フランス菓子 Maison Wenikoの四季

2012年水戸聖霊降臨祭菓子祭
PART 2

Festival des gâteaux de Mito pour la fête de la Pentecôte Jeudi 31 mai 2012 au “T's Garden”

わんだふるはうす、聖霊降臨祭から4日後のT's Gardenへ行く

2012年5月31日、第2回水戸聖霊降臨祭菓子祭がMaison Wenikoの2012パントコート・オート・パティスリー・コレクションという形式で、T's Gardenさんのオープンガーデンにて開催されました。
道路沿いの黄色いバラ1
「今日はお招きいただきましてありがとうございます!(^O^)/」
シンボルツリー2 シンボルツリー1
「あの2本の木がT's Gardenのシンボルツリーですか?(^-^)\」
T's Gardenにはシンボルツリーといえる木が5~6本あるそうですが、この2本の木はシンボルツリーではないそうです。しかし、本日付けで、この2本の木はシンボルツリーに格上げされました。
Haute Pâtisserie - Galette des Rois
Susumu Shimada
Pâtissier Shima Kojimachi Tokyo
「ガレット・デ・ロワのクープの上に飾りたくなるほど美しい葉っぱです!(~O~)\ 今年の秋、パティシエ・シマの島田進さんが、T's Gardenさんの栗の渋皮煮を使ってガレット・デ・ロワ・オー・マロンを作ることになっています」
Haute Pâtisserie - Galette des Rois au Chocolat
Susumu Shimada-Le Président du Club Japonais de la Galette des Rois
「私は黒い葉っぱを初めて見ました。これはショコラを使った黒いガレット・デ・ロワの上に飾りたいですね」
シンボルツリー1の右隣のバラ2
「花びらが幾重にも重なっていて美しい!(~O~)\ 金子功氏がデザインしたレースのようです」
シンボルツリー1の左隣のバラ3
「この白いバラはローズ・ド・ノエル(クリスマスローズ)に似ていますね(^-^)\」
バラ3
「クリスマスの時期にしか咲かないキンポウゲ科のローズ・ド・ノエル=クリスマス・ローズ(Helleborus niger ヘレボルス・ニゲル)という白いバラのような花は花びらが真っ白で、真ん中がほんのりローズ色だそうです」
バラ3
「真ん中がローズ色ではないけど、美しい!(~O~)\」
シンボルツリー2の右隣のバラ4
「まるで雑草のような生え方ですね。これ以上高く生育しないそうです。この辺りには低いバラしか植えていないとか」
バラ4
「外観の美しさよりも精神の内面的な情動を表現したような…ドイツ表現主義的なデモーニッシュなバラです!(゚O゚)\」
「バラのアーチをかいくぐって、コレクション会場のある中庭へと向かいます…」
アーチのバラ5
「おおっ!? このバラは!?(゚O゚)\」
バラ5
「外側の花びらが真っ白で、真ん中の花びらがほんのりローズ色…」
バラ5
「ローズ・ド・ノエルに似ているバラを見つけました!\(^○^)/」
アーチの後ろのバラ6
「アーチの向こう側のバラもローズ・ド・ノエルに似ている!(^O^)\」
「ほぅ、ここが中庭ですか(^-^)\」
「左手に庭を見渡せるテラス席がありました!(^O^)\」
テラス席の手前のバラ7
「純白の2輪のバラです!(^O^)\」
草の中のバラ8
「あんな所にもバラが!?(゚O゚)\」
バラ8
「草に寄りかかりながらも、1輪だけ咲き誇っています!(^O^)\」
給水塔手前のバラ8
「この形は凄い!(゚O゚)\」
給水塔手前のクレマチス ロウグチ
「この茄子みたいな花は何でしょう?(゚-゚)\」
クレマチス ロウグチ
「ローズ・ド・ノエルと同じキンポウゲ科のクレマチス ロウグチ(篭口)。濃い青紫色の釣鐘型の花を咲かせるクレマチスです」
紫色の花1
「普段の生活では見ることができない…自然界には実に様々な色、形、大きさの花々が存在しているようです(゚-゚)\」
紫色の花1の左のバラ9
「やはり、バラの美しさは格別です!(^O^)\」
「モクセイ科オリーブ属のオリーブ。オリーブの蕾は珍しい!(^O^)\」
Sonia Rykiel
ソニア・リキエル
「ソニア・リキエルといえばフランスのファッションデザイナーです。これはソニア・リキエルに捧げられたバラなんですね?(^-^)\」
Sonia Rykiel
ソニア・リキエル
フランスの老舗バラナーセリー ギヨー社のジェネロサシリーズの代表作「ソニア・リキエル」。1995年にパリの有名ファッションデザイナーに捧げられたバラ。花はほのかな琥珀色を含んだピンクのクォーターロゼット咲き。花径10~12cmの大輪種。蜂蜜、フランボワーズなどの甘く濃厚なフルーツの香りを漂わす。
Paul Bocuse
ポール・ボキューズ
「ポール・ボキューズという名のバラもあるとは感激です!(^O^)\」
Paul Bocuse
ポール・ボキューズ
「蕾がまだ固い! 満開のポール・ボキューズを見れなかったのが残念でした!(ToT)/~~~」

