供血・輸血について


今回、供血のお願いをさせて頂いたところ、驚くほど多くのサイトから、リンクのご協力を頂き、多くの方の支えを得て、供血が必要などの子も、必要量が集まり、無事に治療をすることができました。ありがとうございました。

輸血は、欠かすことのできない治療法の一つです。
「輸血をすれば助かったのに・・・。」そんな苦しい経験を持たれている方は、少なくないのです。
自分の犬・ネコ達が、いつ、輸血を必要とするかも、わかりません。

供血をお願いして、問い合わせで多かったのが、「私の犬は20キロしかないので、供血はできないのでしょうか。」「もう7歳になるので、もう少し若ければ・・」「去勢をしていないので・・・」等の、年齢、体重などのことでした。
おそらく、この問い合わせをされた方の犬達は、供血をすることが可能な犬達と思います。
「今回の供血でお願いしたケース」と「供血ができる、できない」は同じではありません。

 そして、もっと多かったのが、「供血なんて知らなかった。」というご意見でした。「犬でも輸血をするんですね。」というお話もありました。
 私自身、必要に応じて始めたことでしたが、供血を求めていた子達によって、良い機会に恵まれたのだと思いました。

どうぞ、この機会に、供血・輸血について、ご一緒に考えましょう。


* * - - 輸血について - - * *

輸血療法は、様々な原因による出血、貧血、血小板減少などに対し、欠かすことのできない治療法の一つで、輸血をすることで多くの動物が救われています
獣医療に対するニーズが多様化し、高度医療、専門診療が求められるようになり、ますます、輸血療法の必要性が高まっています。

* * 輸血が必要なケース* *

外科

★外傷による大量の出血
★手術により大量の出血が予測されるケース
★出血を起こしやすい、もしくは持続させうる疾患が滞在しているケース
★疾患(癌など)に付随した血液学的な問題があるケース

急性な大量出血がおこると、致命的な心血管系の変化を招くので、迅速・正確な対処が必要になります。
(交通事故、闘争などによる様々な部位の損傷による外傷性出血、脾臓や肝臓に発生した血管腫瘍などが原因の脈管の破綻による出血、殺鼠剤、肝疾患、DIC(播種性血管内凝固症候群)による凝固不全による出血など)

(参考資料・・・輸血を必要とする場合-外科疾患と手術-中山正成、田中宏、北村雅彦 SAMedicine Vol.6No.5 2004)

内科

★再生性貧血、非再生性貧血、血小板減少症、凝固因子欠乏状態による出血傾向、低蛋白血症など
必ずしも輸血が必要なのではなく、状況によって適切な量を使用します。正常な造血細胞が造れない、あるいは造血細胞が減少している場合などでは、長期に渡っての輸血が必要となることがあります。
輸血は、原疾患を治療するものでないので、一時的な救命および対症療法、麻酔を使用する検査を可能にするための手段、治療効果が出るまでの補足的な手段として利用されることが多いです。

(参考資料・・輸血を必要とする場合-内科疾患-久末 正晴 SAMedicine Vol.6No.5 2004)

* * 血液型、クロスマッチについて * *

血液型の判定を行わずに輸血を行うと、急性溶血などの重篤な副反応が生じかねません。

犬の血液型

犬の血液型は、犬赤血球抗原(DEA)による分類が国際的に広く知られています。日本独自の分類としてDシステム(同じような分類でシゲタ式)などもありますが、世界基準として認知されていません。
DEAは、今までに13の型系が知られています。
この中で、最も抗原性の高い型がDEA1型で、DEA1.2,DEA1.2,DEA1.3の3つのサブタイプが知られています。最も重要なサプタイプは、DEA1.1で、抗原性が高く輸血時に問題になってきます。DEA1.1には、陽性と陰性があり、これを調べるキットが販売されています。
(イリノイ大学の資料によれば、供血万能犬としては、DEA1.1の他、DEA1.2および7についても、陰性であることが望ましいとあります。)

犬種や地域によって犬の血液型の分布がありますが、日本ではDEA1.1陽性が、約40〜70%という報告があります。

DEA1.1は、同種抗体産生能が強く、産生された抗体は、溶血因子です。
しかし、自然抗体はありません。犬は、感さ(輸血)によって、抗体を有するようになります。

DEA1.1陽性の血液をDEA1.1陰性の犬に輸血をしても、1回目の輸血では重篤な反応を起こすことは、めったにありません
しかし、輸血が行われたことで、犬の体内にDEA1.1に対する抗体が産生されます。この反応は臨床症状を示しませんが、次回、DEA1.1陽性血を輸血した際、溶血などの輸血反応を起こしてしまいます
ですから、最初の輸血の前に、レシピエントとドナー犬両方に対し、DEA1.1の血液型を判定することが重要です。

