神奈川の磯

米神大根カケアガリ八貫山下屏風岩根府川大根早川漁港平塚漁港真鶴烏帽子

米神1(カワネ,カブトネ)

入磯人数 5名程度、水深  3M位、駐車場から15分位、子供不可

全体

右ポイント

左ポイント

左磯がカワネ、右磯カブトネ

左のカワネ磯

 

国道135号線を南下し小田原市街を通る。そして、渋滞している早川駅を迂回し早川港の前を抜けると、渋滞箇所は幾分か迂回できる。バイパスとの合流地点を少し行くと写真の磯が見える。

神奈川の磯は三浦半島から江ノ島、烏帽子、大磯と続き、この米神になる。

ここら辺りからチヌの数は少なくなり、メジナのポイントになる。

さて、この磯は家族サービスを優先し、釣果は二の次の方にお薦めする場所です。車は米神漁港に大きな駐車場所がありますので、そこに停めます。有料で1000円ですが道路脇駐車は交通の妨げになります。又、交通量の多い135号を横断する必要もありません。

但し、干潮時は移動も簡単ですが、満潮時は帰れなくなる恐れがありますので注意が必要です。

カワネでは左が一番のポジションですが、波をかぶる場合は右で狙います。右の離れ岩との間は浅いが、ここでもキープサイズが釣れます。

さらに、早川寄り(図中左端)のカワネも少し高い磯ですがそこでも楽しめます。 もう大分前になりますが、近くのラーメン屋にここで釣れた50cmの魚拓が貼ってありました。確か夕まづめに上がったと書いてありました。

何れにしても、この場所は昼間は30cmが上がれば良しとする磯です。

 

米神大根(小根)

入磯人数 10名程度、水深  5M以下、駐車場から5分位、子供不可

 

全体

右側

左が米神大根、中間が米神小根、右が防波堤

米神堤防

上記磯の先がここ米神大根になります。見るからに立派な磯で収容人数も多い磯です。しかし、残念ながら余り釣った思い出の無いのが、この米神大根です。

丸一日ここで釣りをした事もありませんので、実力を知らないかも知れません。半日釣行でどうしても竿を出したい時にここに来ましたが、フカセでは余り釣れない磯でした。

原因はやはり先端に陣取っているカゴ師で、魚が全て沖にいるように思えます。(最近沖に網が仕掛けられてカゴ師は居なくなった。チャンスかも?)

図中A(写真右端)の小根が一番辛い場所で、殆ど釣れた事はない。一発だけデカイのがきたが、気持ちが離れていた時でばらしてしまいました。

Bポイントはいつもカゴ師が占領していてフカセの入るスペースはありません。以前カゴで50cmの黒鯛が釣り上がったのを見 ました。

Cポイントがフカセ狙いの場所と言われています。カゴ師が下準備するので、そのアミがコマセになっていると思 いますが、釣れるのは小メジナが多いようです。

Dポイントがフカセでの一番良い場所と聞きましたが、残念ながらいつも誰かいるので1回も竿を出した事 がありません。

米神堤防は高さが余り無く、波に弱いので入るときは注意が必要です。

 

米神2(マナイタ、沢尻根、カケアガリ)

入磯人数 5名程度、水深  5M以下、駐車場から15分位、子供不可

 
 

米神の防波堤はいつも人が大勢居ます。ここではフカセの入る余地が無く、殆どカゴ師です。そして、米神漁港から江之浦方面に少し歩くと図の磯になります。入れるポイントは少なく 、所々に大きな岩(図中の水色のマーク)があるので、そこから狙うようになります。

岩伝いでポイントに出るので、干満の時刻は必ず事前調査が必要です。 防波堤からはマナイタ、沢尻根、カケアガリと磯が続来ます。

釣行は2回ほどで釣果も芳しくはありませんが、ここで好きなのは、図中右側のゴロタとなっている場所 (カケアガリ)です。ここは結構広く 、又大きな岩が多くて周りから余り干渉されません。

夏には子供を連れて誰も居ないことを良しとして、パンツで泳いだ場所です。 潜った場所でメジナは見えなかったのですが30cm位の魚が浅場に居たのを思い出します。

また、黒鯛の大きなのが右端先端の尖った磯で上がったと聞きました。 子供たちと遊ぶには良い場所かもしれません。しかし、私の釣果は記憶がありません。ペットボトルで作った仕掛けでアナゴの小さいのが取れました。

