フランス菓子 Maison Wenikoの四季

2011年6月
ルバーブのコンフィチュール

2011年6月第1週

わんだふるはうす、メゾン・ベニコへ行く

「こんにちは!(^O^)/」 「私がワンダフルハウスです(^-^)」
「花屋さんに鉢植えのオルタンシア(hortensia 紫陽花)がびっしり並び、果物店にイチゴやサクランボの赤い実がつやつやと顔を揃えると、フランスの初夏はたけなわになります」
「フランスのオルタンシアの色は二つあって、一つは紫色を帯びた水色。もう一つはピンク色。私はどちらかというとピンク色の方が好きです。小さな花弁が集まって丸いマリのように盛り上がっている姿は、見るからに陽気でにぎやかで、昔流行ったイベット・ジローの『マドモワゼル・オルタンシア』のメロディを口ずさみたくなります♪」
「ピンク色のオルタンシアで思い出すのは、1972年に英国のエリザベス女王がフランスを公式訪問された時、エリゼ宮(仏大統領官邸)と英国大使館のあるサントノレ通りのオートクチュール・メゾンとプレタポルテのブティックは、どのウィンドーも英国旗のトリコロール(この色はフランス国旗と同じ色でもあります)の洋服を綺麗に並べ、店の前にピンク色のオルタンシアの鉢をいくつも飾って歓迎の心を見せていました。39年前、お洒落ブティックとお洒落メゾンの通りでもあるサントノレが、一斉にピンク色に染まって、見るからに華やかで陽気な美しさに彩られたことを今でも鮮やかに思い出します」
「こういう晴れ渡った初夏の午後は、水戸のMaison Wenikoでグーテ(おやつ)を…という趣向で、6月は始めたいと思います」
「メゾン・ベニコのコンフィチュールの色も2つありますね」
コンフィチュール
大 1050円
「イチゴの赤と…」
コンフィチュール
大 1050円
「柑橘系のオレンジ「これはこれはワンダフルハウス様…」
「おっ、パックの子羊にしてメゾン・ベニコの羊の執事アニョー・パスカル氏じゃありませんか(^-^)\」「本日はどのようなお菓子をお召しになられるのですか?」
いちごとトマト いちご いちごとレモン いちごとアルザスワイン
「今日はコンフィチュールの新作を見せていただきましょう」
いちごとミントと黒胡椒 いちごとローズとフランボワーズ キウイ ビターキャラメル
「いちごとローズとフランボワーズは新作でございます」
ミルクジャム ばら風味 清見オレンジ スパイス風味 いよかん デコまる
「愛媛県佐田岬にある柑橘専門店『完熟屋』さんの柑橘を使った作品は新作が目白押しでございます。『清見オレンジ スパイス風味』と『デコまる』…」
かんきつミックス 和製グレープフルーツ ハスカップ 灘オレンジ
2011年 2010年
「『かんきつミックス』と『和製グレープフルーツ』も新作でございます」「和製○○というと、和製ジェームス・ディーンといわれた日活の大スター 赤木圭一郎を思い浮かべますが、和製グレープフルーツというのは?(^-^)\」「灘オレンジでございます」
ガレット・デ・ロワ ロッシーニ風
ガレット・デ・ロワ製作 島田進(パティシエ・シマ)
コンフィチュール製作 Weniko(メゾン・ベニコ)
フロマージュ フェルミエ愛宕店
2010年9月
「灘オレンジといえば、『ガレット・デ・ロワ ロッシーニ風』の時、イチジクのコンフィチュールの隣に並んでいた…」
コンフィチュール
製作 Weniko
2010年
「昨年の夏、メゾン・ベニコの開店準備中の時期に作られたコンフィチュールです!
茨城県産ルバーブのコンフィチュール
2011年
試作品
長野県産ルバーブのコンフィチュール
2010年
「こちらは4月下旬に試作したもので、茨城県産のリュバルブ(Rhubarbe)を使用しております」「おお!ルバーブも出てきましたか。いよいよ初夏がやってきたという感じですね!(^O^)\」
ガレット・デ・ロワ・オー・ほしいもとコンフィチュールのデギュスタシオン
特注品
2011年1月
「昨年Wenikoシェフが作ったルバーブのコンフィチュールは、今年の1月に干し芋のガレット・デ・ロワと一緒にいただきました(^-^)\」
左からルバーブ、清見オレンジとイヨカンとデコポンとハルカ、梅のコンフィチュール
2010年製作
ルバーブのコンフィチュール
2010年製作
「昨年のルバーブのコンフィチュールは、長野県で無農薬のルバーブだけを作っている農家から仕入れて作ったそうです。これは夏のルバーブで、11月頃にも冬のルバーブができるとか」
干芋のガレット・デ・ロワ+ルバーブのコンフィチュール
「その時、Wenikoシェフは、昨年はアメリカ品種のルバーブを使用しましたが、今年はフランス品種で作ろうと思っていると抱負を語っていましたが…」
ルバーブのコンフィチュール
2011年4月に製作した試作品
「ワンダフルハウス様、今年使用した茨城県産のリュバルブは、色々な品種が混ざったものでございます」
「リュバルブという野菜は、ほとんど茎でできております。茎を縦2つに切ってから、賽の目に切るのがフェルベール流なのでございます」
「トロッとやわらかく、甘酸っぱい! 日本人の口に合う、心地良い酸味があります!(^Q^)」
「メゾン・フェルベールの庭で育ったコクシネール氏に聞きたいのは、このルバーブのコンフィチュールを、どのようなフロマージュに合わせれば良いのだろうか、ということなのです」「ChristineはConfiture de Rhubarbe d'AlsaceをRoquefort、Bleu d'Auvergne、Fourme d'Ambert、Stiltonなどのfromages bleuと合わせていましたね」「クリスティーヌ・フェルベール氏のお勧めはロックフォール、ブルー・ドーヴェルニュ、フルム・ダンベール、スティルトンですか…ん?…全部ブルーチーズじゃないですか!」