輸血に適切な血液型組合せ

供血犬の赤血球型

受血犬の赤血球型

×

※輸血医療の際は、クロスマッチ試験の併用が必要です。

ラピッドベット-H「犬血液判定キット」 (このサイトは、第一化学薬品ですが販売元は共立製薬に移行)
犬の血液型の中で抗原性の強いDHA1.1を判定するキットです。スイスdms/Agrolabo社製。
検査に必要な血液は、0.4ml。検査カードに血液をたらし攪拌棒で混ぜるだけで、約2分で結果がでます。

猫の血液型

猫の血液型は、猫ABシステムといわれ、A型(A/A,A/B)、B型(B/B)、AB型の3種類の対立遺伝子からなっています。
日本の猫は、ほとんどがA型で、AB型の猫は非常にまれてです。
猫の場合、繁殖においても、血液型の確認は、新生子溶血の発生を避けるために大切です。

猫は、自然発生同種異系抗体を有しています。ですから、初回輸血でも、血液型不適合により、重篤な輸血反応を起こすことがあります。
特にB型の猫は、非常に強い抗A抗体を保有しています。
AB型の猫は、きわめて少ないので、ドナー猫を探すのは、非常に困難です。この場合、A型の血液を輸血することが可能です。

輸血に適切な血液型組合せ

供血猫の赤血球型

A型

B型
AB型

受血猫の血液型
A型

×
×
B型

×

×
AB型 ×
△:緊急時AB型の血液がない場合、A型の血液で代用できる。


ラピッドベット-H「猫血液判定キット」 (このサイトは、第一化学薬品ですが販売元は共立製薬に移行)
検査に必要な血液は、0.4ml。検査カードに血液をたらし攪拌棒で混ぜるだけで、約2分で結果がでます。

クロスマッチテスト

輸血の際は、上記血液型を合わせた上で、血液の交差適合試験を必ず行う必要があります。
ヒトの医療でも、必ずクロスマッチテストが行われています。

主試験・・・ドナー赤血球に対するレシピエント血漿中の同種異系抗体を検査
副試験・・・レシピエント赤血球に対するドナー血漿中の同種異系抗体を検査
自己凝集試験・・・ドナー血及びレシピエント血について、それぞれ凝集の有無を調べる

クロスマッチ試験に必要な血液は、わずか1〜3mlです。

輸血反応について

輸血反応は、免疫性の介在と、非免疫性の介在に大別されます。
免疫介在性輸血反応には、急性期の免疫性反応、非溶血性反応、遅延性免疫性反応があります。

不適合血液による輸血は、輸血中あるいは輸血直後に急性溶血反応が起きることがあります。
輸血された犬の赤血球の半減期は、約21日間とされていますが、不適合輸血の場合、赤血球の半減期は、わずか12時間になってしまいます。
実験では、不適合輸血にて、10分間以内に84%の赤血球が破壊された報告もあります。
溶血が起ると、ヘモグロビン血症、ヘモグロビン尿症が見られます。

非溶血性反応・・・アナフィラキシーショックや、そう痒、蕁麻疹など
遅延型の反応・・・血小板減少(点状出血、紫斑など)、溶血など
共通した臨床徴候は、発熱で、その後、嘔吐および溶血が起きます。

血液型検査や、クロスマッチ試験を行っても、輸血副反応を100%防止することはできませんが、可能な限り医原性の輸血反応、感染症を起こさないように努めなければなりません。

* * - - 供血の実際 - - * *

* * どの位採血されるの ??* *

犬の場合

動物は、循環血液量の約1/3を損失すると、出血性ショックに陥る危険性が高くなるので、安全な採血限度量は、全循環量の1/4程度であると思われます。
犬は、体重1kgあたりの血液量は、約90mlです。
健康な動物であれば、2,3週間毎に供血することが可能です。

これによると、21〜28日ごとに最大22ml/kgまでとなります。しかし、もっと厳しい9ml/kg/2〜3ヶ月とする条件(ただし、輸液補給を行えば18ml/kgに増量可)の記載もあります。
実際の供血量は、供血する犬の健康状態や、輸血を必要としているドナーの必要量、各病院の規定によって違います。

