丹沢から蛭が岳 |
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7時に塩水橋から出発する。意外と登る人が多く用意した熊避けベルは必要が無かった。先週、ふくらはぎが痙攣したので、カルシュウムが不足していると思い500mlのヨーグルトを飲みながら歩いた。 登り口の塩水橋まで奥さんに送ってもらったが、『同じ山ばかり登らないで別の山に登ればいいのに』と言われた。同じ山でも風景が違うから登るのだが分からない人にはしょうがない。 |
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昨年見つけた、標高700mの大木は健在だった。 嬉しい。 今まで堂平まで舗装道路を歩いていたが、わさび沢の先に『堂平へ』の看板があり、先を行く人に従って右に折れ木橋を渡った。 しかし、これは曲者だった。横方向の距離が短く殆ど縦方向に登る凄い急坂だった。持っていた体力の半分は消耗してしまった。 |
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その代わりに時間短縮は30分程出来た。堂平からの登り口にはフタリシズカが群生していた。来週くらいは見頃と思われる。
登りの舗装道路では川崎ナンバーの車とすれ違った。ここまで来てエンジンの音を聞くと不愉快になる。また、何故この人達は車止めを簡単に通過できるのか不思議だ。 |
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堂平まで1時間で、そこから更に2時間で丹沢の頂きに到着できる。 バイケイソウの茎が伸び蕾を付けていた。来週もまたこの山に登らなければならないようだ。 天王寺尾根は緑が更に綺麗だった。 しかし、雲が出てきた。(上の写真) |
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頂上直下のマルバタケの群生を木道が横切っている。ここまでくると頂上までは僅かである。
ミツバツツジが少し咲いていた。ここ丹沢はツツジの本数はあまり多くない。ブナの白さが目立つ場所だ。 頂上のベンチには10名位の人が休んでいた。午前10時、まだまだ先が続くので休まずに進む。 |
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直ぐに大好きな早戸川乗越から不動の峰への尾根が見えてきた。やはりここは景色が違う。 一面の笹原にツツジが数本で集合体を形成して生きている。桧洞丸とは全く違う景色を楽しむ。生憎のガスで写真は上手く撮れない。 |
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ここからは歩みが鈍くなってしまった。通常は1時間半を見ていれば良いのだが、写真を撮るので段々と遅くなった。
ガスが飛ばされるのを待っていると更に遅くなる。 |
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帰りの時間を考えると12時までに蛭が岳に到着したいが、強風をもろに受けるこの場所で精一杯咲いているツツジをキチンと記録したい。 しかし、このルートもこれで3回目だが1度も晴天に恵まれた事がない。
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不動の峰に着いた時は完全にガスに覆われてしまった。 ここで撮った写真は白いキリとかすかに木が見えるだけだった。この写真はここでは使えない。 又、次回のお楽しみにしていただきたい。
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不動の峰に看板があり、その中で小さな祠があるように書いてあったが見つからなかった。 この辺りでは浦島太郎のように、時間の感覚とどんな道を歩いていたかなど全く記憶に残っていなかった。 花の時期に登り、物珍しさが忘れさせてしまった。 |
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桧洞丸もブナがなくなり強い風がもろにツツジな当るようになれば枝振りも変ってしまうだろうなと、この場所で思った。
同じ丹沢でもこれだけ違う。殆どの木が高さがなく、かつボリューム感がない。 しかし、数本は傘を差したように綺麗に広がった木もあった。 |
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棚沢の頭を過ぎると鹿がツツジの間で休んでいた。距離が遠いので先方も呑気に人間を眺めている。 こちらも負けずに撮らせてもらう。右写真の真中で首をひねって別の人を見ています。
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そこから暫く進むと素晴らしく綺麗な場所にでた。写真を10枚くらい撮ったが天候で満足できるものがなかった。
ツツジの色と、白い石、それに下草の緑が本当に綺麗だった。この場所はお薦めです。 |
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鬼ヶ岩についてビックリした。予定の登頂時刻が1時間近く過ぎていた。 仕方なくおにぎりをかじりながら進んだ。これで5分は短縮できた。三脚も仕舞い、手持ちで撮れるようにフイルム感度を上げて蛭が岳へ急いだ。 |
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左真中で鹿がツツジを楽しんでいます。
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大分くたばってしまった。やっとtopに到着し、一目散で小屋の中に入った。ここの決り文句である。 『ビールを下さい』 蛭が岳へは荷を軽くする為にビールはもってこない。 |
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来年の楽しみも又できた。来年こそ一泊で、桧洞丸から蛭が岳、丹沢から塔ヶ岳までの花見を行いたいと思いビールを一口飲んだ。 コンビニで買った漬物で飲むビールは、周りのグループの手をかけた食事に見劣りするが、体力も時間も無い今の自分には調度良いのである。 |
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昨年のツツジポイント(臼ヶ岳方向)まで高度50m迄下ったが、ここも花が少なく、また元に戻り姫次に向かった。
下り1500mまでは荒れた道だがそこからは木道で整備されていた。姫次までは歩き易い上の写真のような道が続くが2回程登りがある。それ程の高さではないが疲れた身体にはきつく、休み休み進んだ。 |
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頂上には先客が3名ほどいたが、雨雲が進んできたのでみなそそくさと出発した。 『疲れたー』と発して、一息いれて自分も青野原に向かって下山した。 焼山に続く道もなだらかで非常に歩き易い道だった.途中黍殻山の登り口があり途中まで進んだが雨雲が完全に覆い被さりぽつぽつきたので引き返した。後でわかったがそのまま進んでも元の道に繋がるようになっていた。 |
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途中焼山の鉄塔に登ったがやはりガスでなにも見えなかった。
鳥屋に下りようとしたが起伏が沢山ありそうだったので中止した。 バス停までも結構あり、バスも1時間待たなければならなかった。 |
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冬(ツツジ) |
春、同じつつじ |