ダイワグレマスターズ(2000年)

大会参加者は140名で7グループ(20名毎)に分かれて5匹の重量で7名が次の準決勝に参加できるルールになっています。

各グループ毎に一つの磯で戦い3時間ごとに場所交代があると思っていましたら同じグループでも別の磯に分かれて結局場所の優劣は他の大会と同じでした。場所交代もまったく別の磯に連れていかれます。

前日会社が終り入間に向かい、途中高原の湯で一風呂浴びて着いたのが10時過ぎ、急いで寝袋にもぐりこんだら温泉効果で大汗がでて下着がびっしょり濡れてしまった。

4時に起床し着替えを終って受付に行くとシマノ・ガマカツとは大違いで女性がしかも場慣れした感じでアナウンスしていた。

6000円を支払いして帽子、ワッペン、配合餌それに吸殻入れや魚をいれる袋(これが気に入った---台所の水きりごみ入れの材料を活用)をもらい5時半の出船に備えた。

私の入った磯はタタミ根で、選択権は最後から2番目それでも後で雑誌をみるとポイント的には間違っていなかった。ここに7人と他に赤島と平島&三つ根に分かれた。

左から(北西)強風が吹くので大きな遠投ウキで仕掛けを作った。左側では天狗ウキで狙う若い人、右側は友志会の若者がそれぞれ入った。

まず天狗が小さめのグレを上げる、続いて私も同じ規定サイズ以下の20cmを上げる。するとそれから当たりが遠のいたので潮の動きの反対の右の根際を攻めると結構な引きでやり取りのため先端に移動した。浮かせようと竿を少し強引に立てるとハリが外れてしまいバラシ。

食いが浅いと判断し食い込むように小さめのウキに変更した。すると流しているとスーとウキが入ったので手前に寄せると規定サイズを少しオーバーする28cm位タモは入らないと判断し抜き上げた。すると空中でハリが外れてまたバラシ。

この後は悔やんでばかりの人物になってしまった。

更にハリスを1.5号に変更して探るとアイゴが釣れだして、アイゴの合間には飛魚さらにカツオとメジナは食う間が無い。カツオと喧嘩して強引に寄せてみたら道糸との結び目が切れてしまった。やはりハリスの1.5号は強引なやり取りは難しいと思った。

結局9時(調度半分)までに飛魚4枚、カツオ3枚(バラシ1枚)、アイゴ2枚と外道名人となってしまった。

青物が他に行くようにコマセを止めて流すと、案の定どこかに行ってくれた。そして、30cm位のをゲットしさらに25cmギリギリを1枚。この磯の他の連中は釣れていない。頭の中ではバラシが悔やまれて仕方ない。

その内また釣れなくなってしまい、1.2号まで落としたが釣れたのは真鯛だけこれも自分の課題だと思った。ハリスウキで狙う叉はタナを1ヒロまで浅くするとかがどうしても出来なかった。

早く終了してくれないないかと願っている11時過ぎに友志の若者が大きく竿を曲げる。ばらしてくれと思ったが、キッチリとタモいれされ35cmオーバーをキープし更に終了間際に又やり取りをやっているのを見て完全に負けたと思い片付けを始めたら、なんとアイゴだった。これで検量勝負1匹対2匹だがこちらの1匹は検量ギリギリ少し不安と緊張(勝ったら又会社を休まなければ---)。

しかし、グループで検量に向かうと赤島に乗った人が5匹を釣上げ袋が満杯になっているのを見た。検量所に向かうのを止めてまだ生きている2匹をリリースした。

結局、全体の中でも彼が優勝した。

今大会やはり良く見る顔の人が多かった。シマノで見た人やゴーセンで見たひと夫々各大会で上位に入った人達だが今回の7名の中に入っていなかった。

結局は場所が一番重要だと改めて思った。又若い人の参加が多く自分が一番の長老ではないかと思われた。----寂しい

最後の期待の抽選では名前を呼ばれ商品を受け取ることが出来た。抽選の品物はシマノより劣る。竿、竿ケース各1個とクーラー4個(ハードとソフト)&ドリンクホルダー、配合餌1パックだった。                          以上