子供服

ユリさんが選んだ子供服

1986年当時の惣太郎さん(当時小学3年生)のワードローブは、ユリさんのこだわりの反映となっていた。「男の子はね、何でもないシンプルな服がいちばんだと思うの」基本はTシャツにジーパン。それにギンガムチェックのシャツなどがあって。冬はTシャツの上にセーターかカーディガンを羽織って……つまりカールヘルムのイメージ。「(当時の)カールヘルムには子供服がないでしょ。だから似たイメージのものを探すのがたいへん」

Tシャツ ジーパン ポロシャツ スニーカー
ヘインズのTシャツ。「子供ものがなかなか日本では見つからなくて、ずっとパリで買ってたけど、この間、やっと青山で見つけたの!」薄くてクシャッとした感じ。日本製の丈夫で上等なコットンではイマイチこの感じが出ない。 ブランドは不明。「私のお母さんがイギリスにいるでしょ。毎年里帰りするの。そのときパリに寄って買ってきます」あたり前のストンとしたシルエット。ここにこだわります。「日本のは、どこかデザインしてあるのね。好きじゃない」 ラルフ・ローレンのPOLO。「今までポロシャツはラコステを買ってたんですけど、たまたまデパートで見つけて最初は白だけ買ったんですけれど、着せてみたら、なかなかだったので、あと4色揃えました」衿が小さいところと、全体のプカッとしたシルエットが気に入りました。 ナイキのテニスシューズ。「同じのを2足持ってる。1足はテニス教室用。1足はふだん用ね」

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