桜田淳子

1958年(昭和33年)4月14日、秋田市生まれ。スカウト番組「スター誕生」をきっかけに’73年「天使も夢みる」で歌手デビュー。山口百恵、森昌子とともに”中3トリオ”と言われてアイドルに。’80年ミュージカル「アニーよ銃をとれ」で芸術祭優秀賞受賞。その後「独眼竜政宗」の愛姫役を好演するなど、TVや映画で女優として活躍した。’92年、結婚のため、芸能界を引退。2001年現在、西宮市在住、3児の母。

桜田淳子さん×PINK HOUSE

かわいすぎて似合わないかなァ。でも、メルヘンチックで好きなの。

「2年まえかな、くればやし美子さんがピンクハウスの服を着ているのを、アンアンで見たの。童話から抜けだした女の子みたいで、かわいくて、それ以来、自分でも着てみたいなァと思って…」
もともとはパンツ党だし、黒やベージュといった地味な色が好きという桜田さん。ショートカットだから、ピンクハウスのように女っぽい、かわいらしい服は似合わないと、自分でキメつけていた。
ところが、ここ2〜3年、若いうちに明るい色を着ておかなくちゃ、と目覚めて大ハッスル。あこがれのピンクハウスでも、テレンとしたアンチック風スカートや、ピンクの水玉のスーツを買う。
「いまは”赤”に凝っています。私のラッキーカラーだしね。この春は、明るい原色をシックに、大人っぽく着こなしたいわ」
ときどき買いにいくという、渋谷パルコ「ピンクハウス」の高橋さんからこんなアドバイスもある。
「わりと”かわいい”イメージより、大人っぽいほうがお好きみたいですけれど、もっといろいろ冒険してほしいですね。同じピンクハウスでも、カジュアルなデザインを着てみたらどうかしら」

桜田淳子さん、ピンクハウスを着る

プリント(パックマン柄)のスーツ¥45,000、コットンニットのカーディガン¥18,500、靴27,000(ピンクハウス1983年春夏物)

生地見本

パックマン柄


大橋歩さんのポスターも見えます

ピンクハウス渋谷パルコ店(1983年)

アンアン1983年3月11日号(No.371)「タレントたちが、このブチックをひいきにする理由。」より

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