書策新道から行者ヶ岳へ

                         

3月3日、この時期は何処に行こうか迷ってしまう。雪遊びなら丹沢山に向かうが先週の気温でだいぶん解けてしまって多分ぬかるんだ道を歩く結果になりそれ程楽しくはない。それでは低い山で春の息吹を感じるのもいいが、毎週同じ山では来訪者を飽きさせてしまう。

そうだ!!

桧洞丸へ行こうと思ったが起きたのが遅かったので書策新道.から行者ヶ岳そして烏尾山を歩いて見ようと思った。

戸川の駐車場には車は少なかった。天気予報では晴れると言っていたが雪が降っている。

寒い

書作新道入口には(ホームページの右側の写真)『この道は崩落している場所があり危険』と書かれている。以前は無かったように思うがそんなにひどい道になったのかと驚いた。

9時に登り始めて最初に沢を渡る。やはりこの道は歩き易いと思う。階段が殆どないので自分の歩幅で歩ける。好きな道だ。

でも、上記写真の丸太橋や右側が落ちた場所があるので気を抜いてはいけない。

1時間歩くと、崩れた場所にでた。慎重にロープを伝い横切り(登り口の看板はここを言っていたらしい)水無川出会についた。いつもならここで一息入れるが雪が舞っていて石も冷たそうなので先を急いだ。

更に沢を渡り次の沢が上記写真になる。この沢を少し登ると右の滝にでる。

ここがセドの沢でここから書策小屋までは30分位で到達できる。

でもここから少しあるいて尾根道にでると急な登りになった。

白竜の滝

   

書策小屋に時間通り着いた。中を覗くとご主人が何か本を読んでいるようだった。

 

 
 

書策小屋の草むらにハトが首をすぼめて寒さに耐えていたし、セドの沢ではツララが下がっていた。また、ところどころに雪が残っていて滑り易くなっている。昼食を取りたいが場所が無い。

 
   

我慢して行者ヶ岳まで行くことにしたが、政治郎尾根を下って行者ヶ岳に行く途中大きく右側が落ちている。更に先をゆくと写真のようにオバサンが鎖にしがみついて下りてくる。

結構険しい道のようだ

 
 

鎖を登って振り帰ると景色がいい。天気が良ければ最高の景色を見られたかもしれない。

ここは修行者たちが行を行った場所で、足を押さえられて体半分を崖に出す荒行を行っていたと本で読んだことがある。

 
   

3年前に通った時には行者ヶ岳は殆どスペースが無いように思ったが手前の方に風除けの笹が生い茂った場所がありそこで昼食にした。

 
 

からすおやま(烏尾山)の名前通りカラスがベンチに休んでいた。

   
   

三の塔がうっすらと見えた。

今日はここまで。

烏尾尾根から下山する。しかし、道が整備されていないので歩き辛い。雨で木の根がえぐられてそのまま地面に出ているので結構危ない。1時間掛けて下山した。このルートは景色も見えないので余りお薦めできない。