・麻布大学内でのドナー犬は、21日以上(できるだけ30日以上)の採血間隔で22ml/kgを最大量としています。
院外ドナーには、頻回の供血は抵抗感が強いので、1年に2〜3回が適当な頻度であると思われます。
・千葉市獣医師会の一般向けの血液バンクのシステム要綱によると、限度を15ml/kgとしています。
・苅谷動物病院での献血公募内容によると、25kg以上の犬が対象で、200〜400mlで、年に2回となっています。
・イリノイ大学の輸血療法によれば、全血量の10〜20%の血液とし、30kgの犬で450mlを採血(4〜6週間に1回以上行わない)できるとしています。

一般公募の犬に対する供血量は、安全をより必要以上に考慮した採血量・回数で、ご心配する必要はありません。

猫の場合

猫は、体重1kgあたりの血液量は、約65mlです。安全な採血限度量は、全循環量の1/4程度であると思われ、5kg程度の猫では最大限度量が80ml程度と思われます。
解説書により、供血の条件は、6ml/kg/2〜3ヵ月から、11〜15ml/kg/2〜3週間まで、大きなばらつきがあります。
麻布大学では、21日からできれば30日以上あけて、10ml/kgを1回当たりの最大供血量にしています。
千葉市獣医師会では、13ml/kg以下、イリノイ大学では、5kgの猫で、1回50〜60ml、苅谷動物病院では、4kg以上で、1回60mlとなっています。

猫の場合ウィルスなどの感染症の予防が難しいため、ドナー猫は、限定され、室内のみで飼われていることが必要になります。

* * 供血には、体重の規定があるの??* *

これは、供血の目的によって変わるものと思います。
大型犬への輸血などで、多量の輸血が必要な場合は、輸血の副反応などのリスクを少なくするためにも、なるべく少数の犬からの輸血が望ましく、1頭当たりの供血量が多く必要になりますから、供血する犬も、大きな犬のほうが望ましいのです。

供血バンクなどでも、1頭につきある程度の供血量であることが望ましいと思います。苅谷動物病院では25kg以上、ペンシルバニア大学では25kg以上、イリノイ大学では30kg以上となっています。一方で、千葉市獣医師会では、大型犬がふさわしいとしながらも、最低体重を5kg以上としています。

小型犬の治療に使う輸血量は、大型犬に比べ少量ですみ、供給する側も、それに見合う体重があれば十分になりますし、また治療によって、必要な輸血量が少なければ、それに見合う体重であれば良いのです。

* * 供血が可能な年齢は?* *

これは、年齢よりその他の一般検査で健康であることのほうがより重要であると思われます。
各病院などによって、公募内容が変わってきます。

苅谷動物病院・・・・1〜6歳齢
千葉市獣医師会・・・・1〜8歳齢(獣医師の判断で11歳まで可)
イリノイ大学・・・・・・・2〜8歳齢
ペンシルバニア大学・・・1〜10歳齢

公募され、一般家庭の中で暮らし、年に数回位までしか供血しない犬と、ドナー犬として病院で常に定期的に供血し、それ様の環境で飼育されている犬とは、倫理的側面からも、同じではないと思います。

麻布大学内ドナー犬・・・8歳になるまでに里親を探すよう努力
ニューヨーク・アニマルメディカルセンタードナー犬・・・満4〜5歳で引退、里親に出す。
ペンシルバニア大学・・・2年間のドナー生活の後、里親に出す

* * 供血に向く犬種、向かない犬種はあるの?* *

基本的には大型犬が最適です。
無麻酔で供血ができる穏やかな犬が良いと思います。
秋田犬および秋田犬の雑種は、イリノイ大学の輸血療法という資料によれば、赤血球細胞内のカリウム濃度が高いため、供血に向かないと書かれてあります。

* * ドナーのスクリーニング * *

ヒトでも、輸血による感染症が大変に問題となっています。
動物の場合、採取した血液毎に感染源をチェックすることは不可能で、血液あるいは血液製剤による感染は容易に起り得ます。
また、輸血によって、人畜共通感染症の原因を拡散させる可能性もあります。

輸血を受ける犬が感染症を起こさないために、供血する犬が供血するにふさわしい健康な犬であることが大切で、供血前に検査が行われます。
この検査は、ドナーの犬にとっての大切な健康チェックの場となり、データとして蓄積されることは、ドナー犬の健康のために有意義です。
フィラリアなどの予防・ワクチン接種を行っていること、外科・入院などから治療後十分に経過していることなどのほか、

