北岳まで

 

<7月15,16日初登頂>

八ヶ岳か北岳のどちらに行こうか直前まで悩んで、結論を出したのは当日の朝、目覚めてからだった。それから車のルートの確認を行ったが、3冊の本を見ても明確な情報が無かった。これは、そんなに難しいルートではなく 、標識がしっかりした道に違いないと思い込み7時に出発した。

北岳を選んだのは前日飲み過ぎで体調が悪かったので、八ヶ岳を縦走するより頂上まで行って折り返す北岳の方が少し楽だと思った事と、やはり1回も登ったり間近で見たことの無い 、南アルプスの山々を眺めてみたかった。

8時半に中央高速の甲府昭和ICを出て国道20号線を下る。本に書いてあった夜叉神峠方面の標識が一向に見当たらない。韮崎を過ぎてやっと行き過ぎに気付き折り返した。韮崎市役所先の船山橋からのルートを見つけそこを走ったが 、表示が少なくここでも迷ってしまった。

何とか南アルプス道路を見つけて安心していると、地元のおばチャンが車間距離を詰めてあおってきた。折角初めて 来た場所なのに景色も楽しめない。道を空ければ済むのだが、おばチャンに渡したくはない。

桃の木温泉でやっと居なくなりホット一息。夜叉神峠のゲートを抜け長いトンネルを走り終わると、左には深い谷と右には頭の上に張り出した岩壁が続く。10時40分にやっと広河原に到着した.。走行時間は八ヶ岳と変わらない。距離は相模湖インターから137kmで、ちなみに帰りは迷うことなく走ったので110kmだった。

11時から白根御池小屋を目指して登り始めたが暑いのと急登の為、なかなか距離を稼ぐ事が出来ない。だましだまし歩くが進まないし、まわりは木立で気分転換も出来ない。

3時間以上歩いたところで人の集まっている声がする。皆が交代で沢の水を飲んでいた。水が落ちる辺りは霧状の空気に包まれていて神聖な雰囲気が漂っている。その水は飲むと甘く感じた。500mlのテルモスにいっぱいに入れた。

そこから小屋までは殆ど時間を感じない程近くにあった。小屋はプレハブで仕切りがなかった。(音が気になる人は眠り難い)

私はキャンプ場でテントを張り、ビールを3本飲んでぐっすりと眠った。

翌朝は草スベリの急登が控えていた。5時過ぎに出発、ここでも暑さでまいってしまい次々と抜かれてしまう。それでも2時間我慢して登ると花が沢山咲いている場所に出て、そこからは花と富士山を見ながらの登頂となった。

この山は花を楽しむ山のようだ。

日本第2位の高い山に着いたのは9時20分。甲斐駒ケ岳、間ノ岳を眺め、30分近くも楽しんだ。風が気持ちよかった。

下りは八本歯のコルから雪渓を下るコースを選んだ。ここから眺める北岳は大きな岩が多くて 、雄大な感じがした。

雪渓を下りるのに時間がかかり、下山したのが14時過ぎになってしまった。一般的なコース時間より2時間近く余計にかかった。

<そのた、気付き>

雪渓を歩くのでアイゼンは必携の事、テント撤収の時間が結構かかるので朝食の準備をしながら行う。叉、朝露でフライなども相当水を含んでしまうので収納袋を紛失しない事。水は2日間で2.5L用意して全て無くなった。(少し不足気味)

<車でのルート>

北岳マップ-1.gif (6792 バイト)

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