性の方に還元だ!」
 

 「まてっ、それはオレの金だ!」

 
 しかし、精算のため席を離れていた私にはどうにもならないうちに、私の4000円は消えていった。今更私の金だから返してくれとも言って一人一人から返してもらうわけにもいかないし。

 
 「おのれ天文屋めぇぇぇぇぇぇぇ」(限定)

 

 かくして、傍若無人な天文屋は、私に忘れることの出来ないイヤな思い出を残してくれたのでした。

 10月 21日: 開けてびっくり・・・

 

 帰り道、明日の朝ご飯を買おうとセブンイレブンへ寄ったら、ガチャポンなんとか、というフィギュアの入ったカプセルが売っていた。何となくおもしろそうだったから、『エヴァンゲリオン』『犬』というのの2つを買ってみた。

 帰宅し、早速エヴァンゲリオンのカプセルを開いてみると、アスカ(水着)♪だっ!


 わーい♪

 

 かなりバラバラで、組み上げるまではちょっと不気味だったけど出来てみればかわいいモノだ。うっしっしっしっ

 そんじゃま、もう一個の犬カプセルを開けてみよう。
 さぞやかわいいワンコが出てくるだろうなぁ・・・・・・・うっとり

 がっ!

 

 

なんだこりゃ!

 

 

 土佐犬でした。
 しかも子犬付き。

 ぼったくりにあったような瞬間。

 10月 5日: 久しぶりの休日はカウチポテト

 

 久しぶりにゆっくり休める休日になりました。
 午前、ちょっと医者に行ってきたら、そこの待合室に犬の本が置いてありました。手に取って見てゆくうちに『映画に出てきた犬』という特集をやっていました。そこで、ちょっとおかしな出演だけども、『メリーにくびったけ』が紹介されたいた。これはまだ見ていないけど、主演女優が、キャメロン・ディアスなので今日のレンタルビデオはこれに決まった。
 早速レンタル屋さんに行ってまずは『メリーにくびったけ』DVDを取り、もう一個借りようかとうろうろしていたら、とある視線に捕まった。
 ショートの黒髪に上目遣いのギョロ目・・・・・・・・・・
 『アメリ』
 以前から、この主演の子は”ぷに”に似ていると思っていたんだよな。
 よしっ、これにしよう
 2枚のDVDをレンタルしました。

 『メリーにくびったけ』
 映画館行かなくて良かった。
 かなりな駄作で、退屈な作品でした。キャメロン・ディアスが出ていなかった箸にも棒にもかからなかったぞ。もう一つの犬も、なんかただの笑い取りの小道具としか使っていないためダメダメ。
 やれやれ

 『アメリ』
 初っぱなから一発やられたような感じがするけど、穏やかに話が進んでいきます。(内容は結構切れているけど)
 周りの人たちに、ささやかな幸せを届ける仕掛けは実に楽しくユーモラスで心がほんわか温まります。それとは対象に、いけ好かない八百屋のオヤジに対するイタズラはもう見事としか言いようのない手口だっ。それでいて、あまり度が過ぎないけれど・・・
 はっきり言って、おすすめ一押し作品ですな。
 夜、ワインを片手にのんびりと見て頂きたい。

 しかしなぁ、見ている間中ぷにがオーバーラップして笑っちゃうんだ。

 9月 25日: 癒しのひととき

 7月に始まった怒壺状態が続いて早3ヶ月、毎月100時間を超える残業にさすがの私も疲れ果てました。

 そこでふと思い立って、ろうそく何ぞを買ってきて使ってみたところ、これがなんとも言えない雰囲気を醸し出してとても気分がいい。

いろいろ試してみたけど、このシリーズのモノがなかなかいけて、写真の二つが現在のお気に入り。

 これを、ろうそく立て(キャンドルホルダー)に入れて灯すと

こんな感じになります。

家へ帰ってきたら早速火を灯します。

ちろちろと揺れる炎と香りが心をとろけさせます。

 さて、最後の極めつけはお風呂です。環境CDを流しながらお風呂に入りますが、この時にはお風呂用の浮かぶろうそくを用います。

 お湯は温めにして、耳からは鳥のさえずりと川のせせらぎの音、目には幻想的に水面に浮かぶろうそく。何とも言えないリラックスの時空をお風呂の中で味わうことができます。普段10分程度で済ましていたお風呂が40分以上 も浸かっていられる程はまるのでした。

 ああ、そしてふやけてゆく・・・

 9月 2日: バリ島からの小包

 今日帰宅すると、ポストの中に宅配ボックスのシートが入っていた。

 もしや? 急いで取りに行くとやはりあれだった。

 MASAKO Ubud, Bari

 待ってましたぁ〜〜〜

 先週の日曜日に注文したから8日で到着。2〜3週間待つと言われていたので期待していなかったのだけど、まさか1週間で届くとを想いもよらなかった。

 お風呂好きの私に、さらに風呂好きにさせたこの逸品。適度な薫りに、キレのある泡と水切れ。流した後のさっぱり感ときたらもう極楽極楽♪ しかも、シャンプーとしても申し分ないため、一つの石鹸で全部洗えてしまう便利この上なしっ!(笑)

 これから毎日極楽石鹸王国!

