わんだふるはうす、ビゴの店 鷺沼店に行く
関西の「ビゴの店」といえば、フランス国立製粉学校のレイモン・カルベル教授の愛弟子にして教授と共に日本のフランスパンを育て上げたフィリップ・ビゴ氏が経営する芦屋の名店です。首都圏には1984年プランタン銀座にドゥースフランスを出店し、東京でのファン層も着実に拡げてきました。そしてついに1989年には「東京は東京で自由にやりなはれ」というビゴ社長の決断が下り、ビゴ東京という別法人を設立して運営することになったのです。立地の選定から店舗の基本デザイン、レイアウト、包装など運営に関する全てを代表取締役社長の藤森二郎さんを始めとする幹部スタッフで行いました。「実はもっと恵まれた条件の立地もあったのですが、あまり目立たない所でやりたかったので鷺沼を選びました」と語る藤森さん。本社の取締役でもある藤森さんは独立前にビゴさんの下で4件の新規開店を手掛けた経験をお持ちだったのです。2009年11月ワンダフルハウスは「ビゴの店 鷺沼店」を訪れ、フランスパンの神髄を見せていただきました。