南山

お勧め景色

1月1日、お酒を飲みすぎて幾分調子が良くない。このままでは休暇明けの仕事初めが辛い。少しでも体を動かした方が良いと思い ので、津久井の南山に出かけることにした。

登り口

宮ヶ瀬ダムムの愛川公園駐車場に行く途中に、登り口があった。路肩に車を止めて歩き始めた。

半原市街

綺麗に下刈りされた杉木立と、整備された登山道はなんだか平凡なハイキングを予想させた。

奥に見える噴水

しかし、10分も歩かないうちに、看板を見て愕然とした。『熊2頭出没 注意』と書いてあった。

頂上

それまでの気分は一転し、少し音を立てながら歩く事にした。確かに、この辺りは人口も少なく熊が出てもおかしくない場所だ。

20分程登ると鉄塔があり、その脇に休憩所があった。鉄塔の下から半原の町がよく見えた。そして休憩所には人影が見えた。しかし、市街を撮影し1分もしない内に休憩所へ近づくと誰も居ない。

お勧め景色

さらに行くと木陰から宮ヶ瀬ダムが見えるようになった。ダム湖を走る船も、新しく出来た噴水も、良く見えた。落ち葉も多く歩けば足音がしても良い筈だが、休憩所で見た人影は全く見えないし、音もしない。天狗だったかも?

宮ヶ瀬ダム

登り始めて40分位過ぎると急に整備されていない道になり、鎖が垂れ下がっていた。粘土土で良く滑る急な坂だった。

マップ

しかし、そこを登り切り秀逸な絵画のような山容(写真一番上)があり、カメラを構えて走り出していた。そして、こんな素敵な山にめぐり合えた事を感謝した。残念がら、何枚か撮ったが三脚を持参しておらず満足な写真は残せなかった。

       

2月23日、元旦に行けなかった南山園地に行こうと思い出発した。頂上には子供達が遊んだと思われる松ぼっくりが置かれていた。

今日も曇り空で遠方は見えないが、この頂きの展望の良さには感激する。天気さえ良ければもっと素晴らしい景色を楽しめるのに残念である。

頂きからは殆ど登りは無く縦走路を黙々と歩く。しかし、ここで宮ヶ瀬湖側に松木が多い事に気が着いた。大分枯れてはいるがこのあたりの山では珍しい。

途中からブルトーザが走った跡の道と合流した。キャタピラの道は凸凹していて歩き辛い。暫く進むと斜面の木々が切られ整地が進められている場所に出た。

ここが南山園地だった。頂きには権現平(東山)の標記があった。先月、高取山から下山する時に青いビニールシートが被さっていたのはこの場所だった。

コンクリートが乾くまでの養生が目的のシートだった。出来上がった部分のコンクリートに進むと左写真のダムが一望できる位置だった。

天気さえ良ければ素晴らしい景色が見えたのであろうが、半原台地までしか今日は見えない。新しく作られた小屋を左に巻いて進んだ。すると、『これより先は宮ヶ瀬湖に下りる事は出来ません。』の看板があった。それでも進む道はこれしかなかったので進んだ。ここは急な下りになった。

暫く進むと鉄塔があり左に黄色い橋が見えた。鉄塔を少し下ると道がありそこを進んだ。すると宮ヶ瀬湖に出た。ダムの方向に戻ると左側に滝があった。落差は結構あるが水量は少ない。トンネルを2つ抜けてダムに到着した。あとで地図を見ると鉄塔の右側に正規ルートがあった。