この当時の装苑は、デザイナーやタレント、文化人などが1か月交代で編集長を務めた。ちなみに5月号は奥田瑛二、7月号は小林麻美。金子さんは、鷲尾いさ子ら3人の女性モデルを伴い表紙に登場。表紙では、キャップ、綿のギンガムジャケット、ギンガムのシャツ、タイ(色はすべて赤)ブルージーンズに白いスニーカーを着用。
内容 | 撮影 | ヘア&メーク | モデル | ページ数 |
表紙 | 久米正美 | 杉山佳男 (CLIP) |
金子功 鷲尾いさ子 べサイア 西橋優恵 |
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目次 | 1 | |||
編集長前白(金子功) | 藤本毅 | 金子功 | 2 | |
一つのパターンで六つのイメージ(ワンピースとジャンパースカート) | 久米正美 | ヘア 伊藤五郎 メーク 金湖裕里 (GORO) |
べサイア | 6 |
「僕が初めて公開する実物大パターンつきのドレス。 色、柄、素材に凝るとイメージがどんどんふくらんでいく。」 |
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「まず何よりも布、素材が大事。 布地選びが服のイメージを決める大きな役割を持っていると思う。」 |
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「デザイナーはいわば手作りのプロ。 そのプロが集まってこだわって”PINK HOUSE”の服を作っている。 ステッチ一本、幅の一ミリ、ニミリにも……。」 |
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・リボンの華、レースとプリントの二重奏(ワンピース) | ||||
・永遠に好きな水玉柄、モノクロームトーンの独唱(ジャンパースカート) | ||||
・高原を渡る緑の風、さわやかなインド綿(ワンピース) | ||||
・ちゃめっ気たっぷり元気なデニム(ジャンパースカート) | ||||
・夢の続き、静けさをまとう白いキャラコ(ワンピース) | ||||
・清潔に、愛らしく、オーガンディの花(ワンピース) | ||||
Tシャツのイメージチェンジ | 沢渡朔 | 西橋優恵 | 6 | |
「ほんとうは白のTシャツそのままがいちばんいいんだよね。 でも、ちょっといたずらしてみたい時ってあるじゃない。 ”へインズ”の、それもLサイズがいいね。」 |
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・フリルをいっぱいつけて、パフスリーブのロマンティックブラウスに | ||||
・ギンガムチェックのハンカチーフで、セーラーカラー仕立てのマリン風 | ||||
・チェックのリボンを前立て風に飾って女の子らしく | ||||
・衿ぐりをカットし、水玉のリボンをつけて少しドレスアップ | ||||
・ちりめんの袖をつけて、スポーティなTシャツも日本調 | ||||
・遊び心を発揮して、小花プリントの布をパッチワーク | ||||
リトルソーイング、袋物たち | 久米正美 | べサイア | 4 | |
「少ない布、限られた布であれこれ考えて作るのは楽しい。 僕、こういう小さなソーイングは割と好き。 男の小物を作る感覚で、ステッチをばっさりきかせて。 甘くしないほうがいいね。」 |
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フリルのシンフォニー | 沢渡朔 | リサ | 2 | |
「これがフリル実業家のフリル。 実業家になるためには巻き狂うほどいっぱい、 変種のカーネーションのごとく豪華に寄せる。 中途半端は嫌い。手作りでもこのくらい徹底したい。」 |
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古着をリフォーム | スージー | 6 | ||
「ごつい男の古着をリフォームする――― 女の子だけに許される、うらやましい着方だ。」 |
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・ジージャンやジーンズに小ぎれやハンカチーフをパッチワーク | ||||
・アーミーパンツの裾を切ったブルーマーズ部隊 | ||||
・着古した男物のジャケットもリボンで握手 | ||||
・男物のワイシャツに水玉の蝶を飛ばせて | ||||
うちにいるのが好きなリサ (クッション、テーブルクロス、エプロン……部屋の中の小物たち) |
沢渡朔 藤本毅 |
リサ | 4 | |
「木綿屋さんで生地買って…… これはもう手作りの極致、原点って感じ。 あれ、花を買うような気分だね。」 |
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編集後記(金子功) | 藤本毅 | 1 | ||
合計 | 33 |