文字で大まんぞく(明星ヶ岳)

 

上写真 大文字焼の標

左上 狭い道、左下 急坂を振り返る、下  大文字の黄色い花

笹に囲まれた道を抜けると、少し道がなだらかになった。もっと脇の草花を見れば書くこともあろうが、登るのがやっとで全く回りが見えない。仲間はもう頂上に着いた頃だろうかと思った。

12時15分、前方が明るくなりその先に標があった。近づくと視界は更に広がり黄色い花が見えた。

明星ヶ岳は大文字山とも言われ、8月16日のお盆に『大』の文字を表した松明が燃やされる。一説には『大』の文字は星を表し、陰陽説で北極星にあたる。 また、明星ヶ岳と呼ばれるのは宵の明星(金星)が山頂に輝く事から付けられという。ここは星に縁のある山である。

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