左側の建物が日本料理店「日影茶屋」。真ん中の白い蔵は、昼は和菓子屋、夜になるとバーに変身します。 |
あの白い蔵は、日影茶屋の建物の中でも現存する最古の建物です。1870年代に建築されました。 |
日本料理の日影茶屋の隣に位置する、古い蔵を改装した「菓子舗 日影茶屋」。こちらは1995(平成7)年に始まった和菓子部門で、日本料理部門で評判の高かった菓子を中心に扱い始め、今では菓子舗オリジナルの商品も多数あります。 |
「こんにちは!(^O^)/」「これはこれはワンダフルハウス様…」 |
水乳羹 315円(1個)〜 |
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水乳羹がありました! 日本料理の老舗「日影茶屋」で食後に供される、評判の甘味から生まれた涼菓です。味わい深く、のどごしが良い3つの味の和風ババロア。水乳羹はチャヤ@マルシェで買えます。 |
水乳羹 抹茶 315円 |
日影茶屋のデザート 抹茶豆腐 |
抹茶がありました! これは、先ほど料亭で食べたデザートのテイクアウト版なのです。 |
水乳羹 黒胡麻 315円 |
水乳羹 黒糖 315円 |
黒胡麻と黒糖もあります。小豆の餡をかけていただく「水乳羹」は、清涼感あふれるもてなし菓子として全国から注文が舞い込むほど日影茶屋の看板商品となっています。 |
「一色餅って何ですか?」 |
一色餅 1050円(6個入)〜 |
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「一色餅は、2種類のういろう菓子の詰合せでございます。お味は、さわやかな香りの刻み柚子を入れた『柚子』と、厳選した国内産小豆を使用した『小豆』がございます」。上品な甘さのお餅菓子、一色餅はチャヤマルシェで買えます。 |
御用松風 1995円 |
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「御用松風?」「上品な白味噌を練り込んだ和風のカステラでございます。表面にケシの実を散らしてあります」「先ほど日影茶屋でケシの実揚げを食べてきたところです。ケシ実の食感はクセになります(^Q^)」 |
葉山カステーラ らんとう 3150円 |
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「こちらは、『葉山カステーラ らんとう』でございます。明治後期、夏目漱石が日影茶屋に逗留していた頃、西洋料理も勉強していた八代目庄右衞門が、時々、長崎カステラを焼いて、もてなしておりましたそうです。当時、卵と蜜の甘味が程よく混ざり合ったこの焼菓子は『卵糖』と呼ばれて親しまれていました。当時の心意気を大切に守り、国産小麦粉100%と上赤砂糖、米飴、新鮮な卵を使用して、丁寧にしっとりとしたカステラに焼き上げました。十等分にカットしてありますので、そのままお召し上りいただけます」 |
「夏目漱石が食べていた葉山カステラとは凄い! 桐箱に入っていて豪華です」。葉山カステーラ らんとうはチャヤ@マルシェで買えます。 |
「水ようかんも色々ありますね」 |
水ようかん 1260円〜 |
特製 水ようかん 3150円〜 |
「夏の風物詩の水ようかんですが、歴史は古く江戸時代の半ば頃に作られた始まりといわれています。当初は水分の多い、柔らかい羊羹でしたが、寒天の利用や個包装により現代においてはいろいろな商品が食されております。日影茶屋の水ようかんは、くちどけの良さが特徴のなめらかな口あたりです。ぜひ、夏のひとときにご利用ください」 |
れんこん餅 472円(3本入)〜 |
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「野菜の滋養を活かしたヘルシーな和菓子『れんこん餅』は、蓮根のでんぷんと黒砂糖と和三盆糖を練り上げて作りましたお菓子でございます。和三盆の上品さと波照間産黒糖のコクのある甘さが広がり、『暑い時期に涼をとれる』と日影茶屋の夏には欠かせない人気のお菓子です」「口に含めばスルリと入り、つるん、もちもち、冷たい、不思議な食感(^Q^) 水羊羹よりはかなく、でも水羊羹より弾力があって夏向きです。笹の葉で個包装されていて高級感もありますね。これはいいものを見つけました」 | |
ポコポコあいた穴が個性的な野菜「レンコン」。シャキシャキとした独特の食感は、食材として様々な料理にも利用されています。れんこん餅の原料はレンコンのでんぷん質。ビタミン、ミネラルが豊富な栄養食品としても知られた澱粉粉を使ったお菓子。暑い夏を乗り切るために日本人が生んだまさに「体が喜ぶお菓子」なのです。 |