左から防波堤、マナイタ、沢尻根、カケアガリ

マナイタ

 
 

根府川大根

入磯人数 8名程度、水深  5M位、駐車場から5分位、子供不可

  R135を走り、旧道への分岐の先に隧道が見える。その左がこの磯になる。

一番近い駐車場は、「なみのこ村」の看板を左に曲がり、左の「やまもと食堂」前の駐車場を利用する。有料だったが値段はそれほど高くはなかったと思う。しかし、帰りに反対車線に出る のが大変なので、2回目からはその先の真鶴PAの右側に駐車していた。

磯の右側はゴロタで浅く、左側が釣り人が集まる場所である。磯の先端は50m先に定置網もあり、魚影は濃いと思われるが、必ず誰か入っていて竿は出した事がない。

中央部分のエグれた根があるところが釣れそうなので、そこで2度ほど竿を出した。

米神大根とは違った雰囲気がこの磯にはあるが、残念ながら大きなメジナは上げた事がない。

八貫山下

入磯人数 10名程度、水深  3M位(ゴロタ)、駐車場から15分位

 

 

一箇所を除き全てゴロタで遠浅の釣り場です。2〜3回程竿を出しました。

ここで40cmのメジナが上がったと雑誌で読んで向かったのが最初で、今思えば多分その釣果は夕暮れの時間帯か、夜ではないかと思われます。

私の昼間釣行では、精々20cmクラスしか釣る事が出来なかった。

しかし、冬場の磯では釣れない超小型サイズのメジナが釣れて、ゴロタは不思議だと思いました。そして岩の間を波に合わせて道糸を操作するやり方はよそ見するとすぐに引っ掛かりウキが取られてしまう恐れがあり緊張しま す。

太い道糸と大きなウキで狙うのがここでは有効です。ゴロタとしては駐車場所から近く、大物も期待できる場所である。何れにしてもゴロタは満潮の時間帯を挟んで釣行するほうが良い と思います。尚、ここのお進めは左端の少し窪んだところです。深く、潮当たりが良いように思います。

 
 

屏風岩

入磯人数 3名程度、水深  3M位、駐車場から15分位、子供不可

  駐車場がなく釣りに立寄り難い磯です。真鶴道路の左路肩に何台かのスペース、それと図中のみかん畑への道の脇に何台か置けるようです。通行車両の邪魔にならないように止めましょう。

ここはトンネルの先に下り口があります。急で女性には一寸大変かもしれません。そこを過ぎれば何てことはありません。

磯は凪いでいれば5人から6人ぐらい入れますが、荒れていると右から波が這い上がってくるので大変危険です。

ここでのメジナの釣果は私や友人を含めても余りぱっとした話は聞いた事がありません。しかし、私の隣で4〜50cmのアオリイカを釣上げた人がいました。

 

早川漁港

全体

テトラA

年間釣行80回だった頃、釣行先の半分以上がこの場所だった。子供と一緒のときは港内(図中D)でボラを狙ったが、一人のときは外海のテトラ ( 現在は完全に釣り禁止)からの釣りになる。

外海のテトラは高く積み上げられていて、高度感があり最初は足がすくんだ。

メジナの魚影が濃く、いろいろ試すのには好都合な場所ではあるが、サイズは30cmどまりで、”引きを楽しむ”場所ではなかった。 従って、やり取りをやるには、リスキーな細ハリスが面白かった。

尚、テトラは滑って危険であり、お勧めできない。特に雨の日は絶対近寄らないで頂きたい。(また上記テトラの実績は5年以上も前の話です。安全な湾内でお楽しみ下さい)

C

新堤B

07年台風9号うねり

平塚漁港

先端部分

建屋側

左にはテトラの山

R135を横切ると砂浜に出て、正面の海には浮かぶ黄色い灯台が見えた。革靴で砂地を歩くと、つま先が真っ白になった。『湘南平塚ビーチパーク』はサッカーとビーチバレーを楽しむ若者が大勢いた。バレーボールに熱中したのも今は昔である。ここに来ると懐かしいものがよみがえる。