わんだふるはうす、フェルミエ愛宕店へ行く

世界三大ブルーチーズ
フロマージュリー・フェルミエ 愛宕店
「おおっ!? 世界三大ブルーチーズなのに4個ありますよ?」
世界三大ブルーチーズ
左 スティルトン(イングランド)
中左 ゴルゴンゾーラ・ピカンテ(イタリア)
中右 ゴルゴンゾーラ・ドルチェ(イタリア)
右 ロックフォール(フランス)
フェルミエ 愛宕店
「ワンダフルハウスさん、ゴルゴンゾーラはピカンテ(辛口)とドルチェ(甘口)の2種類あるんですよ」「レトルトカレーのように中辛はないのですか?(^O^)/」
「ゴルゴンゾーラ・ドルチェは、一見、白カビチーズのように見えますが、青カビチーズに分類されているのですね」「使われているカビの種類や作り方が異なっているんですよ。ドルチェは塩分や青カビの分量が他の青カビタイプのチーズに比べて少なく、名前のごとく甘みが感じられます。ピカンテはドルチェに比べ熟成期間が長く、ピリッとした辛味があります」
スティルトン
フェルミエ 愛宕店
「スティルトンは他のブルーチーズに比べると黄色っぽいですね。ねっとりとした濃厚な口当たりで、あと味には蜂蜜の様な甘味も感じられる食べやすいブルーチーズです」
「ロックフォールだけで3種類もあるとは凄い!」
ロックフォール・カルル
フェルミエ 愛宕店
「ねっとりと濃厚な組織に美しく広がる青かびと、羊乳のコクが絶妙な味わいを生み出しています。パンを培地に繁殖するかびを混ぜ込み、自然の洞窟で熟成される、まさに人間の知恵と自然の力が創作した『ブルーの王様』です」
「フランスには実に様々なブルーチーズが存在しますね」
島田徹さん&藤森もも子さん結婚披露宴
2010年5月30日
ホテル・ニューオータニ
「ブルー・ドーヴェルニュといえば、一昨年のクリスマスに私がキューピット役を務め、わずか1ヶ月半後に入籍した島田徹さんと藤森もも子さんの結婚披露宴で出てきました」
クロカンブッシュ
製作 島田徹(パティシエ・シマ)
左 ブリー・ド・モー
中 コンテ・ド・モンターニュ
右 ブルー・ドーヴェルニュ
フェルミエ
「クロカンブッシュ(Croquembouche)とは『ごつごつした木』という意味のフランスでは一般的なウエディングケーキです。ヌガーの台の上に、小さなシュークリームをツリー状にたくさん積み上げ、飴やカラメルなどの糖液で固めて作ります」 「ロックフォールをお手本に作られたブルー・ドーヴェルニュは牛乳製。やや高めな脂肪分を含む生地は、こってりとクリーミーな食感を持ち、独特の力強い風味の中に青かびの刺激が混ざります」

