古城めぐり(丸亀城)

2012年秋の丸亀城

頂いた葉書を本の間にはさみ、御殿門を抜ける。今度は男性が天守を描いていた。故郷の寺(鰐淵寺)が段々と自分から離れて行く中で、思いが丸亀城へ移って行くようだ。

主な経から外れると、観光客も少なく、静かさと自分だけに、秋の景色を開放してくれる。

昨年と同じように、石垣の下から見上げ、覆いかぶさる高さに感動し、瀬戸内の展望の良さに見とれた。

勿論、黄葉は旅の途中に引きつけるほど綺麗だった。不思議がわれるかも知れないが、今年の丸亀城は気持が違う。次の頁