平田日本不思議

韓竈の社

左上 行止り?,左中 右に細い隙間,下 裏側から見る

 

民家2軒だけのその脇、緑濃い林の間に細い道が続く。川沿いにゆるい登りを進むと、広場の手前に鳥居があった。鳥居の向い側は方形をした岩、”岩船”である。 細い道は大社に繋がった道で、古に行き来する人達は、今の寂れた状況を想像だにしなかっただろう。

鳥居をくぐると、300段の階段が続く。路の脇には杖が用意されている。小さな自然石を組み合わせた階段は、少し歩き難い。汗をかきながら登ると、大きな岩が左右に見える。あと僅か、整備された階段になった。登りきると前には急斜面で道が 消えた。次頁