資料によると、苅谷動物病院では、下記検査が行われています。

犬・・・身体検査、血液検査(CBC)血液化学検査(TP,Alb,Glu,ALT,ALP,BUN,Cre,TBil,P)、糞便検査、尿検査、フィラリア検査、バベシア検査(ブルセラ病検査・・・検討中)

猫・・・身体検査、血液検査(CBC)血液化学検査(TP,Alb,Glu,ALT,ALP,BUN,Cre,TBil,P)、糞便検査、尿検査、FIV、FeLV、FCoV.Toxo,ヘモバルトネラ症

この検査内容は、各動物病院によって異なると思われます。

* * 供血の際、どこから取るの??麻酔は??* *

犬猫の供血用の採血は、頚静脈が頻用されます。参考・・・http://www.usatoday.com/life/gallery/dogbloodmobile/flash.htm
無麻酔で採血が可能であることを条件にしている場合もありますし、レシピエント(輸血犬)に影響を与えない程度の軽い麻酔を行っているところもあります。ほとんどのケースが無麻酔だと思います。

* * 新鮮全血以外の輸血はないの??* *

人血液用の保存バッグを使用し、4℃で3〜4週間の保存が可能で、冷却遠心を行い凍結保護剤を添加し-80℃で凍結処理すれば、長期間の保存も可能です。
保存のための施設を設け、供給と保存のバランスが保たれるのであれば、より有効な活用ができます。
血漿製剤(新鮮血漿、新鮮凍結血漿、濃縮血漿)の輸液は、全血と違い、赤血球感作などの免疫反応に対する危険が少ないので、輸血による副反応を減らすことが可能になります。

苅谷動物病院では、冷却遠心器とディープフリーザーを導入し、血液を保存し、保存血液を有効に活用されています。

* * 血液バンク会社はないの??* *

米国では、民間で行われているものが現在8社あるそうです。
利益目的の会社も、非営利で運営されているものもあります。
ドナーのプール方法も、様々で、中には敷地内に何百頭もの犬を飼育し、常に血液を供給できる体制にしている会社もありますし、外部のケンネルと提携している会社もあります。

米国の非営利で運営されているところでは、レース犬のリタイア犬のグレイハンドを一般家庭に里親にだし、その犬達をボランティアの血液供給源にしている団体もあります。

ドナーの福祉は、大切なことです。
特に猫のドナーは供血の際鎮静が必要ですし、採血はデリケートです。動物たちは、様々な検査などで、疲れたりストレスを受けたりもします。
ペンシルバニア大学では、ドナーの犬や猫が遊べる十分な場所を設け、学生たちが共に遊んだりしているそうですし、また、2年間のドナー生活の後に、里親を探し、一般家庭に出しているそうです。


*ブルー十字動物血液センター*

日本でも、以前、血液型キットや、血液製剤などを大きく展開しようとしていた会社がありました。ブルー十字動物血液センターです。
ブルー十字倒産の際、たくさんの放棄犬が問題になったことを覚えていらっしやる方も少なくないと思います。

そこで、大型犬が多かった理由は、血液を採取する必要からであり、研究には生年月日や由来が明らかな犬猫が必要なため、売れ残って大きくなった純血種をブリーダーから安く購入した動物たちでした。血液採取のために、狭いケンネルにずっと入れられている犬猫たちがいることを広く知らせた事件でもありました。
倒産後、シゲタ動物薬品工業として再建されました。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~chocolat/blue_cross.htm
http://lovely.sub.jp/blog/archives/000077.php



* * 多くの方が、供血に関心をもつこと * *

多くの一般家庭の犬猫達が、供血の協力をすることで、自分達が、病気・怪我などで必要な血液を保持することができることが一番なのではないでしょうか。

千葉市獣医師会では、血液バンクとしてのネットワークへの関心を深めるために、ドナーにならない犬猫たちも、登録することができ、登録料は無料です。しかし、血液型を判定するために5250円の自己負担が必要で、ドナーになった場合、時間、労力がかかる一方で、金銭的謝礼はなく、感謝状のみです。ボランティアとして成立するために飼育者の意識向上が重要であるとしています。

苅谷動物病院の発表論文においても、供血動物の公募に対してのクライアントの説得が今後の課題であるとしています。

今後、輸血が必要なケースは、ますます増えていくことと思います。
米国では、輸血を専門に扱うテクニシャンもいるそうです。

高度医療が行える場所では、輸血が必要なのですから、そのための供血のシステムを作って行くことが急務だと思います。
定期的に供血を行うことで、自分の犬の健康検査となり、データが病院に蓄積され、自分の犬が輸血を必要とした時、恩恵を受けるような、そんな自然な流れができあがっていくべきなのだと思います。

