レストラン キャンティ

Restaurant Chianti


2005年秋、土曜の昼下がりの飯倉キャンティ前。ショーウィンドーの中には、平日のランチメニュー、開店当時の地下のレストランの写真などがディスプレイしてあります。ワンダフルハウスは、パスタランチをいただくことにしました(^Q^)。

調理長お勧めパスタセット
Spaghetti alla carabrese
スパゲッティのオリーブ入りトマトソース和え カラブリア風
1600円
Spaghetti ai Funghi e pollo
エリンギ茸とチキンのスパゲッティ
1700円
Fettuccine con funghi porcini alla Crema
手打ち麺のポルチーニ入りクリーム和え
1800円
Spaghetti con bottarga e ruchetta
カラスミとルケッタのスパゲッティ
2000円
全ての商品にパン・サラダ・コーヒーがセットされています。
(税・サービス料 込)
まずは、温かいパンの登場です。パンとサラダとパスタとコーヒーで1600〜2000円。ランチメニューとはいえ、ファミレス並の価格設定です。キャンティは決して敷居の高い店ではありません。
サラダとパスタが同時に運ばれてきました。ワンダフルハウスが選んだのは、「エリンギ茸とチキンのスパゲティ」。エリンギは地中海地方原産で、パスタやサラダの食材として、イタリアでも一般的に食されています。シコシコとした独特の歯ごたえと口の中に広がる甘さが特徴。食後のお楽しみがコーヒーだけでは物足りないので、デザートも頼むことにしました。
地下のレストランのデザートでおなじみのポンペルモ「Gelatina di Pompelmo グレープフルーツのゼリー」(1200円)です。「ポンペルモ」は、イタリア語でグレープフルーツのこと。キャンティのポンペルモは、すっきりジューシーなホワイトグレープフルーツと、苦さ控えめで甘さたっぷりの赤い果肉のルビーレッドグレープフルーツの2個の果実をコンビネーションで使って、1個の果実へ創り上げます。共に表皮だけ残して中の果肉をくりぬき、そのうちの1個を容器にして、果肉とゼリーを流し入れたものです。上質の果実を使用している上に、ゼリーに凄い弾力性があり、あまりの美味しさに、ワンダフルハウスは最初に食べた時にカルチャーショックを受けたほどです。果実の量が多くて食べ応えがあり、1200円以上の価値があります。テイクアウトも可。ギフト用にオーダーすると、綺麗にラッピングしてもらえます。
グレープフルーツは、美容にはもちろん、ガン予防や貧血にも効果的といわれているヘルシーフルーツ。コーヒーと一緒に美味しくいただきました。デザートを1つ追加するだけで、リッチなランチになるのです(^Q^)

ワンダフルハウスは、ショーウィンドウに飾られていたお菓子を買って帰りました。ショーウィンドーにディスプレイされていた。左はDEBAUVE&GALLAIS(ドゥボーヴ・エ・ギャレ)の「Grainsd’Arabica(グラン・アラビカ)」(150g入り 3000円)。アラビカ種のコーヒー豆入りショコラです。
右の無印良品っぽいダンボール箱に入っているのはクッキー。大きいのはレモンとチョコレートのミックスクッキー(2900円)。小さいのはへーゼルナッツのハーゼルクッキー(2200円)。
「Grainsd’Arabica(グラン・アラビカ)」。DEBAUVE&GALLAISは、パリで一番歴史の古いチョコレート店で、創業は1800年。創業者Sulpice Debauve(スルピス・ドゥボーヴ)はルイ16世の専属薬剤師でした。「グラン・アラビカ」の姉妹品として、ジャワのカカオ豆入りショコラ「Gemmes de Feves(ジェム・ド・フェーヴ)」(150g入り 3000円)もあります。
値段が高くても、たくさん入ってるので結局はお得です。 ビター系のブラックショコラですが、苦くはありません。ワンダフルハウスは、コーヒー豆を初めて食べました。カリカリした軽い食感で、こちらも苦くありません。高級ショコラとコーヒー豆の絶妙なコンビネーションを楽しませていただきました(^Q^)
箱を持つとズッシリ重いです。このパッケージは川添梶子夫人が創業時にデザインしました。普通の白い紙製のボックスを使わず、ダンボールを使って、外国から届いた小包のようなデザインにする。無印良品が出現する20年も前の1960年の東京に、これほど卓越したセンスを持った女性がいたとは…。ブランドのロゴタイプもCのロウ印も、今見てもお洒落です。 押されているロウ印をはずし、紐を解き、ダンボール箱を開ける。中からアルミのケースが姿を現しました。
アルミの蓋を開けると、チョコとレモンのクッキーがぎっしり詰まっていました。分厚くて、ヨーロッパの絵本に出てくるお菓子のようです。 味はクラシックで重厚。”昔のクッキー”って感じがしました。チョコレートは胡桃と黒砂糖を使った深い味わい。レモンはフレッシュな酸味とホワイトチョコレートの程よい甘さ。キャンティのホームページ「On Line Order」のコーナーでも買えます。

こちらは、「CILIEGIA(チリエージャ)」10個入り2100円でございます。Ciliegiaはイタリア語でさくらんぼのことです。
ドライチェリーとバタークリームをたっぷり使ったチェリーウィッチです。レーズンウィッチがお好きな方に、お勧めのお菓子です。松屋銀座店では、1枚210円でバラ売りもしていました。
キャンティのホームページはこちら

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