ルール 例1 (山口県光市バージョン)

このルールは「ふうせんバレーボール実行委員会」(山口県光市)での第8回大会用のルールです。(平成9年2月5日改訂版)
 年度により話し合われながらかなりの変遷がありました。
1.チーム構成
  6人(介助者は認めない)
☆3人以上はハンディプレーヤーで、内1人以上は健常者の介護を必要とする者。対戦する両チームのハンディは同等でなければならない。
2.試合時間
  10分の2セット制
☆優勝戦等特殊な場合は時間を変更する場合がある。
3.勝敗
  1セット15点先取
☆優勝戦等特殊な場合はセット数、得点などを変更する場合がある。
4.コートの選択
  不可
☆応援者が多数の時など、選手の移動に支障があるため、スタッフが組み合わせの時あらかじめ決める。
5.コート内の選手の位置
  フリー

6.プレーヤーの交代
  認めない

☆コートチェンジの時をうまく利用すること。
7.作戦タイム
  認めない
☆コートチェンジの時をうまく利用すること。
8.サービスオーダー
  チーム内であらかじめ決めておくこと
☆得点したとき同一選手が連続してサーブを行っていたが、得点に関係なく、サーバーは毎回交代すること。
9.サーブ権
  試合開始時ジャンケンで決定
☆その後のサーブは得点したチームのプレーヤーがサーブする。サーブと得点の因果関係はない。(9人制バレーボールと同じ)

【下記項目のルールに触れた時、相手の得点になる】

10.サーブの回数と位置
  2回とも失敗した時

☆ハンディプレーヤー単独でサーブが困難な時、健常者のアシスト(助打)は可能。ハンディプレーヤーはサービスラインの前からOK。健常者はサービスラインの後方から行う。健常者のドライブサーブは認めない。
11.オーバータイムス
  6〜8回で相手コートに風船を返さなかった時
☆同一プレーヤーが不連続で2回風船に触れてもOK。
12.ナットオール
  1回も風船に触らない人がいた時
☆6人全員1回以上は風船に触れること。
13.ドリブル
  同一人が連続2回風船に触った時
☆ハンディプレーヤーの故意でない場合はドリブルとしない。この時カウントは1回とする。
14.ホールディング
  風船を握った時
☆風船が止まった時もダメ。車椅子の上で止まった時(約1秒)もアウト。
15.タッチネット
  身体の一部がネットに触った時
☆車椅子が接触した場合はタッチネットとしない。
16.オーバーネット
  ネットをオーバーしたとき

17.インターフェアー
  −

☆ネットの下から足など出ても良い。ただし故意はダメ。
18.アタック
  障害者・健常者、共に認める
☆ハンディプレーヤー、アドバンテージプレーヤーともサービスラインの後方からOKとする。ただしジャンプアタックは禁止。
19.アウト・オブ・バウンズ
  コートの支柱等に風船が当たった時
☆風船がマーカー外を通過した時、風船が相手コート外に落下した時、応援者が触れた時など。
20.味方二人同時プレー
  2回プレーとしてカウントする

21.ノーカウント
  −

☆風船が割れた時、ダブルファール、その他ゲームに支障が生じた時。ハンディプレーヤーがプレー中に転倒した場合等はプレーは続行しノーカウントとはしない。
22.ナットパス
  NO(ダメ)
☆ハンディプレーヤーに故意に風船を当ててパス回数を稼ぐプレーは認めない。
ハンディプレーヤーの主体性を引き出すこと。
23.ノータッチ
  −
☆車椅子に風船が当たった時、触れた事にならない。プレーとしてもカウントしない。


 ☆印は補足説明です。2,8,10,11,18,21,22の項目が一部変更
されています。主な変更点は、

●20分1セットを10分2セットにして、途中の選手交代はできなくなりました。
●8打までで相手に返し、1人が触れられるのは2打までとなりました。
●条件付きでアタックが認められるようになりました。