フランス菓子 Maison Wenikoの四季

生クリームとショコラのクグロフ ドゥミ・ドゥイユ風

2011年9月第5週

わんだふるはうす、メゾン・ベニコへ行く

「こんばんは!(^O^)/ 「私がワンダフルハウスです」
「秋分の日が過ぎ、ますます日が沈むのが早くなっていきます。実りの秋を迎えて、水戸のメゾン・ベニコの近況はどうなっているのでしょうか?」
「先ずは残念なニュースから。Wenikoシェフが仕入れていた茨城県小美玉(おみたま)市産のバナーネという緑イチジクが、先日の台風で全滅してしまいました(TOT) 発売を予定していた『いちじくのパイ』は来年の9月まで待たなければなりません。緑イチジクのコンフィチュールは、台風が来る直前に1回だけ製作された幻の2品を買うことができました。店頭からは既に姿を消しています」
「いいニュースもあります。エグランティーヌのコンフィチュールを使った、フェルベール・スタイルのトルシュ・オー・マロン(栗のタルト)が、ついに日本に上陸したのです!\(^○^)/
Poulet de Bresse aux truffe noire fraiches Demi-Deuil
ブレス鶏とフレッシュ黒トリュフ ドゥミ・ドゥイユ風
特注品
cuisine francaise JJ
2009年2月
Kouglof au chocolat et à la crème fleurette Demi-Deuil
生クリームとショコラのクグロフ ドゥミ・ドゥイユ風
Maison Weniko
特注品
「オート・パティスリー(高級仕立菓子)の分野では、かつてシェフ・パティシエールを務めたcuisine francaise JJの特別料理『ブレス鶏とトリュフのドゥミドゥイユ風』をクグロフで表現することに成功しました」
「ドゥミドゥイユ風とは『半喪服風』という意味で、白と黒の材料を組み合わせた料理のことを意味します
「ブレス鶏の身と皮の間にぺリゴール産フレッシュ黒トリュフを挟み込んで、豚の膀胱に入れて蒸し上げた、フェルナン・ポワン→ポール・ボキューズ→ジョエル・ブリュアン…師匠から弟子へと伝えられてきた特別料理です
「黒トリュフをブレス鶏の皮の下に入れて香りを移した鶏はジューシーで、旨みが詰まっていて、非常に美味。ショコラと生クリームでぺリゴール産フレッシュ黒トリュフとブレス鶏を表現したグラン・パティスリーと言えましょう。これは21世紀の王宮菓子です
続く

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