
支え合いマップづくりが全国に広がっています。国や都道府県も、住民の福祉・生活課題やそれを助け合いによってどのように克服しているのかを把握するためのツールとして、補助事業の一つに取り上げるに至りました。
折しも、厚生労働省社会援護局が立ち上げた「これからの地域福祉のあり方に関する研究会」の報告書でも、主テーマを「新しい支え合いの姿を求めて」と、住民の福祉活動をこれからの地域福祉の最重要テーマに設定しています。これを推進していくには、住民の各地域での普段のふれあい・助け合いの実態を把握しなければなりません。そのツールとして、支え合いマップづくりが最も有効であることが社会福祉協議会や民生委員・地域包括支援センターの方たち等の実践によって実証されています。
しかし、今のように、さまざまな機関が個々バラバラにマップづくりをすすめていくのは非効率的です。同じ県内の社会福祉協議会でさえ、相互に連携せずに実施しているケースも見受けられます。マップづくりは、まだ未開の荒野。より効果的な手法を編み出していかねばならないこの時期、開拓者同士が連絡を取り合い、教え合っていく必要があるのです。マップの活用法がわからず、たった1回のマップづくりの研修会を開いただけで終わっている市町村も少なくありません。
1月31日、2月1日に支え合いマップの全国集会が愛知県岡崎市で開かれることになりましたので、この機を逃さずに全国で開拓的にマップづくりに取り組んでいる方々、またこれから取り組もうとしている方々が、この集会に参加後(2月1日午後3時に終了後)、そのまま残って、「支え合いマップづくり全国ネットワーク」の設立のための集会を開くことになりました。
2日間の研究でお疲れのことと思いますが、ぜひご参集いただきたく、ご案内申し上げます。その場で「ネットワーク」設立に賛同され、入会手続きをとっていただければと願っています。「ネットワーク」の設立詳細(案)は以下の通りです。
1 名 称
本会は「支え合いマップづくり全国ネットワーク」(仮称)とする。事務局は当面の間、住民流福祉総合研究所内におく。
2 目 的
全国で開拓的にマップづくりに取り組んでいる人、またこれから取り組もうとしている人同士が相互支援し、連携して、「支え合いマップづくり」の技術向上を図る。また、「支え合いマップづくり」実践による成果物等の情報交換、研修・研鑽の場づくりを行い、「地域福祉」の推進の輪を広げていくことを目指す。
<目的達成のための展開方法>
・会員相互の情報交換
・マップづくりセミナーの開催と支援
・マップづくり実施自体への応援(アフターフォロー)
・マップづくりを主とした情報誌の発行
・マップづくりインストラクター養成研修の開催
・マップづくりインストラクター養成研修修了者の派遣
・全国マップづくり研究集会等へ共同開催
・ブロック別の勉強会
3 会 員
会員は本会の事業に賛同する個人をもって組織する。
4 組 織
本会は目的達成のため、全国のブロック別に「幹事」を選出し、その「幹事」を中心にブロックごとの情報交換や、マップづくりの指導、セミナー開催の協力、インストラクター養成の自主開催などを実施する。当面は「幹事」の連携によりネットワークを広げていく。
5 経 費
本会の経費は参加費・寄付金及びその他の収入をもって充てる。
6 会 費
・入会随時
・会費 未定