わんだふるはうす、桜の名所 段葛を行く
(扉)

源頼朝が建立した鶴岡八幡宮は、鎌倉幕府の象徴。現在は鎌倉のシンボルとなっています。表参道の段葛(だんかづら)は鎌倉きっての桜の名所。桜が満開になった2006年4月1日(土)、ぼんぼりに灯がともり幻想的な段葛を、ワンダフルハウスが訪れました。


わんだふるはうす、扉に行く

鎌倉駅東口駅前ロータリーにある「鳩サブレー」で有名な「豊島屋 鎌倉駅前扉店」。2階にあるパーラー「扉」は、1955年創業の老舗です。開店当時と変わらぬ味のハンバーガーを食べに、ワンダフルハウスが訪れました。

鎌倉駅東口のバスロータリーに着きました。赤い鳥居が小町通りの入口です。 正面に「かまくらカスター」で有名な「鎌倉ニュージャーマン かの鎌倉店」が見えました。段葛のある若宮大路は、右の通りを入ってすぐです。
あれは、義経号です!\(^O^)/ 江の島へ行って鎌倉駅に帰ってきたところです。
義経号が発車すると、「豊島屋 鎌倉駅前扉店」が姿を現わしました。
俳人・久保田万太郎が、鎌倉の玄関という意味で”扉”と命名。開店当時は木造平屋建でした。現在は1階が売店、2階が喫茶、3階は和食茶寮で、駅前の憩いの場となっています。
こちらが、メニューでございます。『「扉」開店は1955(昭和30)年のことでした。その当時から何ひとつ変わることなく、この味を護り抜いてきました。開店して半世紀。新しい時代でも「扉」のホットドッグは、その時のまま…』
『ハンバーガーも1955年当時から作っていました。ハンバーガーがまだ珍しかった頃の味です』
ふむふむ、これはすごいことですね(^-^) 1950年に創業した六本木の「ザ・ハンバーガー・イン」が閉店してしまった今では、扉のハンバーガーが一番古いかもしれません。ワンダフルハウスは51年前のハンバーガーを食べてみたくなりました(^Q^) 店に入ってみましょう。
店に入ると、鎌倉駅が見えました。 さすがに老舗です。ご覧の通り、お客さんの年齢層は高いです。
これは何でしょう? ハインツのトマトケチャップとマスタードです。味付けはセルフサービスなのかもしれません。
ハンバーガーとコールドコーヒーが運ばれてきました。 こちらは、「コールドコーヒー」(500円)でございます。氷が入ってないので、コーヒーが薄くなることがありません。最後の1滴まで深く濃く香り良くいただけるコーヒーです(^Q^) おおっ! このコースターは!?
鳩サブレー」の鳩です!\(^O^)/ そして、こちらが1955年製の「キュートハンバーガー」(750円)でございます。
これが昭和30年のハンバーグ。見るからに牛肉度は低そうで、つなぎが多いです。バーガーパンズは黒糖パン。
先ほどのハインツのトマトケチャップとマスタードを塗ってなじませて… レタス、オニオン、トマト、ピクルスの順に乗せていきます。これは、なかなか楽しい作業ですo(^‐^)o
ハンバーガーが完成しました!\(^O^)/ ケチャップとマスタードだけの味付けが昭和30年製って感じです。当時はたぶん値段が高くて富裕層しか食べられなかったのではないでしょうか? 現存する国内最古のハンバーガーの一つなので、とても貴重品です。食べ終わったら小町通りに行きましょう。
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