「これはこれはワンダフルハウス様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m」「Happy new year! Happy new cakes! Congratulations!!!(^O^)/」 |
「プランタニエ? このケーキは年末まではありませんでしたね。今日はこれをお店でいただきましょう(^Q^)」 | 「おおっ! プランタニエの上にあるホールケーキは両方とも初めて見ました。一体これは?(^O^)\」 |
「ケーキに日めくりカレンダーが付いてる!\(^O^)/」「ワンダフルハウス様、こちらはカレンダーケーキとガトー・パッケージでございます。新年の最初の営業日に各店舗1個のみの限定品でございます。百貨店内のお店では1月2日から販売しております」「年間1個の限定品! 2つともください!(^O^)/」 |
プランタニエをアイスチョコレートと一緒にいただきます。おっ、このコースターは? | ロートレックの「ディヴァン・ジャポネーズ」です!\(^O^)/ |
Henri de Toulouse Lautrec (アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック)は、1864年11月24日、南フランスのアルビで、王家にもつながる伯爵家の跡取りとして生まれる。「Le Divan Japonais」は1892年制作。舞台に立ってる歌手はイヴェット・ギルベール。オーケストラボックスの女性客はジャンヌ・アヴリル。男性客は批評家のエドワール・デュジャルダン。左手を腰に当てて、堂々としたようでいて、ちょっと拗ねたように澄ましたアヴリルと、何か言い寄るようなデュジャルダンとの組合せが面白いですね。アヴリルの扇子の下の黄色いイルカの置物はサイン代わりによく用いる印です。 |
ハートのマークがキュートな、フランス語で「春」という意味を持つケーキ「Printanier プランタニエ」(525円)。ピンクの部分はフレーズ(苺)のババロア、グリーンはピスターシュ(ピスタチオ)のババロア、ゼリーとスポンジと…1個で様々な食感が楽しめるケーキです。 | ルコント特製「アイスチョコレート」(630円)。フランスの一流パティシエ御用達のVALRHONA(ヴァローナ)社のチョコレートを使った、しっとりとまろやかな食感のチョコレートドリンク。やばい…上品なコクがあり、一度飲んだら忘れられない美味しさ。ヴァローナのチョコレートの風味をそのまま味わえます)^Q^( 同じ値段で「ホットチョコレート」もあります。 |
それでは、買ったケーキを紹介いたします。まずは「カレンダーケーキ」から。 |
見事なデコレーション! これは芸術品です!\(^○^)/ 「カレンダーケーキ gateau calendrier」(5250円)。 |
上の茶色い部分は、板状のプラリネですね。プラリネとは、ヘーゼルナッツやアーモンドのペーストにカカオバターを加えたものです。カットして中を見てみましょう。 | へーゼルナッツのバタークリームです!(^Q^) |
日めくりカレンダーの「1」の部分とバラの花はマジパン(Marzipan)で作られています。マジパンとは、アーモンドに煮詰めたシロップを加え、糖化(再結晶化)させたものを細かく砕き、ペースト状にしたもの。 製菓材料店で手に入ります。粘土細工のように着色し、花や果物、動物などを作ることができます。 | カレンダーの下はスポンジにバタークリーム。 |
お次は、「ガトーパッケージ」。極めて古典的、かつ技術的にも難しいお菓子なので、「ルコント」と「パティシエ・シマ」でたまに作られるだけの珍しいフランス菓子です。。 |
かつて、パリのサンジェルマン通りにあった「ジャン・マレー」のスペシャリテ「ガトー・パッケージ」(4410円)。インターネット史上初登場です。極めて古典的、かつ技術的にも困難なお菓子なので、「ルコント」と「パティシエ・シマ」でたまに作られるだけの珍しいフランス菓子です。パッケージは「包み」の意味。空気の乾燥しているフランスでは、いかにして焼いたスポンジの湿り気を保護できるか、いろいろな努力がなされてきました。ビニールのない時代、マジパンで包んでいたのも、そのための手段でした。 |
カットしてみます…ふむふむ、なるほどなるほど(^0_0^)…外側の皮の部分に注目してください…これは、シガレット生地で包んだガトーパッケージです。冷凍庫で冷やし固めたスポンジを焼き立てのシガレット生地で包むのですが、シガレット生地はすぐに固まってしまうので、焼き立ての熱いうちに包まなくてはならず、技術的に極めて難しいお菓子です。スポンジの中はグランマニエ入りのバタークリーム。オレンジ色の粒はチャイナリンゴです(^Q^) |