人生のように思うに進まない砂地からやっと抜け出して、平塚漁港に入った。茅ヶ崎や大磯、それに早川漁港とも違い、ここは静かな漁港だった。釣り人が少ない訳ではない。海上への散骨の船が出港するためでもない。

海面もゴミがなく、海水は綺麗である。静かに海を楽しむには良い場所である。駐車場は1日1000円でそれ程高くも無く台数も沢山入るようである。

 

真鶴海岸

 
 

真鶴 釜の口,氏崎 ,戎崎

入磯人数 8名程度、水深  5M以上、駐車場から20分位、子供不可

 

 

左Aポイント

高度感のある釣り座(赤い服の人の位置がB)

真鶴道路を下り、江之浦漁港を過ぎると磯が点在する。そこを通り過ぎ、真鶴料金所を駅に向う。駅前にはあおき釣具店があるので、ここで不足しているものを購入できる。

駅前の信号を左に曲がり100mも走るだろうか、直ぐに信号がありYの字になっている。真鶴半島の左側(小田原寄り)の磯はここを左に進む。駐車場は琴ヶ浜の店で停めさせて頂く か(有料)、中川一政美術館前の駐車場を利用する。

伊豆に行くのがおっくうになり、段々と近場になって通うようになり、真鶴の釣り場所ではここが多かった。

中川一政美術館前の駐車場に車を置いて5分位真鶴港へ歩くと、港からの道と合流する。その少し先に山神社入口があ り、左に磯への道がある。道に沿って林の中、少し急な九十九折を下りて行くと、崖の上に出る。 ここは雨の日は滑り易いので更に注意が必要です。一部海迄落ちていきそうなところがあります。

崖の上が釣り場で、左に下りると2名位なら入れる低い場所(Aポイント)もある。しかし、そこは この磯のベストポイントで誰かしら入っています。Bポイントは少し周りが囲われているので,高くても安心感がありここがお薦めの場所です。

C、Dになると高度感があり、一寸緊張します。高い場所からこませるので大きな魚は警戒するようでタモが必要な程の魚は釣れていないし、 また届きません。石もの狙いでここに来ましたが、残念ながら何も釣れませんでした。

この磯は釜の口と覚えて居ましたが、ある方から戎崎と教えて頂きました。ありがとうございました。

またAポイントの左側も平でつり易い磯があります。ここは1回釣行しました。入り口が分からず往生しました。

真鶴 鉄棒下

入磯人数 2〜3名程度、水深  3M以下、駐車場から10分位

磯の景観はよく、左に赤壁が大きくせり出しゴロタの対石と大きな岩がせり出したここ鉄棒下、更に三石へと続く。

しかし、鉄棒下の磯は殆ど浅く竿が出せるのは精々2ヶ所程度である。磯遊びにはいい場所で子供は大喜びであろう。

釣り場はAとBの2箇所になるが、Aの周りには岩が点在し潮当たりは沖に近いBの方が有利なので、B に入った方が高釣果が得られるのではないかと思う。

私の実績は息子と行った1回だけでコメジナのみで終った。

真鶴 鶴の首

入磯人数 5名程度、水深  3M以下、駐車場から10分位、崖下りあり、子供不可

最初の印象や、好結果が出なかったり、穏やかで浅い磯は再び訪れようとは思いません。

しかし、ここは決して悪い磯ではなく、釣れそうな気はします。しかし、崖をロープで下ったり、いたる所に岩があり攻め辛い場所であるのは事実である。

大きな磯の様に見えますが、釣りの出来る場所は図中のAとBだけです。でも本当に沢山釣れそうなのは先端部分だけだと思われます。

実は、ここに崖越えして入るより、左の磯(下の写真)が入磯し易いし、釣果も期待できる のでそこの釣行が圧倒的に多い。無理をして崖下りはしたくないものです。ここへの釣行は一回きりです。

 

真鶴 榊ヶ下

入磯人数 5名程度、水深  3M以下、駐車場から10分位、子供不可

 

 

