桧洞丸から箒沢へ

桧洞丸に登り始めた頃の下山ルートはこの箒沢へ向かう道だった。

誰かにツツジが沢山咲いている道と聞いてここを通った。そして犬越路に比べるとアップダウンが少なく負荷が軽いのも理由の一つだった。

木道を下り分岐から少し歩いたところに右側が大きく落ち込んだ所がある。それを過ぎるとあとは少々のわき見は大丈夫だが、気を抜きすぎると板小屋沢の頭からのがれ場で落石や足を取られる危険性が高い。ここは注意が必要である。

最初は花の丁度良い時期が分からず行っていたので余り感動した記憶も写真も残っていなかった。

 

でもバイケイソウがベンチを取り囲む景色はなんとも言えず春らしい雰囲気を感じた。(位置的には多分テシロの頭だったと思う)

        

石棚山まではブナも多くのびのびとした歩きが楽しめる。

 

このコースの特徴は新緑の緑の素晴らしさだと思う。沢が見え始めると緑の中でチョット休みをしたい気持ちになるが、沢まで下りて、顔を洗いそこから緑とツツジを楽しむのも悪くはないと思う。

        

 

     

2002年サクラ見物

下山は箒沢に向かった。2年振りにこの道を下る。

しかし、ここの景色はぶな林を抜けるまでは本当に気持ちがいい。

また、ことしは桜が沢山さいていた。

雑誌に山桜の花言葉は”気高さ”と書いてあったがマメサクラは何だろうか?

分岐から少し下るとベンチがあり2年前の同じ時期はバイケイソウも殆ど芽吹いていなかったが、今年は葉も広がっている。

そこには落ち葉のじゅうたんが厚さ10cmくらい敷いてあった。

倒木が落ち葉で半分ぐらい埋まっている。素晴らしく静かなとこだ。

二つ目のベンチを過ぎると新緑の綺麗なところにでた。ここで一眠りすれば本当に良い夢が見れそうである。

そうして石棚山を過ぎ、余り楽しくないがれ場を下った。

 

2002年紅葉の箒沢ルート