ソムリエになるには?

 ソムリエになるには、日本ソムリエ協会の呼称資格認定試験に合格しなければなりません。試験にはソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパートの3種類のジャンルがあり、ソムリエに合格しないとソムリエにはなれません。

 それぞれ受験資格が違い、ソムリエは飲食業で5年以上、ワインアドバイザーは3年以上の実務経験が必要です。ワインエキスパートは実務経験が必要ありません。

1)ソムリエはレストランで働いている一般的なソムリエですが、最近はスチュワーデスの方が多く受験されているようです。

2)ワインアドバイザーは酒屋さんや輸入業者の方が対象です。

3)ワインエキスパートは特に制限がありませんので、誰でも受験できます。私の本職は医者ですが、友人の医者仲間や弁護士の方でも、ワインエキスパートに合格する人達が年々増えています。

 この3つの違いは二次試験の実技に関してですが、一次の筆記は全く同じ問題で、合格点も同じです。どれが難しいかという序列はつけられません。

 なお、2000年からシステムに一部変更があり、従来ですとエキスパートを持っている人がソムリエを新たに受験する時、一次と二次の両方の試験を受けなければならなかったのですが、これからは一次は免除されて二次試験だけ受ければよいそうです。ということは、ソムリエを目指す人も早い内にエキスパートをとっておいて、じっくりとソムリエの二次試験に臨むのが得策ですね。

 どんな問題が出るの?

 そんな疑問にお答えし、過去に出題されて問題を中心に解説を加え、「傾向と対策」を伝授するのがこのホーム・ページの目的です。