ツツジの花と一緒に(2006)

目的がなくなると、一日だらだらとしてしまう。忙しいとテンポよく片付くが、雨だといつでも出来るので、ホームページも編集しようと思わない。かと言って本を読むでもなく 、ごろごろとして一日を過ごす。それは凄くもったいなくて、あと何年か分からない寿命を十ニ分に楽しみたいと思うのだが、雨だと全くやる気がしない。    -1-

そんな気持ちで、インターネットの天気予報を見ると日曜日は雨から曇りに変わった。

5月14日、5時に起床し、再度天気予報を確認する。9時からは雨が上がる。6時過ぎに檜洞丸に向った。予測ではツツジが1300m辺りで咲いている筈である。駐車場の車は非常に少ない。     -2-

自然教室のホワイトボードで最新情報を確認するが、5月3日以降はツツジの情報は無かった。 霧雨が身体を包み込み、視界は良くない。

登り初めて直ぐに赤い山ツツジが咲いていた。平坦になった道のガレ場にミツマタが何本も育っていた。ミツマタは先駆種なのだろうかと思った。        -3-

ゴーラ沢出合は流れが大きく蛇行し、対岸近くを流れていた。休憩を取らないで登り続ける。少し霧がはれ視界が広くなった。

そして鳥の声が『ぴっつぴっつ』と聞こえるが名前は分からない。『じいじい』も聞こえる。今日は鳥の声を楽しむ為ラジオを置いてきた。-4-     

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