モラルハラスメント 〜 第三者としてのわたしたち 〜 


 はじめに

 第1部 モラルハラスメントとは
  第1章 日常に潜む暴力
   1.家庭の中で
   2.職場の中で
   3.学校の中で

  第2章 定義
   1.暴力について
   2.モラルハラスメントの定義

  第3章 特徴
   1.被害者が強いられる沈黙
   2.場の支配
   3.悪意の存在

 第2部 被害者への二次加害

  第4章 二次加害について
   1.二次加害の存在
   2.「二次加害」という言葉

  第5章 「第三者」とは
   1.第三者の心情
   2.第三者の分類



  第6章 メッセンジャーと共犯者
   1.加害者側に立つとき
   2.メッセンジャー
   3.共犯者

  第7章 善意の人
   1.被害者側にいるということ
   2.善意の人
   3.メッセンジャー・共犯者・善意の人の
     共通点

  第8章 評論家と勝者
   1.評論家
   2.勝者
   3.善意の人・評論家・勝者の共通点

  第9章 傍観者
   1.傍観者
   2.中立の立場とは

 第3部 第三者として

  第10章 二次加害を行わないとき
   1.寄り添う人
   2.中立の介入者
   3.困惑する人

  第11章 二次加害を防ぐために
   1.共通点
   2.大切なこと

 おわりに


 被害者は、加害者から罪悪感を刺激され、罪悪感を利用されてきました。
 そのような被害者の罪悪感をもう一度刺激するような働きかけは、
 加害者のやり方と同じであり、二次加害になってしまいます。
 わたしたちは、もっと別の働きかけを探しましょう。
                           (「第11章 二次加害を防ぐために」より)