わんだふるはうす、パティシエ・シマに行く

ガレット・デ・ロワ2011 ブール・ド・イズニー

2010年7月 エトワール会のボス、オーボンヴュータンの河田勝彦シェフに凱旋門柄(ペッシュ・ド・ヴィーニュと洋酒漬レーズン入)ガレット・デ・ロワを献上。
2010年9月 フェルミエの本間るみ子さんにイタリアのブルーチーズ「ロッシーニ」を使用したフロマージュのガレット・デ・ロワ(栗のハチミツとイチジクのコンフィチュール入)を献上。
2010年9月 引退前日のルコント靖子さんにアンドレ・ルコント氏の肖像画をクープに彫ったガレット・デ・ロワ(イチジクの赤ワイン煮入)を献上。
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ 島田進会長の新しいガレット・デ・ロワは、喝采と罵倒で日本のフランス料理界のトップを密かに二分しました。そして2011年1月、パティシエ・シマで実際に販売されるガレット・デ・ロワも新しいガレット・デ・ロワに…このお菓子を作るのに大量に使われるバターを、国産からなんとノルマンディー産のイズニーAOCバターに切り替えると言うのです。
フランス産発酵バターの豊かな風味、切れのある後味、口どけの良さをガレット・デ・ロワに…というわけです。Appellation d'Origine Controleeとは、フランス国内の伝統的な食品に対してINAO(フランスの原産地呼称国立研究所)が製造地域、製造方法を厳格に審査し、品質と伝統を守るために作られた制度。A.O.C.バターには「イズニー」の他にも、「エシレ」「レスキュール」「グランフェルマージュ」が挙げられ、また、ワインやチーズなどにもA.O.C.があります。

2010年12月

トントン トントン トントン♪
「こんにちは、私がワンダフルハウスです。2010年12月6日、ついにパティシエ・シマのオフィシャル・ウェブ・サイトがオープンしました(^O^)//(()トコトコトーン♪」
「それを記念して、これよりパティシエ・シマの新作発表会を行います。まず、クリスマスケーキ『グラン・クラシック・カフェ』の登場です(^-^)//(()トトトーン♪」「ウオッホン!何だこれ?クリスマスケーキなのにサンタがいないじゃないか?」
「こっちじゃ、こっち。ワシはこっちじゃよ(^0_0^)/」
「おーい、聞こえないのか?(^0_0^)/」「続いて、2011年1月に発売予定の“新しいガレット・デ・ロワ”の登場です(^-^)//(()トトトトトト…」
「ん?(゚-゚)//(()トトト…
「王冠の中に誰か隠れていますよ?(゚O゚)\(()
「おおっ!?あの菓子職人は!?(゚O゚)\(()
「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワの島田進会長です!(゚O゚:)\(()
「バターを生地で包んで折り込んでいるわよ」「これは凄い!これこそ職人技だ!」
「ウオッホン!たった今、島田シェフが生地で包んだバターが何か私にはわかりましたぞ
「ウオッホン!フランス北西部のノルマンディー地方(A.O.C.特定地域)で飼育された乳牛から搾った牛乳のみを使用して作ったイズニー社の発酵バターです。豊かな風味、まろやかな口どけ、切れの良い後味、どれをとっても美食の国フランス一の味わいです
フロマージュ・ブラン・カシス
525円
「お次はウオッホン! テレビの撮影のために作られましたフロマージュ・ブラン・カシスです
「ん?何だこれは?(*゚-゚*)\
「上の方が削り取られているぞ!(*゚O゚*)\
「ウオッホン!ショーケースに並んでいた時には綺麗だったのに…誰かが削り取って試食したのです」
「ウオッホン!犯人はこの中にいますよ」
「おっ?」
「ワンダフルハウス君、君の口に付いてる白いものは何かね?」「こ…これはシュクレ(砂糖)です(()\\(゚●゚:)
「あいつ、怪しいなぁ」「太鼓バチにも白いものが付いてるぜ」 「あれクレーム・ダンジュじゃないかしら?」「太鼓バチですくい取って味見したのか。食い意地の張った野郎だ」
「ワンダフルハウスさんの口と太鼓バチに付いてる白いクリームの成分を分析しなさい」
「ウオッホン!検査結果が出ました。ワンダフルハウス君の口の周りと太鼓バチから採取した白いクリームから、イズニー社のフロマージュ・フレ(フロマージュ・ブラン)が検出されました」
AOCバターに続いて、イズニー社のフロマージュ・ブランの登場です。フランス語で「フロマージュ」はチーズ。「ブラン」は白。その名の通り白いチーズです。牛乳を乳酸菌や酵素で固めて水分を切っただけの熟成させないフレッシュタイプ。新鮮なミルクならではのこってりとしたコクの中に爽やかな酸味を感じます。
「ウオッホン!イズニー社のフロマージュ・ブランの他に、クレーム・ドゥーブルとクレーム・シャンティとムラング・イタリエンヌの成分も検出されました。つまり、これはアンジュ地方の伝統的な家庭菓子『クレーム・ダンジュ』。ワンダフルハウス君が犯人です」
「すみません…つい魔が差して…太鼓バチですくい取って食べてしまったのです(()\(^●^ゞ
「やっぱり犯人はあいつだったか」「意地汚い野郎だ」 「これだから日本人はダメなのよ」「あのクマをラトリエ・ド・シマから永久追放しろ!」
「おおっ!? この赤紫色のソースは!?(゚O゚)\(()
「カシスソースです!(゚O゚)\(()

フロマージュ・ブラン・カシスは、日本テレビで2010年11月27日に放送された「冬にスッキリ 名医もオススメ 美食でリセット! からだ再生グルメツアー」のために作られたお菓子です。
「クレーム・アンジュの中にカシス・ジュレが入っています!(^O^)\(()」
純白のお菓子「クレームアンジュ」。見るからにふわふわとしていて、なんとも気持ち良さそうです。これはフロマージュ・ブランをベースにしたチーズのムース。
フロマージュ・ブラン クレーム・アンジュ
フロマージュ・ブランとは牛乳を凝乳酵素で固めただけの出来立てのフレッシュなチーズです。これに泡立てた生クリームとイタリアンメレンゲを混ぜ、口に入れれば瞬時に溶けるほどの、ごくキメの細かなムースに。
島田進シェフがこのお菓子を知ったのは、フランスでの修業時代。賄いのおばさんが、日本人はチーズ嫌いが多いだろうから、これならまず大丈夫と何度も作ってくれたのだそうです。そのおばさんはロワール川流域のアンジュ出身。このお菓子はアンジュ地方の伝統的な家庭菓子だったのです。
番組では疲れ目に効果のあるカシスを使ったこのケーキを出演者達が試食しながら疲れ目の構造を解説。目は筋肉でレンズを調整しピントを合わせていますが、近くを見続けていると筋肉がこってしまいピントが合わなくなるのが疲れ目の状態。 そんな疲れ目に効果があるのがカシス。カシスと水を飲んだグループによる実験でも、カシスを飲んだグループは目が疲れる作業を行なった後もピント調整能力が衰えない事が確認されました。
「おおっ!? ここにもカシスを使ったケーキが!(^O^)//(()トトトトトト…」
続く

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