わんだふるはうす、森戸海岸線を行く

葉山港

横須賀から大磯まで、湘南の海岸沿いを東西に走る国道。それがルート134号線。葉山御用邸前交差点を左に折れると、逗子・渚橋まで曲がりくねった細い道が海岸沿いに続きます。それが県道207号・森戸海岸線。いかにも葉山らしい風光明媚なこの道路を、2005〜2009年にかけて、ワンダフルハウスが走破しました。このコーナーでは、葉山港をご案内いたします。

鐙摺葉山港入口
森戸海岸線 鐙摺葉山港入口交差点を左に曲がって…
そのまま直進…
「ラ・マーレ・ド・チャヤ」を越えて…
すぐ左側にチャヤマクロビショップ葉山本店があります。
ここは、2004年に「チャヤマクロビオティックス」創立以来、ケーキのファクトリーショップとして、ケーキや天然酵母パン、マクロビオティック食材などのチャヤマクロビ商品を買うことができましたが、2007年5月6日に閉店してファクトリーだけになってしまいました。 その先にある建物もチャヤの所有らしいですが、現在は店ではありません。1970年代後半には、ここにチャヤの店があったような気がしますが…忘れました。
そして、右手には葉山港…
右の建物は葉山漁協会館。あそこの前で毎週日曜日に「葉山朝市」が行われています。一番人気はチャヤの1000円のタルトと100円のケーキの切り落とし。この2つは7時頃から行列が出来て、9時スタートと同時に売り切れます。ボンジュールのパン、旭屋牛肉店のコロッケ、高梨豆腐店のお豆腐、葉山港湾食堂のお弁当なども並びます。
反対側が葉山港湾食堂です。
「岩のりシラス丼」と「おかあさん」が名物メニュー。葉山の地酒もあります。
お隣の「あぶずり食堂」も、釣り人や葉山マリーナ利用者の御用達で、日替わりで刺身と煮魚が楽しめ、サザエ丼などもあります。50年以上、葉山で営業をし続ける老舗の食堂で、元々は大学のヨットマンを相手にしていたので、料理はボリュームたっぷりでリーズナブルです。
葉山港は、元々は鐙摺港と呼ばれていましたが、昭和39年に港湾法の適用を受けて地方港湾 葉山港として現在に至っています。1882(明治15)年、横浜・本牧の造船所で造られたヨットが、鐙摺港から葉山沖に出て、初めて日本の海を走りました。
「葉山港 日本ヨット発祥の地」と彫られた帆型の碑が港の一角に建っています。葉山の海は明治時代からヨットのメッカでしたが、1956(昭和31)年、石原慎太郎氏が一橋大学在学中に発表した小説「太陽の季節」が芥川賞を受賞し、葉山のヨットが一躍若者たちの羨望の的となったのです。映画「太陽の季節」もここで撮影されました。
葉山マリーナが見えてきました。
ここはクルーザーヤードですね。
あそこを左に…
さらに2つクランクを曲がると…やっと森戸海岸線が見えました。左に曲がって日影茶屋に行きましょう。
前からバスが来ましたよ。 バスとすれちがった瞬間、節分の日の夜の日影茶屋にワープしていたのです!
おおっ!? 前にお多福、後ろにひょっとこのお面をかぶった人が太鼓をたたいていますよ?
続く

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