ビート・ワンメイクレース・・・すいません、ウソです。
あるレースでは、コンピューター5台中3台がビートでエントリーしてくるので、
それらと違う色のビートで参戦すれば、こんな写真が撮影可能です。
残り2台は、適当に蹴散らして下さい(苦笑)。
手前から、「通常(白)」「バージョンF(緑パール)」「バージョンZ(銀)」
「通常(黄)」となっています。バージョンFは800台限定の特別車、
バージョンZは最後の特別車(地域限定らしい)で、性能的には
通常車と変わりないです(バージョンFは緑パール+ガンメタホイール、
バージョンZは銀と深緑のボディ2色にリアスポ標準装備など)。
どうせだったら、500台限定の「バージョンC(青)」もGT4に登場させて
ほしかったです。色違いなだけなんだし。
マンハッタンの夜景と共に撮影。下の「白ビート」の写真は、車の存在感が
自分でも驚くくらいに表現されていて、お気に入りの1枚です。
上の「赤ビート」の写真は、赤ビートオーナーからのリクエストで再現。
こちらは車高を下げているので、ビートなのに「どっしり感」が
現れている意外な1枚。額縁に入れて飾っても、一見では「CG」と
分からないかもしれませんね。このゲーム、凄すぎ。
同じ場所・同じ位置からの撮影でも、構図を変えるだけで印象が全然変わる
一例です。上の写真は大胆な構図で撮影し、車のパンフレットなんかに
掲載されても恥ずかしくないぐらいの自信作。ビートなのに、大人っぽさが
感じ取れます。「日曜夕方、FMラジオと黄昏」、そんな言葉が似合いそうです。
撮影場所を変えただけ(車の位置はそのまま)の、ポートレート風な写真。
「実際にこんな場所へ行ったら、こんな写真を撮りそう」と考えながら撮影。
街灯の下で撮影。ホワイトバランスを変更するだけで、上の写真みたいに
「夜」っぽくも、下の写真みたいに「夕暮れ」っぽくも表現可能です。
ホワイトバランスの数値をいろいろ試しながら撮影すると、
写真の仕上がりが一味変わってきて、表現力が一気に増えます。
フルカウンターを当てながら、コーナー入り口から飛び出してきた赤ビート。
「赤→熱い→アグレッシブ→攻める→ドリフト!」、と考えて、こんな写真に・・・。
クリッピングポイントになる縁石が見える程度に、横方向へ流し撮りしました。
言われないと気が付かないですが、「ちょっとだけ」傾けて撮影しています。
たったそれだけで、第一印象が変わってしまうから、不思議です。
パールグリーン色のバージョンFと、エメラルド色の海と、蒼い空。
いかにもオープンカーで走りたいシチュエイションで撮影しました。
絞りを開放して、背景までピントを合わせて撮影したけど、
一気に「CGっぽく」なってしまいました。GT4ではシャッター速度や
絞りを調節しながら何度も撮り直しできるけど、プロカメラマンは
それらの数値を一発撮りで決めてしまうんだから、ホント凄いです。
バージョンZの深緑色ボディを、何とかして黒っぽく撮影できないかと
試行錯誤しましたが、結果「自分の腕と知識では無理」だと分かりました。
これは、トンネル内で撮影したもの。GT4に全塗装があれば、黒いビートで
撮影しまくるんだけどなぁ・・・。
上の写真は「バージョンZ」の運転席。下の写真は、通常のビート。
メーターを見比べると、「バージョンZのメーターは黒」というマニアックな
部分も、GT4では再現していました!オーディオは外しているけど(?)、
エアコンやハザードの位置やゼブラ柄シートは本物ソックリ。
下の写真は、ボディを流れる街の灯りがいい具合です。
撮ってはみたものの、背景のCGが荒くて「没」に。
ABCミーティング!バブル期に開発された軽スポーツ3台、それが
マツダ「AZ−1」、ホンダ「Beat」、スズキ「Cappuccino」です。