綿密で繊細な作業の積み重ねの結果、1997年に生まれたギヨー社の自信作「ポール・ボキューズ」。ダブルの大きい花はピンク色にオレンジが残るニュアンスが美しく、花びらの先端が反り返りながら少し尖る上品な花姿は他には無い。耐寒性にも優れ、生命力豊かな株で蔓がよく伸びる。フルーティーな香りも魅力。

「あそこのベンチに座って一休みしましょう」
ベンチの横のバラ10
「陰影に富んだ淡いパープル…実に綺麗な色です!(~o~)\」
ベンチ正面のバラ11
「黄色いバラがありました!(^O^)\」
バラ11
「Wenikoシェフの今年の新作コロンビエの1台はネーブルオレンジ風味だそうです」
ベンチ向こう側のバラ12
「おおっ!? あの連なって咲いている赤紫色のバラは!?(゚O゚)\」
バラ12
「これは凄い! バラの枝が蔓のように伸びています!(゚O゚)\」
バラ12
「つるバラは長く伸びた枝を横に寝かせる誘引をすると花が多く咲くそうです。枝を横にすると、どの節からも上方に向かって花芽が伸びますから、花が数多く咲くことになるのですね」
バラ12
「Wenikoシェフの今年の新作コロンビエのもう1台は、クルートというパン屋さんで限定販売される苺のコンフィチュールを使ったものとか」
六角形のテーブル横のバラ14
「メゾン・ベニコのコンフィチュール瓶と同じ六角形のテーブルに辿り着きました。ここが2012パントコート・オート・パティスリー・コレクションのステージです」
バラ14
「バラが最も美しく見えるのは、日の出と日没の時間だそうです」
バラ14
「バラが最も美しく見える夕刻まで待ってから、ショーを始ましょう」
フランボワーズと梅とブルーベリー
「ワンダフルハウスはショーが始まるまでステージ近辺を散策することにしました。おっ!ステージ正面に水戸のシンボルツリー 梅の木がありますよ!(^O^)\」
水戸の梅とフランボワーズ
「バラ科サクラ属の梅の実がなっています! お隣にはバラ科キイチゴ属のラズベリーが青い実をつけています!」
「これがあの有名な水戸の梅か…私はメゾン・ベニコがオープンした2010年12月に生まれて初めて水戸に来たわけですが、偕楽園ではなく、T's Gardenさんのお庭で、初めて水戸の梅を見ることができました」
「これはまた、何という感動的な光景なのでしょう…水戸の梅とフランス菓子のシンボルフルーツであるフランボワーズを一緒に見ることができるとは…」
フランボワーズ
「私はフランボワーズを使ったコンフィチュールやフランス菓子は散々食べてきましたが、実がなっているのを見たのは初めてです(^O^)\」
「6月中旬には実が赤くなるそうです。そうだ!このフランボワーズを使って、来月Wenikoシェフにクリスティーヌ・フェルベールさんの『フロマージュブランとフランボワーズのタルト』を作ってもらおう!」
ブルーベリー
「お隣にはツツジ科スノキ属のブルーベリーも実をつけています。非常にイマジネーションを掻き立てられますね…フェルベールさんの『マンステールブランとブルーベリーのタルト』が思い浮かんできました」
金柑とローズマリー
「あの黄色い柑橘は何でしょう?」
金柑
「ミカン科キンカン属の金柑です! メゾン・ベニコのコンフィチュールやパイでお馴染みですね(^O^)\」
ローズマリー
「肉料理のスパイスとして使われるシソ科ロスマリン属のローズマリーがありました!」
ローズマリー
「ローズマリーの花が咲いています! 花も食べられるそうです(^Q^)\」
ラディッシュ
「引っこ抜いたばかりのアブラナ科ダイコン属のラディッシュが転がっています(^-^)\」
クレマチス ベル・オブ・ウォーキング
「バラに負けないくらい、見るからに豪華な大輪八重咲きのピンクの花がありました」
クレマチス ベル・オブ・ウォーキング
「ローズ・ド・ノエルと同じキンポウゲ科のクレマチス ベル・オブ・ウォーキング。ピンク色から淡いラベンダー色に徐々に変化し、パステル調の美しい花色へ変化するそうです。花弁が多いから、一つの花が開花し満開になるまで半月かかるとか」
「T's Garden中庭に特設会場を設営し、菓子展覧会という形式で、Maison Weniko 2012年パントコート・オート・パティスリー・コレクションの開幕です」
続く

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