初めて大会へ参加する人へ

『シマノジャパンカップ関東大会』
釣友が誰も釣り大会に参加していなかったので大会がどんな様子かが全く分からなかった。そして大島の釣り場の知識もなかった。

最初に始めたのは本によるポイントの確認だった。そして人間と魚用のエサの確保方法だった。

大島大会の結果は釣り雑誌に載っているのでポイント名は分かるが、その場所がどの辺りでどのようにして行くかとなると有名磯以外は分からない。分厚く高額な磯の写真本を買えば載っているが、お金を掛けないようにするには聞くのが一番である。

誰に聞くかがポイントだが、東海フィッシングクラブの方にお聞きする事がいい。

大会は大島に着くと直ぐにバスに載り各自の指定磯に移動となり12時までの約6時間が大会の競技時間となる。従って朝食の確保とそれを食する時間の確保が必要となる。

そこでお薦めなのが、竹芝の乗場近くにコンビ二があるのでそこでお握りと飲み物を購入しておく事。食事は移動のバスの中で行うか大島到着直前に済ましてしまう。食事の話題のついでに大会前日の夕食は コンビ二の斜め前の弁当屋で購入するのが安くて暖かくていい。しかし、20時になると締まってしまうので注意。お酒も船の中は高いのでお隣で購入する。

さて魚のエサも同様に竹芝前に1軒あるのでここで付けエサ、コマセを購入する。但し。配合えさの種類がすくないので好みがあれば事前に購入してくること。

この大会は磯割がありません。好きなところを指定できますが先着順ですので、機動力のある方が有利です。

連絡先

      フィッシング竹芝 03-3437-3727(TEL、FAXとも)

 

『G杯関東地区がま磯<チヌ>大会』(3月17日開催)の試し釣行

事前確認

3月14日、大会の下見を兼ねて茅ケ崎の沖磯に釣行した。昨年も同大会前に2回出かけて @ポイント&磯の状態<安全性を含めての確認>Aコマセの確認<大会ルールでは現地指定品を使用>B魚の活性状況<タナの深さ〉を確認した。 残念ながら大会当日は不運(釣った魚をバケツごと流してしまった)にも結果が残せなかった。

今回は所用で釣りに行く回数が減り期待薄、かつ現地情報も昨年収集しているので、それ程下見の必然を感じていなかった。その為、先週は自分の時間の都合で釣行出来る早川港へ行き、チヌを狙ってきた。<残念ながら結果はメバルー枚の貧果だった>

今日も、天気予報で波の高さが2mと言っていた事もあり早川へ行こうと思った。しかし、船宿に電話をしてみるとおばちゃんが「船は出してる」と言うので大会場所の茅ヶ崎沖に場所を変更した。

釣り開始

渡船の「たつみ」に7時半に着くと殆んどの人は6時便で出かけおり、自分一人が貸切で渡船して頂く事になった。昨年の大会は烏帽子群礁だけで大会が行われたが今年は陸に近い平島群礁も対象になるとの貴重な情報を得たので、平島群礁の中では大きな沖の大島に降してもらった。(大きい島程、抽選で磯割にあたる確立が高い) 10名位い竿が出せるその島に先客は陸側に1名だけ居る。島全体を一通り廻って見ると先客は確かにいいポイントに入っている。私は沖側で始めた。このポイントも結構いいが、やはり陸側が一番だと思える。 早くコマセを利かせる為に多目に何回も投入する。

今回のポイント

今日の釣行は明確なテーマがある。それは、仕掛のハリス0.6号の限界を確認する事だ。 手で引張っても簡単に切れてしまうこのハリスを使う理由は前回の大会でメジナの28cmを釣り上げた人が上位に入った。又、チヌは1匹だけしか上がらなかった。つまり、メジメの30cmを上げれば今回も間違いなく上位に食い込めるはずで、それならば出来る限り自然なえさの流れが演出可能な細ハリスで試みて見たく0.6号の登場となった。 鮎では0.1号を使ったことはあるがメジナの30cmが上がるかどうか楽しみだった。

実釣

最初は竿1本の仕掛で開始したが、エサが残ってくるので1.5本に変更した。するとエサはなくなるが当りがとれない。そこで、ガン玉を全体に50cm位上げてみた。 するとウキは少し沈むが、波が上になっても同調しない。おかしいと思い軽くあわせてみた。 急に竿先が海に引張られる。

『でかい』  その瞬間、一歩前に出た。しかし、魚が勝った。ハリスがスレて切れたと思ったら違っていた。極細ハリスの為道糸と直結したときの摩擦熱で結び目が弱くなりそこから切れた。 又々勉強になった。その後も強く大きく合わせて同じ結び目の下を切った。(修行がたりない)

その後は何にもつれない。その間、大会の作戦を考えた。@付けエサを長もちさせる方法Aコマセの使い方等。 その間も仕掛を変更して30cmオーバーを狙うが、エサがなくなるのでいっものようにタナを段々と浅くしていった。すると、魚がウキを引張るが合わせるとなにも釣れ上がってこない。

11時を過ると波が高く先端では危ない為、ボイントと明記されていないところに移動した。 結果 新しいポイントにユマセをしてから30分位したらウキが沈んだ。ハリスが切れないように軽く合わせると動かない。竿が曲ったまま引きずり込まれないので根がかりと思った。 しかしもう一度引っ張ると少し動いたので竿を立てた。

 0.6号は非常に心細いし、その上にタモも持参していなかった。しかし5回位つっこまれたが浮かせる事が出来、波に乗せて陸にあげてゲットすることができた。 チヌはやはり根ギワがBestで仕掛は細ハリスでガン玉多点打ちが良いみたいだ。 本大会の釣り方はメジナ狙いからチヌ阻いに変更してトライアルした方が良い結果が得らそうな気がしてきた。