AZ−1とカプチーノは、スズキ・アルトワークスのインタークーラーターボ
エンジン(DOHC直3)を採用し(マツダとスズキは提携しており、
フォグランプの形状が違うスズキ製AZ−1「キャラ」も発売された)、3台の中で
一番早く発売したビートはトゥデイ・アクティ(軽トラ)のエンジンをチューンした
NAエンジン(SOHC直3)を採用。3台とも最大出力64馬力ではあるが、
ビートの最大トクルが7000回転で6.1kgmであるのに対し、AZ−1と
カプチーノは4000回転で8.7kgmを発生させるのが大きな違い。
ビートがAZ−1・カプチーノに劣る点は、
・エンジンがNAなので、加速が鈍い。
・車重760kgに対し、AZ−1は720kg、カプチーノは700kg。
といった具合です。しかし、オープンカーで楽しむという点では、
AZ−1はTバールーフのガルウイング、カプチーノは屋根を分解して
トランクに収納する(!)のに対して、ビートは「フックを外して幌を開ける」
だけなので、気軽にオープンにもクローズにもなれるのが嬉しいです。
上の写真を見ると、3台の屋根の形状・質感の違いはハッキリ確認できます。
AZ−1は「MR・ターボ」、ビートは「MR・NA」、カプチーノは「FR・ターボ」と、
それぞれ異なった性格を持っています。個人的見解ですが、
AZ−1は「カートとレーシングカーとスーパーカーを融合した軽自動車」
ビートは「バイクと車を融合させて、俺色に染める楽しみがある軽自動車」
カプチーノは「スポーツカーをそのまま小さくして完成した軽自動車」
と考えています。3台とも生産終了した現在でも人気があるのは、
それだけ「良い車」だったという事でしょう。
ちなみに、これらの写真を撮影するのに一番苦労するのは、
「シャッターチャンス」です。「3台が同じレースに出て、3台が等間隔に
並んで、なおかつ他の走行車両が写らない時」なんて、そうそうありません。
逆を言えば、「一度でもこのチャンスに恵まれ、リプレイを保存してしまえば
何度でも撮影できる」のです!私の場合、
・AZ−1とカプチーノが出場するレースに、ビートで参加(6台走行)
・他の走行車両3台をグラベルやピットロードに押し出し(苦笑)、
AZ−1とカプチーノを先行させる
・2台に追い付いたら、隙を見て2台の間に割り込みつつ追い越す
そうすると、一瞬だけ3台が等間隔になる瞬間があるので、そこを逃さず
シャッターを切りますと、上の4枚みたいな写真ができあがり。
このタイミングで別角度から10枚ぐらい撮影したけど、自分的に満足できる
4枚をここに公開します。数多くの条件を乗り越えた写真、ご堪能下さい。
夜の都会をイメージして撮影したら、GT4のマニュアルに似たような写真が
あったので(フェアレディZオープンだったけど)、フォトコレクション連載時には
「没」にしました。首都高バトルのリプレイや、アニメ映画「AKIRA」の冒頭
みたいに、テールライトの残像が残るエフェクト、GT次回作のリプレイでは
是非とも再現して欲しいものです。
ホンダ・MR車対決・・・って、ありえねぇ。フルチューンのビートに
NOSを付けたら、ノーマルの新旧NSX相手に立ち上がりのストレートで
勝てたので、嬉しくて記念撮影。ビートに赤ヘッドのVTECエンジンを
載せれば、現実でもこんな光景が再現できるかもしれません。
2005年12月28日、GT4発売。購入日に初めてフォトモードで撮影した、
記念すべき1枚。すべては、ここから始まりました。今改めて見てみると、
もうちょっとシャッター速度を落とせば良かった、と反省。でも、雪煙が
リアのタイヤハウス内に渦巻いていて、リア駆動車っぽさが出ています。
ちなみに、「青森にいるオーナーズクラブの方の通勤風景」をイメージ
してみたのですが、「さすがに幌は閉めています」とコメントされました(笑)。