フランス菓子 Maison Wenikoの四季

おけさ柿のガレット・デ・ロワ クリスティーヌ・フェルベール風
おけさ柿のコンフィチュール クリスティーヌ・フェルベール
PART2

2011年11月第4週

これが本物のオート・パティスリー(Haute Pâtisserie)だ!

Galette des rois aux okesa-kaki “Christine Ferber”
ガレット・デ・ロワ・オゾケサ-カキ “クリスティーヌ・フェルベール”
おけさ柿のガレット・デ・ロワ クリスティーヌ・フェルベール風
ガレット・デ・ロワ、コンフィチュール製作者 Weniko
王冠製作者 WeRo
おけさ柿生産者 本間美智代
2011年11月22日 Maison Weniko
おけさ柿以外全て特注品 
「ガレット・デ・ロワをアルザスサイズの大型にして、フェルベールさん直伝の和風コンフィチュールとヴェロさん制作の王冠を配置…完璧な『クリスティーヌ・フェルベール風』ガレット・デ・ロワの完成です!\(^○^)/」
「この時は王冠に目がいって気がつかなかったのですが、後で作品の全体像をよく見ると、不思議なことに島田進イズムの方が色濃く漂っているのです。それはなぜなのか?」
WeRo
Couronne
de la Galette des Rois pour la Maison Weniko
クーロンヌ・ドゥ・ラ・ギャレット・ドゥ・ロア・プール・ラ・メゾン・ヴェニコ
メゾン・ベニコのためのガレット・デ・ロワの王冠
Huile sur papier 2011
油彩・紙 2011年
「おおーっ!!(゚O゚)\」
「こ…これは凄い!(゚O゚)\」
「WeRoさんがMaison Wenikoのために制作したガレット・デ・ロワの紙の王冠…(゚O゚)\」
「印刷されたものではない…これはフランス人画家が描いた一点物の油彩画…オリジナルです!(゚O゚)\」
「王冠のモチーフはアルザスを象徴するハートとクグロフ型です!(゚O゚)\」
WeRo
Couronne
de la Galette des Rois pour la Fromagerie Fermier
クーロンヌ・ドゥ・ラ・ギャレット・ドゥ・ロア・プール・ラ・フロマジュリー・フェルミエ
フロマジュリー・フェルミエのためのガレット・デ・ロワの王冠
Huile sur papier 2011
油彩・紙 2011年
「フロマジュリー・フェルミエの本間るみ子さんのために作られた王冠のモチーフ…それは牛柄です!(゚O゚)\」

「さすがにWeRoさんです。本間るみ子さんの前世が牛だったことを一度も会わずに見抜いてしまったようです(^-^)\」
「この王冠の中にフロマージュ(チーズ)というものの“精神性”が見えた!(゚O゚)\」
「フランス人アーティストにしか作れない作品です!」
「日本初のフロマジュリー(チーズ専門店)『フロマジュリー・フェルミエ』に相応しい…素晴らしい王冠が完成しました!\(^○^)/」
「それにしても、色々な顔の牛がいますね。モヒカン刈りっぽい頭の牛、目の下にクマがあるパンダ目の牛もいますよ(^-^)\」
「私が一番気に入ったのは、口の周りが黒い牛です。この牛の名前は“泥棒”にしよう!(^O^)\」「下の三頭の牛たちは『Sally la petite sorcière(魔法使いサリー)』に出てきた三つ子にそっくりでございますね」
「小さいのが女王様用、大きいのが王様用で、2台で対になる作品なのでございますね」「この2台の王冠が日本国内で一緒にいられるのは、今、この瞬間のわずか数時間だけ。翌日には水戸と東京と離れ離れになって、それぞれの運命を歩んでいくのでしょう」
「王冠が私の手許にあるのも、今、この一瞬だけ。しかし、この2台の王冠こそ自分の2011年という一年間の全てでした。それは、おけさ柿の生産者も同じはず。生産者にとって、この柿こそ一年間の全てなのです」
「昨年のクリスマス・イブ以降、麹町パティシエ・シマの島田進シェフの下を離れること11ヶ月…ここ水戸のメゾン・ベニコでも“新しいガレット・デ・ロワ”を完成させることができました」
続く

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