表紙はピンクハウスを着たくればやし美子さん。トップページに金子さんが展示会の台の上に腰掛けている大きい写真。着ている物は、綿のシングル3つボタンジャケット(赤)、赤・白のギンガムチェックのシャツ、黄色いマフラー、ジーンズ。4ページに渡って「ミスマッチは女にこそ許された特権」「女のおしゃれの究極は」「プリントの服こそ、女の優しさを表現」の3つのテーマについて語っている。金子さんの描いたデザイン画(カラー)も3枚載っている。最後にピンクハウスファンの女の子のために「ミスマッチ10の法則」を伝授(10ページ)。ものすごい文章の量のため、ここではタイトルのみ載せておく。
最新コーディネート術 「ミスマッチ10の法則」 | |
コーディネート・金子功 撮影・斉藤雅義 ヘア&メーク・渡辺ノブハル(CLIP) モデル・くればやし美子 林マヤ | |
1 | 民族風の服やアクセサリーは、おもちゃ箱を楽しむ気分で大胆に。 |
2 | セーラー服、海軍のコート、男の匂いでプリントの女の服を引き立たせる。 |
3 | 男っぽいジャンパーをスポーティーに着たってつまらない、と割りきること。 |
4 | チェックと縞とプリント模様……。色と柄のミスマッチにも新しい感覚を。 |
5 | ネマキは寝るときに着るもの、などと思い決めるルール病からまず脱して。 |
6 | ブラウスはジャケットでもあり得る、絹の服が普段着(カジュアル)でもあり得るという事。 |
7 | ヤクザ風のネットシャツでさえ、女が着れば優しくなる、と信じて疑わない。 |
8 | 男仕立ての女ものより、ほんとうの男ものを選ぶ。サイズは気にしない。 |
9 | 靴、ソックス、スカーフ、小ものはすべて服とは関係なく選んで買う。 |
10 | 現代にはとても通用しないアンチックでも、十分にいま的な着方ができる。 |