仏果山を登るルート(半原越え)

熊古谷山

 

皮籠石山

 

山頂から振返る

次の頁

経ヶ岳(半原越え)から登った場合、上りは大きく分けて6ヶ所あります。 最初に石段の取り付きを登り、暫くなだらかな道を進むと土山峠の分岐があり直ぐに100m位の木組みの階段になります。ここを登りきるとベンチがあります。右は行けませんが、その下は水汲み場になります。 少し下り先ほどより少し長い木の階段があります。登りきった所のサカキを回り込んだところが皮籠石山(かわごいしやま)で標高は640mです。 ここからの眺めは、新宿副都心まで一望できます。四番目 の登りはゆるい坂から急な登りになります。五番目は更に急で長い登りです。 ここは遠くから仏果山を眺めた時に、稜線が急に立ち上がっているのでよく分かります。登り切った所の鹿柵を潜り抜けると造林が終り、雑木林が続きます。 ここは熊古谷山とも言うようです。その先の一寸したピークを「八州ヶ峰」(738.1m)と言い、八州全てが見渡せるから付いた名称との事です。 『皇国地誌残稿』では「岩倉山」と書かれているようです。(標はなく修験について書かれた看板があります)最後の登りは仏果仙人修行の場からの登りでロープ伝いです。 「絹浸(きぬひやし)」と呼ばれ、ここが一番危険な場所です。安全を確認しながら一人づつ登って下さい。頂上はもう目の前です。