アンアン 1971年4月5日号 (No.26)
YURI & KANEKO’S INDE NEPAL

金子さんの2000年春夏コレクションのテーマは「インド」。「インド」をテーマにしたのは1987年春夏以来13年ぶり。この時のインド風の作品は「金子功のプリント絵本」4ページから13ページまでとPHのカタログに載っています。(KHのカタログにはインドっぽい服は無し。INGEのカタログは持っていないのでわかりません。)
さて、金子さんですが、実は1971年にアンアンの撮影のためにインドに行っていたのです! 当時の金子さんはアド・センターに勤めていて、アンアンのファッションページの服を作っていました。(PINK HOUSE ブランドは、まだありません。) そして金子さんが作った服を着るのが、奥さんでモデルの立川ユリさん。 この2人に、「絵本」でおなじみのカメラマン・吉田大朋さんを加えた黄金トリオがインドとネパールにロケに行ったのが、アンアン26号です。 なお、この号には、金子さんの1日を密着取材したページがあります(こちらは白黒)。

アンアン2000年3月10日号P130に表紙が、P138に「象のタクシー」が掲載されました。
アンアン撮影隊=インド・ネパール特集「古い古いインド 美しい美しい国」
コスチューム・デザイン 金子功
モデル 立川ユリ
撮影 吉田大朋
岸田衿子
インド編(オールカラー16ページ)
ロケ地 タジ・マハ―ル/アグラ
象のタクシー/ジャイプール
西ベンガルの農村
ファテプール・シクリ
カジュラーホのカンダーリヤ寺院
ガンジス川のヒンズー教徒の沐浴/レナレス
ガンジス川の日没/ベナレス
ネパール編(オールカラー7ページ)服は金子さんとユリさんがカトマンズで買った物
ロケ地 ヒンズー教のお寺/カトマンズ
ラマ教のお寺/カトマンズ
ダマンの見晴らしからヒマラヤ連峰を望む
アンアン・ジャーナル 金子功
金子さんの1971年のある1日(金子さんが長髪。口ひげはない。着ている服はピエール・カルダンか?)
11:00 起きる(自宅は六本木)
11:30 出社
14:00 社員食堂で定食を食べる
この間のことは極秘(やることがなくてブラブラしていたらしい)
17:30 退社
18:00 六本木「山麓」で夕食
ビール2本・タイとマグロのお刺身・おしんこ・野菜煮・かずのこ・むしがれい・めし2はい
19:30 映画「エルビス・オン・ステージ」を見る
22:00 アンアン(六本木)に寄る
23:00 六本木「西ノ木」
ビール2本・おつまみはコンニャク
23:30 帰宅、テレビを見る
24:00 お風呂のあと、ビール2本・おつまみはサラミ
金子さん自身何時ごろ寝たのかわからないまま1日が終わる。

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