キューピー

現存する最古のカタログに、キューピーがいた!

ここに一冊のカタログがある。ピンクハウス1984年秋のカタログである。これは、私が持っている一番古いピンクハウスのカタログであるが、すでにキューピーのワンポイントが存在している。

PH’84秋QP


プリントは’88年春、カールヘルムよりデビュー

カールヘルム版「はだかキューピー」が登場。半袖シャツとスカーフがあった。この柄はポパイ1988年5月4日号(No.268)の広告「むずかしいプリントの着こなしをさりげなくが、お洒落優等生。」と「金子功のファッション絵本 5月・男物を着る」などで見ることができる。KH1988春夏カタログには未掲載。

KH’88春QP左の色違い


’90年夏、ピンクハウスより、はだかキューピーデビュー

PH裸QP

ピンクハウス版「はだかキューピー」が登場。このプリントは、ニセモノも出回るほど、売れに売れた。アンアン1990・5・18(No.724)の広告「ワンピース、金子功。」(写真下右)には、半袖ブラウス、スカート、バッグ、巾着、人形(以上ピンクハウス)とTシャツ(カールヘルム)が掲載された。「ピンクハウス1990年春夏カタログ」には未掲載。


ピンクハウスのはだかキューピーは定番化

PH裸QPの広告

1997年夏、復刻版が登場。アンアン1997年5月2日/9日号(No.1067)「光にかすかな夏の匂い。」(写真左)には、ワンピース、メトロ帽、バッグ、ソックス、ブローチが掲載された。その後、2000年夏にも復刻され、完全に定番化された感じである。

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