修験者ウォークで知る

『ハトムネ』とは

200m以上あるハトムネ

鳥居前で聞いたその話から八菅神社の重みを感じ、年始のお参りでは程ほどの気持ちで見ていた神社の建物が、今日は凄く尊厳のあるものに見えた。

本堂付近では木々の話をして頂いた。この付近にある大木はスダジイが多く、この木は寒い地域では生息していない。この山 に多いのは、昔から木々に覆われて霜が下りない事が要因らしい。

また、下の写真「老松の碑」や、大きい木が多いので、少しでも光を受けようと丈の高い木が多いこと、クロガネモチやベンケイナカセ等についても教わった。   (1) 

修験は神社脇の経塚付近にあった禅定宿から始まった。ここで修験35日の内の27日間を過ごし、そして峰入りになる。

矢後さんが繰り返し話されていた事は、修験は@”不動”になること、つまりは自然になるA”一陽来福”、必ず良い方に向いてくる事だった。

そして、修験の始めは白山権現で始まり、その終わりも大山の白山不動で終わる。そして生まれ変わるという。  (2)

その白山権現後を右に見て幣山に向かった。シイの木の実が道に沢山落ちていて歩くと割れ音がパチパチと軽快だった。子供のようにわざと踏みながら歩いた。   (3)

途中、矢後さんが分岐が分からなくなり行き過ぎてしまった。右の写真の黄色い看板が目印になる。 ここからは急な下りになった。  (4)

それまでは尾根歩きなので殆ど苦にならないが、ここでは滑った人がいた。山王社の石室の後ろを通り過ぎると、リサイクルセンターの下にでた。(5)次の頁