このあいだフッと脳をよぎって
愉快!
と思ったネタ(ネタ…?) いろいろ笑って流せる方のみ反転願います(…) (大和乾でおさわり(…)があります) アカン!と思ったら即逃げて下さい。
貞治は23歳の新米主婦。 旦那様の国光とはお互い中学時代の初恋の相手で、順調に愛を育み大学卒業と共に結婚した。 まだ手取りは少ないが国光は一流銀行に就職し真面目に働いているし、新居のアパートも手狭だがこれぞ愛の巣!といった感じで貞治は気に入っている。 唯一の不満と言えば、早々に家庭に入ってしまったことにより友人達と時間が合わず遊びに行けないことだが、それでも貞治は幸せに暮らしていた。
そんなある日…。
ピンポーン 「はぁい」 チャイムの音にドアを開けると、そこには怪しい風貌の男が一人。 「どちらさまですか?」 問うと男は隣町の米屋のご用聞きです、と言った。 重い米や味噌をわざわざ届けてくれるとはなんて有り難いのだろう、と貞治は思ったのだがあいにく両方とも買い置きしたばかりで余裕がある。 次はお願いしますね、と断ると男はそうですか、と引き下がりかけたのだが、今留守の隣にも声を掛けたいのだが奥さんが帰宅するまで少し貞治のところで待たせてもらえないかと言い出した。 普通なら当然断る場面だが、社会に出ておらず世間知らずの貞治は、それはご苦労様です、と労いの言葉まで掛けて男を家に上げた。
コーヒーを勧めると男は礼を言って改めて名を大和と名乗った。 髭を生やしているのでもう少し上なのかと予想していたのだが、貞治とはふたつしか違わないらしい。 大和と話すのは楽しく、時の経つのも忘れるほどだった。 それは貞治が毎日ひとりぼっちで寂しい思いをしていたせいもあるのかもしれない。
窓の外がオレンジ色に変わり始める頃、ゴトゴトと響く物音で隣人が戻ってきたことを知り、貞治は少し残念な気持ちで大和に告げた。 「おとなり、お帰りみたいです」 「ああ…そうでしたね…」 大和は本来の目的を忘れていたかのような物言いをしてカップをテーブルに置いた。
玄関先まで大和を先導しながら貞治が離れ難いな、などと不埒なことを考えたその時、後ろから腕が回され貞治は強く抱きすくめられた。 「っ! あのっ…は、離してくださいっ…!」 「じっとして…」 「アっ…」 白いエプロンがたくし上げられ、シャツの中に手が潜り込んでくる。 緊張している肌を素手で撫でられて、ぞくぞくっと快感が背筋を駆け抜けた。 国光の残業続きで最近構ってもらっていなかった貞治の若い躯は大和の愛撫にすぐに反応をみせた。 「だ、ダメ…っ」 必死に上から押さえても大和は手を動かすのをやめてくれない。 「どうして…?君も思っていたでしょう、僕とこうしたいって…」 耳元で甘く囁かれて貞治は一瞬そうかもしれない、と流されそうになる。 それでも、うなじに感じるいつもと違う感触に貞治は渾身の力で大和を突き飛ばした。 「帰ってください…!」 叫ぶようにそう言うと、大和はあっさりと引き下がったが、帰り際に一言、こう言い置いていった。
また来ます、と。
※手塚の勤務先が銀行なのはこの間のラジオ由来。 ※貞治の体の造りは各自ご自由にご想像ください。
意外に長くなった上つっこみどころが多すぎて自ら処理し切れません。 取り敢えず謝っておきます、ごめんなさいお兄ちゃん…。 多分、遺伝子と浮気の関係について読み過ぎたせいです(人のせいにするな)
ちなみにこの後は、 ・帰宅して他人の気配に気付いた手塚が ・貞治を問い詰め ・貞治は正直に答え、でも何もなかったと訴えるが ・手塚は怒り狂って貞治に無体を(!) ・傷付いた貞治は後日やってきた大和に ・うっかり縋ってしまい ・泥沼! って展開です。 おやくそく!
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