ゴールデン、ラブラドール、フラットなど、日本でも増えつつある大型犬種の団体は、供血して頂く必要も多い犬種、供血するのにも適した犬種なのですから、こういった活動に、積極的になって頂けたらと、心から願っております。

* 献血車*

ペンシルバニア大学では、献血車を走らせています。

ペンシルバニア大学の都市の大学で、患者さんは地方から来る方が多いため、供血のために来院することは難しく、人と同じように献血車によって各地域を訪問しているのです。
毎週、週に3〜5回献血車での活動をしています。

コンセプトは、シンプルで、

「ペットがペットを救う、ペット同士で助け合おう」

というものです。

ドナー側のメリットは、異常があった場合、身体検査や感染症の検査がしてもらえることです。
その他にも、ドッグフードがお礼として渡されたり、「献血しました」というステッカーが配られたり、何回か献血を行うと特別なギフトがもらえたりのサービスがあるそうです。

6週間以上の間隔で再度献血ができます。
実際の様子を見ることができます。下記アドレスに是非アクセスして下さい。

日本でも、こんな車があちこちで見られるようになったら良いなっと思います。
しつけ教室などに参加している犬達など、若い犬達が、公園などで、気軽に献血ができるようになれればと思います。

http://www.usatoday.com/life/gallery/dogbloodmobile/flash.htm
http://www.usatoday.com/life/2004-01-19-dog-bloodmobile-usat_x.htm
http://jays.cocolog-nifty.com/privatepaper/2004/01/post_27.html


ペンシルバニア大学では、この他、ブリードクラブ(ブリーディングを行うクラブ)にも献血を呼びかけるお知らせをし、15年間に3000頭の犬が登録し、現在400頭がアクティブな形で献血をしているそうです。

千葉市獣医師会、苅谷動物病院だけでなく、福岡獣医師会や様々な病院での取り組みが始まっています。
私たち飼い主も、自分達の愛犬を、自分達の愛犬で救えるよう、意識を深めていけたらと思います。

*-*-参考文献・関連サイト-*-*

★「輸血療法」原題:Transfusion medicine 初出:CompendiumVol.26July2004p502 著者:Sarah Haldane,BVSc,MACVSc,Jennifer Roberrs,DVM,Steven L,Marks,BVSc,MS,MRCVS,DACVIM,Marc R,Raffe,DVM,MS,DACVA,DACVECC 所属:University of Illinois,USA 翻訳:小嶋久美子 J-VET December 2004 インターズー

★「献血公募による輸血システムの構築」 池田耕ニ、内田恵子、斎藤尚子、苅谷和廣 ACプラザ苅谷動物病院 市川橋病院 第6回 日本獣医学フォーラム年次大会2004

★SAMedicine Vol.6No.5 2004特集「輸血」より インターズー
 ・輸血を必要とする場合-外科疾患と手術-中山正成、田中宏、北村雅彦 中山獣医科病院 SAMedicine Vol.6No.5 2004
 ・輸血を必要とする場合-内科疾患-久末 正晴 麻布大学獣医学部内科学第二研究室 SAMedicine Vol.6No.5 2004
 ・臨床における輸血の実際-血液型、血液型判定と交差適合試験、輸血反応- 高島 一昭 (財)鳥取県動物臨床医学研究所 SAMedicine Vol.6No.5 2004
 ・臨床における輸血の実際-血液の保存、輸血量、輸血速度、器具と手技- 中村 遊香 共立製薬(株)学術部 SAMedicine Vol.6No.5 2004
 ・ドナーの管理 土屋 亮 麻布大学獣医学部内科学第二研究室 SAMedicine Vol.6No.5 2004
 ・千葉市獣医師会による「血液バンク登録制度」について 杉山 芳樹 千葉市獣医師会会員 ファミリー動物病院 SAMedicine Vol.6No.5 2004
 ・輸血医療について考える〜日米の輸血医療における現状と今後の展望〜 司会 中山正成(中山獣医科病院)、Urs Giger(ペンシルバニア大学獣医学部医療遺伝学)、辻本 元(東京大学獣医内科学教室)

★サウンダース小動物臨床マニュアル 長谷川篤彦 監訳 文永堂出版

★小動物の救急療法マニュアル Karol A,Mathews 編 安川明男 訳 (株)メディカルサイエンス社

http://www.symbiosis.jp/blog/archives/000078.html
http://www.petportal.jp/mt/archives/cat_13.html