IndigoMagicの由来


IndigoMagicとは

時は1993年頃、当時の私は会社としては場違いなCGを本業の他に手がけて
おり、それなりの成果を上げていた。さらに、技術屋としては例外的に独立受注な
ぞをして、かなり自由な事ができた。
 折しも、世間のバブル風に乗ってかCGの需要も高まり、新横浜アリーナにて、
グラフィックワークステーションの中では最高峰メーカの「シリコングラフィック
(SGI)」社主催のEXPOが開催される。当時の私は、新横浜に勤務しており地の
利を活かし、わくわくしながら速攻で見に行く。
 その会場で行われた、当時のSGI副社長によるセミナーに参加したときのこと
であった。ある一つの言葉が私の心に焼き付いた。
 「IndigoMagic」
  魔法のように鮮やかに・・・
  IndigoMagic、それはSGIのマシンに搭載されるグラフィックユーザーインタフ
ェースの事である。(平たくいえば、WSに載せるWindowsみたいなモノ)
 以来、IndigoMagicに魅了された私は、SGIマシンを手に入れるため東奔西走
する事になるが、1式最低1千万円以上する代物、なかなか手に入れることができ
ない。3年以内に元をとる自信はあったが、さすがに許可は下りなかった。
 そして、IndigoMagicという言葉だけが心に残り今に至る。

 が、だ。

もう未練はなくなった今、ひょんな事からSGIマシンが手に入った。

それも、ハイエンド(最上位)のマシン「OCTAINE」。

 嬉しいやら困惑するやら...(今は、Sunのマシンが好き)

 以前の私ならば、涙モノで感動していたろうが、実際はさめていたりする。

 

 現在、muleをインストールすべく格闘中。

Solarisには素直に入ったのに、IRIXではわけのわからんところでエラーが出る。


1999.12月吉日