甲田益也子(こうだ みやこ)さんは1982年から1984年までanan専属モデルをつとめた。1982年9月17日号(348号)では、金子さんと一緒に表紙に登場。1982年10月29日号(353号)「金子功とワンピース。」では、くればやし美子さんと共演。くればやしさんのハードな顔立ちと甲田さんのソフトな顔立ちが好対照である。ピンクハウスがブレイクした時期に専属だっただけに印象深く残っている。
甲田益也子&ピンクハウス アンアン作品リスト(主なもの) | |
発行年月日(号数) | 内容 |
1982・3・26(No.325) | 「金子功 ホワイト・ウエディング。」 |
1982・9・17(No.348) | 「有名デザイナー12人がアンアンのためにコーディネート」 表紙は金子さんと甲田さん。他の11人のデザイナーは、稲葉賀恵、川久保玲、菊池武夫、コシノジュンコ、鳥居ユキ、花井幸子、松田光弘、三宅一生、やまもと寛斎、山本耀司、吉田ヒロミ。 |
1982・10・29(No.353) | 「金子功とワンピース。」 |
1983・1・21(No.364) | 「この冬、金子功派と島田順子派が対立!」 甲田さんは、金子功派のモデルとして登場。 |
金子さんと甲田さんの対談 | |
金子さん | 服もそうだけど、コーディネート、着る人、すべて生活感を感じさせないのがいいネ。甲田さんは選んだ服のイメージそのままの人だネ。 |
甲田さん | 私も金子さんの服を着てると違和感がなくて、すごく落着くみたい。一時的にじゃなくて、これからずっと年を取ってからも好きな服のような気がする。でも、友だちで好きだけどガッチリタイプだから着れない、って人も……。 |
金子さん | それは違うんじゃない。服を選ぶとき一番大切なのは、その服が本当に好きかどうかってこと。好きな服は、似合う服なんだから。モデルじゃなくても、モデルになった気分で、自信を持って着れば大丈夫、ってその人にいって。 |
甲田さん | この水玉模様のワンピースは、だれにでも似合いそう。 |
金子さん | 水玉は、昔っから僕の大好きな模様。だれでも似合うけど、それだけに、難しいネ。水玉の大小、色、素材選びをセンスよくしないとネ。 |
アンアン1982年9月17日号(No.348)より