わんだふるはうす、2008年7月のcuisine francaise JJへ行く

そしてフルム・ダンベールですが、Wenikoシェフがシェフ・パティシエールをしていた3年前の東京ミッドタウンのcuisine francaise JJ(キュイジーヌ・フランセーズ・ジェイジェイ)のテラス席にタイムスリップしてみましょう。なお、この当時、cuisine francaise JJはフェルミエからフロマージュを仕入れていました。
「ワンダフルハウス様、フロマージュでございます」
後列左側から右側へ
エポワース(牛)→フルムダンベール(牛)→クロミエ(牛)

前例左側から右側へ
コンテ(牛)→ミモレット(牛)→サントモール(山羊)
EPOISSES
cuisine francaise JJ
エポワス
3129円
フェルミエ

「こちらは、ブルゴーニュ地方のチーズで、エポワースといいます。表面を塩水や地酒で洗いながら熟成させるウォッシュタイプです。匂いがきついので、”癖のあるチーズ”というイメージがありますが、食べると意外に穏やかな味で、漬物という発酵文化のある日本人には馴染みやすいかもしれません」
FOURME D'AMBERT
cuisine francaise JJ
フルム・ダンベール
100g 725円
フェルミエ
「おっ、これはブルーチーズですね?(^‐^)\」「はい。フランス中部の山岳地帯オーヴェルニュの良質な牛のミルクから作られる青カビチーズ“フルムダンベール Fourme d'Ambert”でございます。かつては現地の岩のくぼみで熟成させていたそうですが、現在では全て工場で作られるようになっています。“高貴なブルーチーズ”と呼ばれ、日本でも人気のある青カビチーズです。ジョエルの好きなチーズでもあります」「フランス料理アカデミー日本支部の会長であるジョエル・ブリュアン氏が好きなチーズなら食べてみたいですね。これをください!(^O^)/」
ブリー三兄弟の三男
クロミエ・レ・クリュ
cuisine francaise JJ
ブリー三兄弟の長男
ブリー・ド・モー
100g 788円
フェルミエ
「これはカマンベールですか?(^‐^)\」「”クロミエ・レクリュ Coulommiers lait cru”でございます。パリから西に約60kmのセーヌ・エ・マルヌ県にあるクロミエで、無殺菌乳で伝統的な製法で作られております白カビチーズで、チーズの王様ブリーチーズの仲間です。ブリーに比べて大きさは小さめですが、カマンベールより一回り大きく、350〜400gあります」「これは珍しい! これもください!(^O^)/」
COMTE DE MONTAGNE RESARVATION 18MOIS
cuisine francaise JJ
コンテ・ド・モンターニュ
フェルミエ
「こちらは、アルザス・ロレーヌ地方の南側、フランシュ・コンテ地方とアルプスに近いジュラ山脈という山地で作られるチーズ”グリュイエール・ド・コンテ”でございます。山脈特有の気候風土が作り上げた美味しさと伝統を、酪農家、チーズ農家、熟成士が1000年以上にわたって守り続けています。直径50〜70cm、高さ8〜13cm、重さ30kg〜50kgの大きな円盤型で、ハードタイプです。1つのコンテを作るには500リットルのミルクが必要なため、13世紀頃から、農民たちはミルクを持ち寄って共同でチーズ作りを行ってきました。現在は3400の農家が200のチーズ製造所にミルクを提供しており、熟成専門家は約20軒です。比較的クセの少ない風味で、さわやかなナッツのような香りがあり、そのまま食べると良質のミルクの美味しさが楽しめます。最初は少し苦味を感じられるかもしれませんが、かみしめると深いコクが出てきますよ。フランスチーズの中で最も生産量が多く、フランス人の40%が毎日食べていると言われています」
左 コンテ・ド・モンターニュ・リザーヴ 18ヶ月以上熟成 100g 924円
中 コンテ・ド・モンターニュ 12ヶ月以上熟成 100g 693円
右 コンテ・エクストラ 8ヶ月以上熟成 100g 525円
フェルミエ
「こちらは、アルザス・ロレーヌ地方の南側、フランシュ・コンテ地方とアルプスに近いジュラ山脈という山地で作られるチーズ”グリュイエール・ド・コンテ”でございます。山脈特有の気候風土が作り上げた美味しさと伝統を、酪農家、チーズ農家、熟成士が1000年以上にわたって守り続けています。直径50〜70cm、高さ8〜13cm、重さ30kg〜50kgの大きな円盤型で、ハードタイプです。1つのコンテを作るには500リットルのミルクが必要なため、13世紀頃から、農民たちはミルクを持ち寄って共同でチーズ作りを行ってきました。現在は3400の農家が200のチーズ製造所にミルクを提供しており、熟成専門家は約20軒です。比較的クセの少ない風味で、さわやかなナッツのような香りがあり、そのまま食べると良質のミルクの美味しさが楽しめます。最初は少し苦味を感じられるかもしれませんが、かみしめると深いコクが出てきますよ。フランスチーズの中で最も生産量が多く、フランス人の40%が毎日食べていると言われています」
