からだ・こころ・食べ物 〜 “過食”という摂食障がいから見えたもの 〜


 はじめに

 第1章 過食衝動
  1.過食衝動
  2.わたしのこころの動き

 第2章 過食の意味
  1.一般的な説について
  2.わたしにとっての意味

 第3章 からだ
  1.からだへの思い
  2.からだからの声
  3.自分のからだと仲良くする

 第4章 母との関係
  1.わたしの母
  2.「わたし」について

 第5章 
インナーチャイルド
  1.わたしの違和感
  2.わたしのインナーチャイルド
  3.等身大のわたしで


 第6章 気持ち
  1.気持ちという信号
  2.わたしの気持ち
  3.気持ちとは

 第7章 弱さ や 甘え
  1.評価の基準
  2.自分への評価
  3.弱さを認める

 第8章 治る と 治す
  1.治った状態
  2.治ると治す

 第9章 回復のために
  1.試したこと
  2.「衝動」とのつき合い方
  3.言葉での表現

 第10章 「わたし」で生きる
  1.受けとめること
  2.「わたし」とは
  3.「らせん」という考え方

 おわりに


 最近はみんなで強迫的に「人よりも特別に得意なところ探し」をしているように、
 または、させられているように感じる。結局は、何かすごいところを見つけ出し、
 その部分を発揮しないと価値がないと言われているように感じる。
 しかし、それは結局、条件付きの承認でしかないように思う。
                                 (「10.「わたし」で生きる」より)