わんだふるはうす、ルコント青山本店に行く
ガレット・デ・ロワ

1月6日は、キリスト教の祭日「公現節(エピファニー Epiphanie)。この日に食べられる伝統菓子「ガレット・デ・ロワ galette des rois」は、「galette(お菓子)」+「roi(王様)」=フランス語で「王様のお菓子」という意味です。2007年1月14日、ワンダフルハウスは、ルコント青山本店を訪れ、ガレットデロワを堪能してきました(^Q^)

「ワンダフルハウス様、この中からお好きなケーキをお選び下さい」
「おおっ! 見慣れないケーキがある。一体これは?(^O^)\」 「そちらは、ガレット・デ・ロワでございます」「ガレット・デ・ロワ?」
ワンダフルハウスは、ガレット・デ・ロワのホールを見つけました。
「これをください!(^O^)/」 「フェーヴをこの中から1つお選びください」「フェーヴ? おっ、これは(^‐^)\…素晴らしい!\(^○^)/」
ルコントの「ガレット・デ・ロワ」は、Sサイズ(直径18cm 3150円)とLサイズ(直径21cm 5250円)の2種類あります。
ワンダフルハウスは、フェーブを1個選びました。 カプチーノでも飲みながら、ガレット・デ・ロワの話でもしてみましょう。
カプチーノ。カプチーノは、エスプレッソにホットミルクと泡立てたミルク(ミルク・フォーム)を加えたもの。カフェラテは、エスプレッソ+ホットミルク。エスプレッソ+ミルクフォームがカフェ・マキアートです。カプチーノには、シナモンパウダーやシナモンスティックが添えられることが多いです。ルコントのカプチーノは、シナモンパウダーがかかった上に、GABANのシナモンスティック(セイロン産)も付いていて本格的。シナモンスティックは、肉桂の樹皮をはがして乾燥させたもので、粉にすればシナモンパウダーになります。
シナモンスティックは、スプーンの代わりにかき混ぜて、香り付けをするものです。 かき混ぜたら受け皿に。漬けておく必要はありません。ちなみに、「カプチーノ」の語源は、イタリア語で僧侶の被る「カプッチョ」という白い帽子からきています。イタリアでは、カプチーノは午前中に飲むもの。パンなどど一緒に朝食とるもので、昼食や夕食後にはエスプレッソを飲みます。では、一口…うーん、美味です!(^Q^)
ワンダフルハウスは、お店でガレット・デ・ロワをいただいた後、ホールを買って帰りました。 何か紙がはさまってますね。
ジャジャジャーン♪
これは王冠? このようにケーキの上に乗せて飾るのでしょうか?
先ほどの紙を見てみましょう。
「ガレット・デ・ロワ Galette des Rois」
ガレット・デ・ロワは、イエス・キリストの誕生を祝福するため東方の三博士が訪れた1月6日(キリスト教では「公現祭 エピファニー」という祝日)に食べられる、アーモンドクリームが詰まったフランス発祥のパイ菓子です。
フランスでは年が明けると家族や友人が集まって、このお菓子を囲んで新年をお祝いします。
パイの中に「フェーブ」と呼ばれる様々な形の小さな陶器を1個入れ、切り分けます。フェーブの入った一片を手にした人が王冠をかぶり、その場の王様または王女様となって祝福されます。
少し温めますと、いっそうおいしくお召し上がりいただけます。

お知らせ
保健所からの指導により、ケーキの中にフェーブは入れられなくなりましたので、かわりにアーモンドを一粒お入れしております。
アーモンドの入った一片を引き当てた方には、1年間のお守りとして、別添えのフェーブをお渡しくださいませ。
なるほど。大変勉強になりましたφ(..)メモメモ フランスでは、クリスマスケーキよりも人気があるそうです。表面のデザインは、ヒマワリ、シュロの葉、四葉のクローバー、太陽など数種類あります。このように、くっきりした模様が出るように切るのは難しいそうです。 あっ!何かが滑り落ちましたよ/(゚o゚)
良く見るとこれはフェーヴですね。しかも、ガレット・デ・ロワの柄です! まるでカメレオンです!\(^O^)/ それでは、ガレット・デ・ロワを人数分に切り分けましょう。果たして、ワンダフルハウスは、アーモンドを引き当て、王冠をかぶることができるでしょうか?(^‐^)
その時、ガリッ!☆という手応えが…(^O^:) なんと、ワンダフルハウスは、アーモンドを切り当ててしまったのでした。見事に真っ二つ(^^:ゞ 今年の王冠の行方は無効になってしまいました。
気を取り直して、ガレット・デ・ロアをいただきましょう。香ばしいサクサクのフィユタージュ(折込パイ)の下には、クレーム・ダマンド(アーモンドのクリーム)。シンプルですが、組合せがいいのか、飽きのこない味です(^Q^) 2005年に行なわれた「第3回ガレット・デ・ロワ・コンテスト」でルコントの後藤シェフが優勝しました\(^O^)/ ガレット・デ・ロワについて、詳しく知りたい方は、ひらりさんのブログ(2006年2007年)をご覧ください。

戻る