8 クリスチャンライフ


 クリスチャンライフはいつ始まったのかといいますと、キリスト教会が2000年前に誕生した時とも言えますが、神さまによって世界に人間が誕生した時とも言えます。今回はクリスチャンライフの魅力をテーマに考えてみましょう。三つあります。規則正しい生活。宇宙から地球を見ると日本列島はすぐに発見できるそうです。列島全体が一日中あかりで輝いているからです。24時間活動できる時代になったので。しかし便利さの反面、不摂生や不規則な生活のために不健康な生活になりやすくなっています。これを取り戻すことができます。
  • 神さまから直接力をいただくことによって、常に心身ともに新しい人として生活できます。人というのは案外もろいものです。簡単にペースが崩れたりしますね。
  • 天国に行く楽しみがあります。死んだ後にも人生は続きます。あなたはどこへ行くのかご存じでしょうか。またそこでどんな生活になるのかお分かりでしょうか。
 以上のすばらしいことがどのようにしてあなたのものになるのかを学んで参りましょう。

日曜日に礼拝する

 まず、ヨハネの福音書18章12節から18節をお読みください。ペテロという人物が出て参ります。彼はイエスさまの一番弟子であったはずですが、我が身かわいさから裏切ってしまうという場面です。いったいなぜなのでしょう。
 でもこのようなことってどこにもありそうですね。つまり人間の弱さというものではないでしょうか。「分かっちゃいるけど止められない」そう、これです。人間であるならだれもこのペテロを責めることができないでしょう。
 でもこのペテロが一大変身をしたのですから驚きです。何があったのでしょう。亡くなられた後三日目にご復活されたイエスさまから新しく力をいただいたからです。日曜日はこのご復活の記念の日です。ですから人々は新しい力を神さまからいただこうと教会にやって来て礼拝をします。教会は大家族です。大勢の兄弟姉妹が神さまを親として見上げ、尊敬する中、神さまのおことばである聖書からメッセージを聞き、具体的な助言を受け取ります。霊的一家だんらんと言えるでしょう。また日曜日の礼拝では神さまのきよい霊が特別に働いて、その中にいる私たちは正しいことを行なうことができるものと変えられて行きます。

ささげる

 まず、コリント人への第2の手紙9章6節から8節をお読みください。あなたはお金について、良いものだと考えますか、それとも悪いものだと考えますか。お金というものは、ちょっと難しくいうと価値中立的です。どういうことかと言いますと、使う人の使い方ひとつで良くもなる、悪くもなるということです。たとえばマイカーについて考えてみましょう。一家揃って楽しい旅行をすることもできますが、事故を起し、人を傷付ける凶器にもなります。
 お金の使い方にはいろいろありますが、クリスチャンライフでは神さまにささげるということをします。具体的には慈善事業に寄付をするとか、その他多くの人々が幸せになるようにとお金を使います。そこで神さまは献金をする人を祝福されます。献金する人は感謝することを知っているのみならず、もっと祝福される道を知っている人です。イエスさまは言われます。「受けるより与える方が幸いです。」(使徒20章35節)[ささげる=与える→もっと受ける]という良循環を楽しむのがクリスチャンライフです。

交わりをする

 まず、使徒の働き2章46節と47節をお読みください。初めからクリスチャンは集まることをよくしていました。そして外部からはとても評判が良かったのです。なぜでしょうか。物事をいつも構極的に、前向きに考えるからです。「朱に交われば朱くなる」と言いますが、これは真実です。刑務所に入った人が更生することが難しいのは犯罪者たちの中で生活をしなければならないからです。
 箴言1章10節と15節もお読みください。ここで教えていることは友を選びなさいということでしょう。クリスチャンライフが祝福されるのは教会には良い伝統があるからです。前向きに考えてみよう、肯定的に取り組もうという姿勢があるからです。
 もちろん先にクリスチャンになった人々が既に完全な人間になっているというわけではありません。罪ある人間です。しかし神さまはイエスさまを十字架上の身代りの死によって罪を赦してくださることを信じ、そのことにいつも感謝の気持ちを忘れず、それゆえ常に心を入れ替えることができるので、前に進もうという心意気を身に着けることができるというのは本当です。簡単にいえば互いに励ましあっているのです。良い人生を送ろうとするなら消極的な人やあらさがしばかりする人から離れなければなりません。良い交わりこそ魅力的なクリスチャンの産みの親です。 

お祈りをする

 まずヨハネの福音書14章13節と14節をお読みください。これは実に大きな魅力です。もしあなたがイエスさまのお名前を通してお祈りなさるなら神さまはあなたの願いをかなえてくださるというのです。私たちにはいろいろな願い事があります。神さまはそれをよくご存じです。そこでこの約束をくださったのです。クリスチャンライフがすばらしいのは神さまが生きていらっしゃるし、そのあかしとして現実に状況が変えられたりするからです。
 ここであなたにお勧めします。お祈りの仕方をマスターしてください。先ず、「天のお父さま!」と呼び掛けます。最後に「イエスさまのお名前によってお祈りします。アーメン」と言います。両者の間にあなたの願っていることがら、日常生活における恵みへの感謝のことばや罪の告白などを入れますが、大事なことは今神さまの子どもになることです。そうするとイエスさまのお名前によってということばが生きてきます。
 どうかいままでの神さまを知らない生き方という罪を悔い改めて神さまの子どもになってください。そして是非このお祈りという特権にあずかって下さい。もちろん天国行きの切符もこのときいただけます。

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