甘糟記子(あまかす のりこ)

モデル、カフェオーナー

1974(昭和49)年9月24日、京都府生まれの神奈川県藤沢市生まれ。幼稚園から高校までを湘南白百合学園で過ごす。’93年、白百合女子大学文学部仏文科に入学。大学1年の時からノンノ専属モデルとして活躍。’97年、大学卒業と同時に専属モデルも卒業。現在は雑誌モデルを務めながら、2002年6月14日、恵比寿に「DOLCE FECCIA MARO」をオープン。カフェのオーナーとしても活躍中。

Style2005年1月号
Styleに連載中の「甘糟記子のDolce Vita」VOL.14のテーマは「お正月の楽しみ方」。鴨だしの年越し蕎麦とお雑煮、家の庭で取れる巨大ゆずなどを紹介していますが、私ワンダフルハウスが「おおっ!」と唸ったのは、金子さんも集めている藤原孚石(うせき)さん作の嵯峨面のコレクションです。甘糟さんのお母様は京都のご出身で、お友達が干支のお面を毎年送ってくれるそうです。甘糟さんも「表現がオリジナリティに溢れてて、アートを感じます!」と語るこの嵯峨面は楽天市場「京都嵐山いしかわ竹の店」で手軽に買えることがわかりました。
金子さんのコレクション(左)と甘糟さんのコレクション(右)
金子さんは、遥か昔(1960年頃)、文化服装学院の修学旅行で京都に行った時におたふくの嵯峨面を1つ買ったそうです。それから27年後の1987年、栗崎昇さんとの京都旅行で運命的な再会を果たします(クロワッサン1987年9月25日号)。先斗町のバーの壁にかかっていた和紙を貼り合わせて作られたウサギの面。裏を返して見たら、おたふくのお面と同じ作りだったのです。「うわー、これだ!」作者も、どこで売っているのかもわからないけれど、素朴で優しい表情と上品な色使いに一目惚れ。あちこちに電話をかけ、何人もの人を通して辿り着いたのが、嵯峨二尊院近くで一人でこの面を作っている藤原孚石さんだったのです。金子さんと甘糟さんのコレクションを見比べてみると、ウサギのお面が全く同じ物であることがわかります。
ノンノ1994年1月5日号。大学1年の時に、ノンノ専属モデルオーディションに応募。グランプリに選ばれた瞬間。 メンズノンノ1999年7月号「拝見!あの人のデジタル・ライフ」を見ると、当時の甘糟さんはVAIO C1R使いのモバイラーであったことが判明。ポストペットや内蔵カメラで撮影した写真付きEメールにハマってたようです。ワンダフルハウスもこの時期、C1Rを使っていて、世界初の電子図書館を完成させました。
Style2002年10月号〜2003年8月号まで連載された
「甘糟記子の東京ごはん日記」

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