私ワンダフルハウスが、ワンダフルハウス図書館のMac館を作るべく、作業を始めたのは1990年秋。「蔵衛門」のMac版「蔵衛門Mac2」が発売された1991年春には、もう完成したも同然とぬか喜びしましたが、難題に難題を重ね、試行錯誤を重ねて作業を進めてまいりました結果、Mac純血主義のこだわりを捨て、MacでWindowsが動かせるエミュレーション・ソフト「Virtual PC for Mac」とWindows OS(95、98、ME、2000、XPどれでも可)をインストールすることで、Windows館のシステムをそのまま運用でき、簡単に完成させることができました。
堀内誠一さんの天才的レイアウト&ロゴデザインを参考にしながら、Quark XPressやInDesignで再現することもできます。photoshopやIllustratorとの連係も容易。ワンダフルハウス図書館を内蔵することによって、PowerBook G4は、世界最高のDTPマシンへと変貌しました。
こちらは失敗作の一つ。Classic環境下での蔵衛門Mac2。768MBのメモリを積んだPowerBookでもメモリ不足で拡大画面が表示されない時があります。
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2004年8月13日、アップルストア銀座店のInStore DJとしてMONDO GROSSOの大沢伸一さんが登場。ワンダフルハウスも駆けつけました。写真は、Mac OS X&Final Cut Proによるノンリニア編集とWindows XP Professional&蔵衛門によるデジブック編集を同一画面上で同時進行させているところです。このライブで大沢さんはPowerBook G4 12インチを使用。Voice BoxというMac OS XのText to Speechを利用したロボットボイスが簡単に作れるソフトを使っていました。「Welcome to the Apple Store」とウィンドウにテキストを入力→ボイスを選ぶ→ aiffファイルで出力→スピーカーから「Welcome to the Apple Store」とコンピュータ ボイスが…という仕組です。