MIMOLETTE EXTRA VIEILLE 18MOIS
cuisine francaise JJ
ミモレット・エクストラ・ヴィエイユ 18ヶ月以上熟成
100g 977円
フェルミエ
鮮やかなオレンジ色が特徴の「ミモレット Mimolette」は、フランス北部とベルギー南西部の国境あたり、フランドル地方で生産されるチーズです。
ミモレット・ジェンヌ 4ヶ月以上熟成
100g 557円
フェルミエ
ミモレット・エクストラ・ヴィエイユ 18ヶ月以上熟成
100g 977円
フェルミエ
熟成が3ヶ月=若い、6ヶ月=半分古い、12ヶ月=古い、18〜24ヶ月=特古と区別され、熟成が進むにつれて身がしまって硬くなります。
左 ミモレット・エクストラ・ヴィエイユ 18ヶ月以上熟成 100g 977円
中 ミモレット・ドゥミ・ヴィレイユ 12ヶ月以上熟成 100g 662円
右 ミモレット・ジェンヌ 4ヶ月以上熟成 100g 557円
フェルミエ
始めは味もあっさりめでマイルドですが、12ヶ月の熟成になると、ねっとりとしたコクやナッツのような風味が出て、旨みも濃くなります。そして24ヶ月熟成にもなると、風味はさらに奥深く、上質で濃いビターチョコレートを思わせる苦味も混じり、複雑で重層的な味になっていきます。旨みが濃いので、薄くスライスして食べます。
Saint-Maure
cuisine francaise JJ
サントモール・ド・トゥーレーヌ・ドゥミ・アフィネ ロドルフ・ル・ムニエ熟成
2940円
フェルミエ
「周りを白カビで覆われた、爽やかな食感を持つ山羊乳チーズ“サントモール Saintmaure”です。木炭の粉を吹き付けた黒っぽい外観の“サントモール・ド・トゥーレーヌ(AOC)”の方が有名になっていますが、こちらの方がフレッシュな味わいがあって食べやすいのです。細長い円筒状の形が特徴で、端からトントンと輪切りにするのが正しい切り方です」「それでは、これも端からトントンと切ってください!(^O^)/」
フランス産チーズ
1800円
注文したフロマージュがカットされました。
「ワンダフルハウス様、下のサントモール(山羊乳)から反時計回りに→右上のクロミエ(牛乳)→左上のフルムダンベール(牛乳)の順にお召し上がりください。サントモールは味が薄く、クロミエ→フルムダンベールの順に味が濃くなるのです」「チーズは味の薄いものから濃いものへと順番に食べるものなのですねφ(..)メモメモ」
「ん? これは何ですか?(^‐^)\」「チーズの付け合わせでございます。パンは宮本(Wenikoシェフの本名)が焼きました」
cuisine francaise JJ
フロマージュの付け合わせ用のパン
ルコント
フルーツケーキ
「このパンはお酒の匂いがしますね〜(^Q^)…一口パクリ(^○^)…こ…このパンは凄い! ルコントのフルーツケーキと同じ味です!(゚Q゚)」
このパンは、JJのシェフ・パティシエール宮本亜希子さんの師匠の島田進さんのそのまた師匠であるアンドレ・ルコントさんが作ったフルーツケーキのパン版です。
「おおーっ!(゚O゚)\ この枝についたままのレーズンは?」「ふさ干しレーズンでございます。その名の通り房のまま干したレーズンで、通常の物より風味と甘さが豊かです。サントモールにも合いますよ」 「ん? チーズの真ん中に小さな穴が?…」「ワンダフルハウス様、サントモールには中にワラが通っていて、輪切りにカットした際に引き抜いたのです」「チーズに藁!(゚O゚)\」
サントモールは、フランスのロワール地方サントモール高原で作られる山羊乳のシェーブルチーズです。輪切りにすると、山羊のミルク独特の真っ白い、キメこまやかで、キュッと引き締まった中身が現れます。
サントモールをそのまま食べてみましょう…ふんわりと口の中に広がる酸味のある風味(^Q^) ヨーグルトに似たさわやかさとコクのある味わいで、乳酸菌が多いため酸味の強いのが特徴です。決して強すぎず、後味に爽やかさが感じられます。それと同時に、ミルクのコクもしっかりと伝わってきて、とてもバランスのよい食べやすいチーズです。レーズンやパンとの相性も抜群でした。
クロミエというこのチーズ。1815年のウィーン会議で「チーズの王様」と呼ばれた「ブリ・ド・モー」、その下に当たる「ブリ・ド・ムラン」、その下にこのクロミエと末っ子に当たる存在です。
無殺菌乳で作られるクロミエはブリの仲間らしいコクと木の実のような風味が特徴。レーズンやパンとの相性も抜群でした。
ジョエル・ブリュアン氏の大好物で、「高貴なブルーチーズ」と呼ばれて、ロックフォールと人気を二分するブルーチーズ「フルムダンベール」の登場です。 カビが多いわりに刺激や辛さが少なく、 ねっとりとしたマイルドな味わいです。初心者から食べ慣れた人までオールマイティーに満足させてくれるチーズです。
「ん?これは?」「ワンダフルハウス様、アカシアのハチミツでございます。ブルーチーズにはアカシアの蜂蜜がよく合うのです」 ブルーチーズと優しい甘みのアカシアの蜂蜜との相性はバッチリ! チーズのしょっぱさを和らげてくれるので、とっても食べやすくなります。