 8月 26日: お見舞い品についての一考

 先日、お見舞いに行くことになりふと、自分が入院したときのことを思い出した。まだ儚毛の残る20ん歳、急性の潰瘍で緊急手術してそのまま入院しました。(予断ですが、この時に儚毛が剃られてしまいましたけど)
 物心ついてからの初めての入院でしたが、いろいろおもしろい事に気がつきます。

□花
1.バラ
 やはりいろいろもらっても、バラは他の花を圧倒するものがあります。
 もらって一番嬉しい♪

2.アレンジ
 いろんな花が入っていて、にぎやかです。
 バラとならび、気持ちを明るくしてくれます。

3.カーネーション&フリージア
 無いよりはマシですが、いまいちマイナーな存在。
 もらっておきながら、「ちっ しょべーな」などと思っていたりします。
 大量にあっても、一掴みのバラにすら対抗出来ません。

4.量
 新鮮な花が枕元にいっぱいあると言うのは嬉しいものです。
 そして同室の誰よりも沢山あると、誇らし毛がふっさふっさしています。

□もの
1.趣味の雑誌
 友人は好みを判ってくれているので、いい物を選んできてくれます。
 逆に、家族や親類は時々おかしな物を持ってきますが、それはそれでいいと思う。困りものは女性誌。読むところ無し。
 でも、だいたいの病院は雑誌類も豊富なのであんまり買っていく事のメリットはないかも。
 入院中もらった「オートバイ」を見て、退院後自宅療養にもかかわらず傷病手当を使っておニューのバイク(YAMAHA TDR250)を買ったのはもう時効ですな。

2.小説類
 ヒマなので、持ってきてくれるものは何でも読んじゃいます。
 そこで初めてであった作者にはまったりと、新たな出会いがまたいい。

3.食べ物
 これは一番気を付けなくてはならない。
 私は胃腸疾患のため、食事が出来ませんでした。
 そこへ、美味しそうな果物なんぞを持ってくるヤツの神経不可解です。
 食べられないと知るや、目の前で美味しそうに食べるなんて言うのは論外。
 病気で入院の時は持っていかないのが無難でしょう。

4.スマイル
 手ぶらでも、スマイル0円でもわざわざ来てくれれば嬉しいです。
 でも、一緒に何かあればさらに嬉しいです。

 と言うことで、私が入院した暁には上記のような事よく検討してから
決めて下さい。(笑)m(_._)m

 8月 25日: 草刈り

 前々から気になっていたけど、特に用がなかったので入らなかった「刃」物屋さん。ビルの2Fに店舗があり、入り口の階段前にガラスケースの中にいろいろ刃物を展示してある。
 庭の雑草を一掃するために、強力な鎌を買うためひょっこり入ったのだが、予想に反して品揃えが豊富だ。ナイフ、ハサミなんかはもちろん鎌、鉈、ノコギリにドリル・・・何故がペット用品まで・・・?
 なんだか心がうきうきしてきます。
 さて目的の鎌。
 よく見ると、硬い草用、柔らかい草用、樹木用に小型のポケットサイズまでいろいろ揃っています。硬い草というのは、葦とか竹のことで、柔らかいのはその辺の雑草と言うことだって。もちろん家の庭にはその辺の雑草しか生えてないので、柔らかい草用を購入。なんと親切な事に、研ぎ方まで教えてくれました。新聞紙できれいに包んでくれて、ビニールのお買い物袋に入れてくれたのを下げてお持ち帰りしました。

 そして、傍若無人に蔓延った雑草たちに怒りの鉄槌を下すべく、ほっかむり、トレーニングウェア上下、長靴、軍手のサウナフル装備で刈り込みに入ったっ!

 ザクッ ザクッ ザクッ!

 切れる! 切れますっ!!

 わずか数分で、庭の雑草たちは打ち倒されていった。

 さすが刃物屋さんの鎌です。

 45Lのビニール袋3つの成果。

 7月 8日: 朝の電話

 朝、I田から電話がかかってきた。
「すみません、今日休みます。」
「どうした?」
「いや、ちょっとお腹が痛いんです・・・食中毒かも」
「ふーん、おや? おまえ、金曜も休んでいるなぁ・・・まさか、
もう一泊しちゃいましたではなかろうな?」
「そんなことないですよ〜 信じて下さいぃぃ」
「いいから窓を開けて外の音を聞かせろ! 川のせせらぎが聞こ
えはしないだろうな?」
「かんべんしてくださいよぉぉぉ〜」
「まぁいい、今日のところはこの辺で勘弁してやる。」
「じゃぁお願いします」
「おれが”ちゃん”と言っておくからな!(笑)」
「オニー!!!」