鶴の首から見た

上から見た

真鶴で”一番良い磯は”と聞かれたら 、ここを薦めます。勿論三石まで渡れば違いますが、安全に釣り場まで行ける事が条件だとこの場所になります。

ここは旅館『亀ヶ崎』の前の駐車場に車を止めます。コンクリートの残骸物があり、その左に遊歩道が続きます。途中で磯への降り口があります。急坂で登るときも、下る時も注意が必要です。ケープパレスの駐車場を利用する方法もありますが、歩く距離は相当長くなります。

ポイントは楕円で赤くマークが付いた場所です。湾状に囲まれているところ全体がポイントです。以前に竿先が海面まで引き込まれた事もあります。残念ながら油断(真鶴ではハリスは1.5号)していた為、バラシてしまいました。

湾になっている事と根が複雑ですので、荒れた時は危険ですので絶対入らないようにしてください。予想を越える波が来ます。

又、ワンドの左側にも入れる場所があります。何れも釣り座が高く、かつ浅く攻め難い場所だったように記憶しています。

根が複雑なので大物も来ます。サラシの中を狙って下さい

真鶴 亀ヶ崎

入磯人数 5名程度、水深  3M以下、駐車場から10分位、子供不可

 

旅館『亀ヶ崎』の建物の後ろに磯への道がありますので、そこを下ります。 また、旅館には駐車料金を500円払っていました。

ここは榊ヶ下に入れない時に1回だけ来ました。根が複雑で、そこそこのメジナが釣れます。 収容人数は5名位でしょう。下の写真は亀ヶ崎から下りた磯と中央、右と移動した写真です。

ここを右に進むと黒崎に繋がります。絶壁があり途中で行く手を遮られますが、黒崎の左ワンド側を攻める事が出来ます。

 

 

真鶴 カワウソ

入磯人数 5名程度、水深  3M以下、駐車場から10分位、子供連れOK

 

左から見た

手前がカワウソ

 

子供と何度か来た場所です。満潮時は至る所が水没するのでタイドプールが出来て、色々な生物を発見できます。海老等は勿論、ヒラメを子供が捕まえた事もあ ります。

ケープパレスの駐車場を利用し、左方向におおよそ10分も歩くと磯に到着します。

釣果はAの部分でサラシの中を狙って25cm位のが上がりました。Cの部分は1.5ヒロと浅くて釣れた記憶はありません。Bの部分は深く 、A同様の釣果は期待できそうですが、残念ながら入った事がありません。釣り人はここによく立っていました。

子供と遊ぶには一番良い場所ではないでしょうか。でも、目を離さないで下さいね。

 

真鶴 黒崎

入磯人数 10名程度、水深  3M以下、駐車場から15分位、子供連れ一部(A)でOK、他はNG

中川美術館脇の内袋観音遊歩道を下るとここに出る。子供と来ると安心して楽しめる場所ではあるが釣果は期待しない方が良い。

この磯を別名で『竜宮』と呼んでいる。磯に出るのに竜宮城のような建物を通るので、勝手にそう言っている。

建物を出ると、大きないけすになっていてここに小さな魚やデカイウツボがいるので子供はそこで遊ばせていた。 簡単な仕掛けで直ぐに食いつくので、子供は大喜びである。

以前、このイケスには大カメが居たが最近は見えなくなった。メジナ狙いは図中B〜Eのポイントに移動する。B、Eは崖を越えなければならず、CとDは磯を渡らなければ行けない。

ベストポイントはCとDであるが、昼間は25cmが上がれば良しとする場所である。

突き当たりの場所Aではアオリイカが釣れる。

イカ狙いならお進めだが、メジナは期待できない。ここは子供たちと磯を楽しむ場所である。

真鶴港の先の海岸 (琴ヶ浜)

日産マリーナのその先にこの海岸があります。

浅い岩場ですので子供との磯遊びを楽しめます。

 

赤岩

 

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八貫山の先(真鶴方向)がここになる。一回だけの釣行である。

浅い釣り場はどうも釣れる気がしないので足が向かない。ここだったら港まで移動したほうが良いと思われる。

烏帽子

がまかつの大会が行われるので、事前調査等で5〜6回位釣行している。磯が大きいので全ての場所は試していない。しかし、磯釣りでハリス0.6号に初挑戦し、40cm近いチヌ を釣った場所でもある。

初めての場合は出来るだけ大きな磯に入った方が良い。

 

Tバー