フランス菓子 Maison Wenikoの四季

トンカ豆のマカロン・オー・ショコラ
トンカ豆のクレーム・キャラメル

2011年9月第2週

わんだふるはうす、バカンスから帰って来たメゾン・ベニコへ行く

「敬老の日にスペシャルショートケーキを発売するのですね?(^-^)\」

母の日の苺のスペシャルショートケーキ
2011年5月

「そういえば…母の日のためのスペシャルショートケーキは苺で…」

父の日のメロンのスペシャルショートケーキ
2011年6月

「父の日のためのスペシャルショートケーキはメロンでしたね(^Q^)\」「今回は桃でございます」

「敬老の日の桃のスペシャルショートケーキも予約します!(^O^)/…おおっ!?この3種類のマカロン・ショコラは何だ!?(゚O゚)\「ワンダフルハウス様、ガナッシュにトンカ豆を使用しましたマカロン・オ・ショコラでございます」「トンカ豆?(゚-゚)\

Fèves de Tonka
トンカ豆

「こちらが、Wenikoシェフがコルマールの市場で買ってまいりましたベネズエラ産のトンカ豆でございます。トンカ豆とは、ここ数年フランスでとても注目されている素材で、直径2cmほどの黒く細長い豆は、バニラに桜の葉、桃の花、杏仁を加えたような複雑な香りがします。香水にも使われているスパイスでございます」「香水にも使われているとは凄い!(゚O゚)\」

「ミルクで煮出したり、ラム酒に漬けて、ガナッシュやクレーム・カラメル、クレーム・ブリュレ、マカロンなどのお菓子に使います」

プレーン トンカ豆 キャラメル

「左から、定番→トンカ豆→キャラメルの順にいただきます(^Q^)つ●●●

マカロン・オー・ショコラ(プレーン)

「ショコラ・ノワール(ブラック・チョコレート)のガナッシュをサンドした定番のマカロン・オ・ショコラです」

マカロン・オー・ショコラ(トンカ豆)

「こちらが今回のセットのメインである、ショコラ・ラクテ(ミルク・チョコレート)のガナッシュにトンカ豆の風味を効かせたタイプですか…おおっ!?カットした途端に、シックで誘惑的な大人の香りが…(~o~)」

「ワンダフルハウス様が感じられたシックで誘惑的な大人の香りというのは、トンカ豆に含まれる『クマリン』という芳香成分でございましょう」「クマリン?(゚-゚)\」

Fèves de Tonma
トンマなフェーヴ
トンマなクマリン
Fèves de Tonka
トンカ豆

「実は私は子供の頃から“とんまなクマリン”と呼ばれているのです(^-^)//(()トトトーン♪」「クマリンは、エルメスの香水にも配合されているほどでございます。クマリンの香りは、バニラや杏仁、キャラメルやプラリネのような甘くまろやかな香りに、ややタバコやクローブのようなスパイシーさ、熟成されたラムやブランデーの余韻深い芳香をも持っております」

マカロン・オー・ショコラ(キャラメル)

「ビターなショコラ・ノワールのガナッシュに、さらにビターなキャラメル・クリームを合わせたタイプ。これはビター・キャラメルのマカロン・ショコラ版と言えましょう」


Crème caramel à la fève de Tonka
クレーム・カラメル・フェーヴ・ドゥ・トンカ
トンカ豆風味のクレーム・キャラメル
350円

「ほぅ、メゾン・ベニコ初のクレーム・キャラメルはトンカ豆風味で登場しましたか…(^-^)\」

Chariot de dessert
シャリオ・ドゥ・デセール
cuisine française JJ
製作 Weniko
2008年9月

「私はトンカ豆のプリンを見て、3年前の同じ9月、キュイジーヌ・フランセーズ・JJのシャリオ・ドゥ・デセール(ワゴンデザート)でWenikoシェフが作ったクレーム・ランヴェルセを思い出しました」

Crème renversée au caramel
クレーム・ランヴェルセ・オ・カラメル
cuisine française JJ
製作 Weniko
2008年9月

「卵とミルクをバニラで楽しむデザートの王道、プリン。フランス語ではクレーム・カラメル。このようにひっくり返したタイプはクレーム・ランヴェルセといいます」

「非常に濃厚な深みのある香りですが、トンカ豆はどこに入っているのですか?~(^Q^)\」

「トンカ豆は表皮ごと粗刻みし、牛乳や生クリームに加えて煮出した後は、ストレーナー(茶こし)で取り除いておりますので、ヴァニラ・ビーンズのように黒い粒々は残らないのでございます」

「ビターなキャラメルソースがトンカ豆の風味をさらに引き立てていて、奥の深いお味です!(^Q^)」

続く

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