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芸術の森の紅葉 |
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11月11日(日)、雨のため山の仕事が無くなり時間が出来た。山梨県立美術館で『近藤浩一路』の作品展示が行われている。東京でも開催されていたが、日にちが合わなかった。それが山梨でも開催されると新聞に記載されて、見に行きたいと思っていた。女房を誘って一路中央道を下った。-1- |
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美術館がある芸術の森はイチョウ並木が黄色く色つき、中はケヤキが橙色になっている。 左側に文学館、右は山梨県立美術館になる。美術館の入場料は常設展示500円、特別展示1000円、セットで1240円だった。二階に上がると窓から見る紅葉と彫刻はまた格別の ものだった。 そして、光の水墨画に興味深深だった。-2- |
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最初の部屋の『黎明』も良かったが、 やはり一番は『鵜飼六題』で漁火や焚き火の鮮やかさ、墨による表現の見事さに感動した。その他に色付きの作品もあったが、やはり墨の濃淡で表現されたものが良かった。続いて『雨期』 、この広がりを持った絵に関心した。隣にあった更に大きな画の『水田』よりも悠々とした田園を感じた。 早乙女も近くで見ると太い線しか見えないが、離れると田植えをしている女性である。-3- | |||
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更に縦に描かれた絵は、首を上げると時間を遡る事が出来る。全く墨絵の表現には驚くしかない。 浩一路以外の作品では平原百穂(ひゃくしゅう)の『竹林幽棲』に書かれた竹の葉の濃淡が、それぞれ色を感じさせる程で凄く感心した。2時間鑑賞し、今度は森の中の薔薇や紅葉を見て、時間が無くなり文学館は中止にした。-4- |
山梨県立美術館 場所 甲府市貢川1-4-27
浩一路の展示は11月26日まで |