 6月 29日: シークレットトーナメントへようこそ

 W杯も大詰めということで、同時に終わってしまうNIKEPARK TOKYO(国立代々木競技場) へ行ってきました。そう、あのNIKEのCMで、中田やトッティやフィーゴ達が金網の中でプレーするやつです。もちろん、体の弱い私は見学だけのつもりで出かけました。友人の、「今日はカントナがくるから行こう!」の一言で決まりね。

 土曜日の朝からだったので結構すいており、さくさくと入れました。まずは、ショップで買い物が先決。入ってみるとなんと、ここ3ヶ月ずっと探していたシューズのバージョンアップ版最新モデルが置いてあるじゃん!3秒ほど悩んだ末、お持ち帰り決定。「よしよし、なかなかさい先いいじゃん」。パーク真ん中には、6台ほどのサッカーゲームが並んでいて、結構繁盛している。このサッカーゲームがやってみると燃えるんだなぁ・・・結構息切れするほどハードです。家に一台欲しくなりました。

 さて、トーナメントなのですが、なんと18歳以下限定のため残念ながら我々は参加できませんでした。くそーあと2年若ければなぁ・・・・・・・・その代わりと言ってはなんですが、フリーで参加できるスキルアップトレーニングイベントがあり、それに参加してきました。フットバレー、ファンネル、スピードショット、スルー・ザ・ウォール、ヒット&ガード、そしてフリー参加できる3on3の金網デスマッチ。「やるまい、やるまい」と心に誓いながら、結局やっちゃうんだよなぁ。(苦笑)おかげで、古傷の右膝がうずき始め、最後は下半身筋肉痛になるのは覚悟で走って蹴って・・・・・・3分間がこれほど長いと感じたのは久しぶりです。(1ゲーム3分です)

 やっぱり同じアホならおどらな損損ですな。

 たとえ、後に猛烈な筋肉痛に襲われるとも。(>。<)

 

エリック・カントナ:CMで偉そうに仕切ってるおっさん。真ん中に立ってます。

 6月 16日: ベッカム登場?!

 久しぶりに髪を切りに行ってきました。

「こんちはー、今日はどうするの〜?」

「うーん、じゃぁベッカム♪」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「こめんなさい、ジダンでいいです。」

「いつものショートね。」

 もう終わりかなと思った頃に、なんか頭をぐりぐりいじっているので不思議に思って、「ねぇ、ちょっと、いったい何をしているの?」。この人は以前から人の頭で遊ぶので、きっとなにかたくらんでいるに違いない。ムースべっとり塗りつけて、ヘアスプレーをかけまくってドライヤーでブォォォォォォ。ま、まさかアレですか!

「はい、おもちどうさま! 即席ベッカムできあがりっ」

「おおおおおおお」(鏡をみてちょっと感動している)

「でも色つけないと・・・・・・・」

「そう? じゃこれつけよう」、 っておい、銀ラメをぺっとり、まぁいいか、どうせ今日は休みだし。

 そんなわけで、今日はちょっとベッカムです♪

 6月 15日: 読書感想文2

 「まれに見るバカ」 勢古浩璽著 洋泉社

 最近、公私それぞれに渡りバカに悩まされていて参っているところに出会った本。はっきり言って、これほど役に立たない本もないかもしれないけれど、「バカを知る」というにはもってこいと思って読んでみる事にした。まずは、「バカ」の定義。大別して、「迷惑なバカ」と「愛すべきバカ」に分かれる。では、「迷惑なバカ」というのはと読んでいくと、まさしく私の逆鱗に触れた連中がすっぽりときれいに収まってしまうのだ。なるほどなるほど、では、そのバカどもはどうしてくれたらいいのだろうか?・・・・・・

バカに何をいっても無駄である。なぜなら、他人の言葉など右の耳から左の耳に素通りしてこそバカだからである。内省するバカなど語義矛盾も甚だしい。バカほど強い者はないのである。」(抜粋)

 役にたたねぇじゃんかっ!(号泣)

 ついでに、「私はバカじゃない」と主張している著者も、これだけバカを語るのだから十分バカと思う。

 6月 15日: 読書感想文1

 「覇王 不比等」 黒須紀一郎著 作品社 全三巻

 この時代、最大級の大物にも関わらずあまり本が出ていないので残念ですが、本屋で思わずみて買ってしまいました。この時代って結構好きなんです。生い立ちから天智〜天武へ流れ、そして持統帝と不比等の足跡を追って描かれているけど、はっきり言って「マジですか?」というような内容。下手なSF以上にすごい話の展開に驚かされっぱなし。読み応え十分。

 これがおもしろいと思ったもう一つの背景が、以前読んでいた「宇宙皇子」の存在がありました。ちょうど皇子が子供の頃に不比等と対峙していたのだけど、そのときの不比等の本当の狙いがあのような処にあったとは・・・庶民の底辺からみた「宇宙皇子」と、権力の頂点からみた「不比等」の対比はとておもしろい。

 

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