ツツジの花と一緒に(天子ヶ岳)

花の色も、ミツバツツジほどムラサキに近い色ではなく、桃色に近い。所々で山ツツジと並んで咲いている。この花の開花時期は山ツツジのペースと同じと納得した。 暫くはこの花で歩みが非常に鈍くなった。珍しくTさんもファインダーを覗いている。Tさんの趣味が広がれば更に楽しい山遊びが出来る筈である。 片側が人工林の道が続く。   -1-

10時15分、右上写真のベンチに到着する。急坂の為、ふくらはぎがパンパンである。 アシタカツツジは登るに連れて少なくなった。登り始めの数といい背の高さといい植林されたものではという考えが、頭を過ぎった。今回の目的に湿原の散策があった。少し広がった所が見える度に、Tさんが『湿原かも』と言うがこんな山の中にある訳が無いと思う。       -2-

10時25分、左下写真のベンチに到着する。ここからは田貫湖と富士山が正面にすごい迫力で見える。筈であったが、登り始めの状況からは一変し、ガスが富士山との間に立ち込めた。ここからはチゴユリ、ホウチャクソウ等の山の花を楽しんで登る。急坂は相変わらず続く。標高1000m辺りのミツバツツジは既に落花していた。         -3-

アシタカツツジは無くなり、ミツバツツジの木が多くなった。   

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