そして、おなじみの饅頭、最中、大福の登場です。そんじょそこらの和菓子とは一線を画す、老舗「日影茶屋」ならではの味わい。 わずか百数十円で高級料亭の味の一端が手軽に楽しめます。 |
薯預饅頭 (朝顔) 189円〜 |
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薯預(じょうよ)とは山芋をすりおろし、饅頭皮のつなぎに用い、餡を包んで蒸し上げたものを薯預饅頭(じょうよまんじゅう)といいます。 |
丸二最中 157円〜 |
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丸二最中は、ふんわりしたつぶあんが美味しい上品な最中。 |
日影大福 168円〜 |
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日影大福は、両面にうっすらと焦げ目をつけた焼き大福です。ほどよい甘さの小豆を包むしっとりした皮の焦げ目がほのかに香ばしさを加えて、とても上品な大福に仕上がっています。 |
あぶずり餅 126円〜 |
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あぶずり餅は、見た目も食感も京都の阿闍梨餅に似ています。 |
甘納豆に羊羹、ロールケーキまでありますよ。 |
小浜饅頭 126円〜 |
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小浜饅頭は、上質な粒餡を和肉桂(ニッキ)の香りを程よくつけた生地で包み、上品に仕上げた饅頭です。日影茶屋の向かいにある小さい浜の鐙摺海岸にちなんで名づけられました。小浜饅頭はチャヤマルシェで買えます。 |
湘南銘菓 日影茶屋物語 1470円 |
甘なっと 白小豆 1155円〜 大納言 945円〜 |
箱に「茶屋の名や 冬は日だまり 夏日影」という句が…。日影茶屋の小浜饅頭とパティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤのチーズサブレのセット「湘南銘菓 日影茶屋物語」です。 | 日影茶屋のは「甘納豆」ではなく「甘なっと」です。大納言と白小豆の2種類あり。丹波産です。 |
煉り羊羹 御賜、小倉、抹茶 各1050円〜 |
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日影茶屋の煉り羊羹は、こし餡の「御膳」、つぶ餡の「小倉」、そして「抹茶」の3種類。素材の風味を生かすため、糖度を低く抑えてあります。そのため、通常の羊羹に比べて甘さはグッと控えめ。「羊羹は甘すぎて苦手」という方にも、ぜひ試しいただきたい和菓子です。煉り羊羹 詰合わせはチャヤマルシェで買えます。 |
左から和風ロールケーキ「なでしこ」(小倉、抹茶)各840円。赤えぼし(ゆず)945円。歳時羊羹(白桃)1050円。 |
ぜんざい各種 420円〜 |
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丹波大納言ぜんざい(472円)、御前汁粉(420円)、白小豆ぜんざい(472円)。 |
「ワンダフルハウス様、お菓子を置いてある台は、夜はバーカウンターになります」「マ…マジですか!?」 |
昼 10:00〜16:00 菓子舗 日影茶屋 |
夜 18:00〜23:00 バー久楽(くら) |
「おーっ!これは凄い!チャヤマジックです!」 | |
日影茶屋母屋隣りの、本物の蔵を改装した隠れ家Barは、その名も久楽(くら)。カウンターの中は和服姿の美女たち。鼻の下を伸ばしたチョイ悪おやじ達が常連のようです。ここでも日影茶屋の料理が味わえますが、座っただけで3000円つけられるそうです。 |
「どうもありがとうございました!(^O^)/」。ワンダフルハウスは、たっぷりとお土産を買わせていただきました。 | 次は日影茶屋の洋菓子舗「パティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤ」に行きましょう。 |
「菓子舗 日影茶屋」を出て、目の前の信号へ… |
鐙摺葉山港入口 | |
信号の向こうの方は、もう逗子市。ここは葉山町最後の砦なのです。 |
信号の左側が、“フランス茶屋”こと「パティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤ 葉山本店」です。 |
続く |
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