ビートを買ってから大変困ったこと。それは・・・
1DINサイズの社外オーディオが入らない!
オープンカーという事もあり、盗難防止の為に設計時から
外しにくいオーディオ、つまりビート専用オーディオが作られました。

専用設計というだけはあって、デザインもシンプルで好みだし、
左手を伸ばせばミュートボタンを押せるし、使い勝手は良好。
しかし、13年前の設計段階では、車載CDオーディオなんてのは
高級品、つまり、カセット+FM/AMチューナーの組み合わせが
一般的でした。ビートの純正オプションでCDチェンジャーが存在して
いたけど、狭いトランクが更に狭くなる弊害があり、一長一短。

普通の車だったら、「1DINでMP3対応のCD−Rプレイヤー」の1つで
全て解決しますが、ビートのセンターコンソールに1DINが入るスペースが
ありません。今までは・・・
1・センターコンソール内のフレームを切断し取り付け。
2・助手席コンソールを加工して取り付け。
3・社外センターコンソールに付け替えて取り付け。
・・・などが有名でしたが、それぞれ「作業が大変」「運転中に手が届かない」
「値段が高い」というハードルが存在していました。

そこで!ビートオーナーの私が、ビートオーナーに紹介するのが・・・


シガライターに接続する、MP3プレイヤーです!
パソコンで編集したMP3データを、PC用のUSBフラッシュメモリーに保存し、
そのUSBメモリーをMP3プレイヤーの上部に挿し込むと、カーステレオの
FM受信機から音楽が流れる、説明が3行で済んじゃう便利なグッズです。
定価16800円なのを、特価9000円にて購入。


同じコンセプトの商品は何種類か出ているけど、この商品だけ首の部分が
曲がる仕組みになっていますので、運転中に腕や足は干渉しません。
挿してあるUSBメモリーの容量は32MBですが、実際使えるのは約30MB。
これで、CD並みの音質で約30分の曲データが保存できます。
ちなみに、USBメモリーのエンブレムがジオン軍のマークだからと言って、
ギレン総帥の演説が流れたり、「シャアが来る!」が流れたりはしません(笑)。

シガライターに挿し込み、USBメモリーも挿し、FMの周波数もセットした。
電源ON!
・・・ん?確かに曲は流れるけど、ノイズが多い。AM放送以上、FM放送以下かも。
想像と比べて、期待はずれだった・・・と思ったら、外部アンテナを忘れてた(笑)。


アンテナの先にある「ワニ口クリップ」を、センターコンソール裏のフレームへ、
適当に挟み付ける。そして、再びエンジンを回すと・・・
これだ!
音質は、FMと同等かそれ以上、CD以下といった感じ。
管理面でも、シガライターから抜くだけなので毎日持ち帰れるし、
USBメモリーなら何度でも消したり保存したりできるので、CD−Rみたいに
何枚も保管する必要もありません。嗚呼、地球に優しい。

ちなみに、2004年12月現在の、USBメモリーの値段です。
64MB:約60分:約2500円、
128MB:約2時間:約3000円、
256MB:約4時間:約4000円、
512MB:約8時間:約9000円、
1GB:約16時間:約15000、
となっています。私は256MBのを2本購入予定です。

あと、注意点が1つ。これの1つ前のモデルでは、動作不安定なメーカーの
USBメモリーがありましたので、念のため動作確認済みの使用をお勧めします。
動作可能:Buffaro、 ADTEC、 I/Oデータ、Cima、 東芝、LEXER、Hagiwara
動作不適合:SONY、Princeton、Green、House