フェルミエ 愛宕店
「ブルーチーズに合わせる場合、ジョエル・ブリュアン氏のお勧めはアカシアのハチミツでしたが、フェルミエの本間るみ子さんのお勧めはジュゼッペ・コニーリオ氏のシチリア産の栗のハチミツマルメロとリンゴと3種のスパイス(ジンジャー、クローブ、シナモン)のコンフィチュールだそうです」
「そして、クリスティーヌ・フェルベールさんのお勧めはルバーブのコンフィチュールということですね。Wenikoシェフのようなメゾン・フェルベールで修業したコンフィズーズやコンフィズールが、今後、日本各地で続々と店をオープンすることによって、1980年代には安井かずみさんなど、ごく一部の人しか知らなかったフロマージュにコンフィチュールを合わせるスタイルが、日本人にもようやく根付きそうな予感がしてきました
「ワンダフルハウス様、たった今、今シーズン初のフレッシュルバーブのパイが焼き上がりました」
フレッシュルバーブのパイ
472円
「正式にはタルト・アルザシエンヌ・ア・ラ・リュバルブと申します」
タルト・アルザシエンヌ・ア・ラ・リュバルブ
「ロッシェのような柔らかいムラングがたっぷり載って、卵と牛乳をたっぷり使ったフランっぽいアパレイユの中に茨城県産フレッシュルバーブとコンフィチュールが凄い密度でギッシリ詰まっている!…うおーっ!!…こ、これは強烈です!!(゚O゚:)\「このTarte Alsacienne a la RhubarbeはChristineと同じ作り方ですよ」

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